「ネイル検定を受けてみようと思っているけど、道具代ってどのくらいかかるの?
どんな用品が必要なの?安くても揃えられるおすすめは?」
ネイル検定をはじめて受けるならある程度、道具代がかかってしまいます。
その中でも、必要なものだけを買えば安く揃えることも可能ですし、一式セットで買えば簡単に早く練習をスタートできますよ!
検定を取得しているプロだから教えられる、おすすめの検定の道具を紹介します。
※ネイル検定3級受験に必要な道具の紹介です。
目次
ネイル検定道具の費用は?
ネイル検定3級一式を揃えるなら:1万円~3万円
プロ用でも安いものから高いものまであります。受験のために揃える道具なので高いものを買う必要はありません。
ですが、100均やドラッグストアのコスメ用品で代用はせずに必ずプロ用品を使用しょう。また、ネット通販で購入する場合も、プロ用品として作られている道具か判断して購入しましょう。
検定道具はセットで買う?単品で揃える?
検定に必要な道具が一式入ったセットで買えば、悩まずに揃えられておすすめです。
道具を1つずつ買い揃えるなら、好きなメーカーや好きな形・色・使い心地などを選べて、より安く揃えることもできます。
メーカーによってたくさん種類があるので選ぶのは大変ですが、こだわりがあるなら選んで買うのも有りです。
迷うところですが、最初のうちは検定セットを買って、使いにくい道具があったり足りなくなったら、その都度選んで購入するのがおすすめ。
ネイル検定に必要な道具一覧
はじめに、ネイル検定に必要な道具を一通り見ていきましょう。
ネイル検定3級テーブルセッティング
- a.ポリッシュ(ベース、トップ、カラー)
- b.プライマー
- c.ポリッシュリムーバー
- d.ソープ
- e.うすめ液
- f.キューティクルクリーム
- g.エタノール消毒液
- h.ウェットステリライザー(ニッパー、プッシャー、ピンセット、ウッドスティック)
- i.絵の具
- j.アート筆
- k.パレット(アルミホイルでも可)
- L.キッチンペーパー(小さくカットしたもの)
- m.エメリーボード
- n.コットン
- o.筆置き
- p.タイマー
- 1.ガーゼ
- 2.タオル
- 3.ネイルブラシ
- 4.フィンガーボウル
- 5.アート用水入れ
- 6.ケア用水入れ
- 7.水筒
- 8.アームレスト
- 9.キッチンペーパー
- 10.大き目タオル
- その他.ネイルバッグ
太字はプロ用のもの選び、それ以外は、100均や手持ちのもで揃えてもOKです。
【おすすめ】プロ用ネイル検定セット
検定セットを販売しているショップは意外と少ないため、その中でもおすすめの検定セットを2つ紹介します。
ネイル検定3級厳選34点セット
必要な道具だけでなく、道具をのせるトレーやバッグまでセットになった3級対応の検定セット。
ポリッシュ、検定用ラベルシール、消毒液、ニッパー、プッシャーなど基本的な道具はほぼ揃います。
1つずつ揃えるのは大変ですので手早く揃えたい方や、道具選びで迷ってしまう方におすすめ!
ネイル検定フルセット
こちらも検定用品が一式揃う検定セット。
マニキュアは検定用ポリッシュとして定番のOPI、シャレドワ、ジェシカの3種類があり好みのメーカーを選べます!
ネイル検定 基本カラーセットOPI
OPIメインの検定向きプロ用セットです。必要な道具の一部がセットになっています。
ネイルバッグやニッパー、プッシャーは単品で選んで購入したいと言う方におすすめ。トレーやコットンなどは100均でも買い揃えられます。
ポリッシュはOPI、シャレドワ、ジェシカの3メーカーのいずれかを選択できます。
【おすすめ】プロ用検定道具必要なものだけを買うならこれ!
検定セットを販売しているお店は少ないので、時間があるなら単品で買い揃えるのもオススメです。
検定向きのプロ用品で、しっかり使えて安く買える商品をまとめました。
キューティクルニッパー
ニッパーはキューティクルケアに使います。最初のうちはプロ用の安価なものでOKです。
内海キューティクルニッパー
内海キューティクルニッパー 初級クラスC103
内海はプロ用のネイルニッパーを製造している会社で、ネイリストでも愛用者が多いメーカーです。ネイルスクールでは検定用教材として推奨されることがよくあります。
高いものは数万円しますが、検定用に使うなら初級クラスのニッパーで十分です。刃先も鋭すぎず、不慣れな方でも使いやすいニッパーです。
品番によって刃の鋭さや、柄の長さ、カーブ具合などが違います。検定用なら初級クラスのC103か、C203がおすすめ。C203の方が全長が少し長く、シャープな形。
C203はこちら→内海キューティクルニッパー 初級クラスC203
プッシャー
キューティクルケアに使うメタルプッシャー。メーカーによって先端の形や厚み、柄の長さに違いがあります。
内海 プッシャーP011
ネイルケアに使う甘皮を押し上げるためのプッシャーです。先端は爪に合わせやすい、ゆるめのカーブです。
ピンセット(ツイーザー)
ピンセットは、プロ用の安いものでも100均でも大丈夫です!
値段に関係なく、掴みやすい・掴みにくいがあるので使いやすいと思えるピンセットを見つけるのがおすすめ。
ツイーザー1本で作業ペースにかなり影響します。
ネイル用 ツイーザー
ネイルに使用するツイーザーは主に、ストレートタイプとカーブタイプの2種あります。
ネイリストによっても好みは分かれますが、初めはカーブタイプの方がおすすめ。
メーカーによっても挟みやすさや持った時のフィット感が異なるので、慣れてきたらお気に入りの一本を探してみましょう!
エメリーボード
こちらも100均で購入できますが、削れやすさや仕上がりにも影響するのでプロ用を使うのがおすすめ。
エメリーボードのグリット数(目の粗さ度合)は、180以上~240G程度が適切。消耗品になるので何枚か買っておきましょう。
特に検定当日は使用感のあるファイルは衛生上減点対象にもなります。
反対に新品のファイルは削れ過ぎて失敗に繋がりやすい為、5回ほど使用したダストの付いていない状態のものを持っていくのが◎。
プリジェル エメリーボード180G
プリジェルのエメリーボードは先端がやや細くなっており、爪のサイドなど細かい部分にもファイルを当てやすくしっかりファイリングが可能。
製品によって色や、目の粗さや、ファイルの厚み、細さなどが異なりますので使いやすいものを選びましょう!
(一般的なエメリーボードは黒色のタイプが多く、通称「ブラックエメリー」と呼ばれます。)
エタノール消毒液
検定では擦式清拭消毒を必ず行わないといけません。
エタノールで手荒れすることもあるので、手指用に使えるものを選びましょう。
カネイチ 消毒用エタノール
500ml入っているので、たっぷり使えます。検定様に小さなスプレーボトルに詰め替えて用意しましょう。
手指消毒や、ニッパーやプッシャーなどネイル道具の消毒にも使えます。
ポリッシュリームバー
リムーバーは使用するポリッシュとメーカーを揃えて使用すると良いですが、綺麗にオフできれば異なるメーカーでも構いません!
OPI オリジナルポリッシュリムーバー 110ml
OPIのポリッシュリムーバーはオフのしやすさが抜群。一般のものよりスルッと綺麗にオフできるので、検定など時間制限のある時はスムーズにオフできるリムーバーを選びたいですね。
ボトルもコンパクトなので検定用トレーに置いても邪魔にならなくてちょうど良いです。
スペースネイル ポリッシュリムーバー 1200ml
ポリッシュリムーバーは練習をしているとあっという間になくなるので、大容量で買っておくのがおすすめです。
スペースネイルのリムーバーはオフがしやすく、低刺激性なので爪を傷めずにオフが可能。練習を重ねるとアセトンで爪や皮膚が痛みやすく乾燥しやすくなるので、爪に優しいものを使いましょう。
練習用はスペースネイル、検定当日はOPIなど使い分けても良いですね!
ポリッシュ
検定に使う”赤ポリ”には、メーカーの指定はありませんが、メーカーごとに検定に適した赤色があります。
検定の試験要項では【赤】と指定されているのでパールが入っているものや、オレンジよりの赤などは対象外です。
ポリッシュメーカーの選び方
メーカーによってポリッシュのとろみ加減や、ハケの太さ、ムラのできやすさなど違いがあります。
定番のOPIかシャレドワから使い始めるのがおすすめです。練習していくうちにモデルさんの爪の大きさや、塗るスピードによって自分にベストなものが分かるようになります!
ポイント
トップコート、ベースコート、カラーすべて同じメーカーで揃えて使うと綺麗に仕上がります。ばらばらのメーカーで塗ると合性が悪い場合もあります。
各メーカーのおすすめ検定色
- OPI NLN25
- OPI NLA16
- シャレドワ 05
- シャレドワ 116
- シャレドワ 88
- JESSICA 120
- noiro P001
- noiro P002
OPI NLN25
プレプライマー
プレプライマーは、爪表面の水分油分を除去します。ポリッシュを塗る前に塗布することで、余分な水分油分がなくなり綺麗にムラなく塗れるようになります。
シャレドワ プレプライマー
シャレドワのプレプライマーはメーカーの異なるポリッシュと併用してもあまり不具合は起きにくいので便利です。
OPI ボンドエイド
OPIのボンドエイド(プレプライマー)です。ポリッシュもOPIなら揃えて使うと、さらに効果が高まります。
キューティクルクリーム
検定では、キューティクルクリームまたはキューティクルリムーバーの使用も可能ですが、リムーバーは乾燥しやすくなるため検定での使用にはおすすめしません。
保湿性のあるクリームを選びましょう。
JESSICA ナリッシュ
検定用のキューティクルクリームとして定番のものです。甘皮を柔らかくしてくれ、ケアがしやすくなります。
また保湿効果もあるのでキューティクル周りがパサつきません。
ネイルソープ
ウォーターケアに混ぜるネイル用の液体ソープです。
検定に使われる定番のソープは以下の商品が多いです。
- OPIリキッドソープ
- SHAREYDVA ソープ
- TINSアロマリーソープ
上記がなければ、市販のハンドソープを薄めたものをボトルに詰め替えて使用してもOKです。
ネイルブラシ
サロンなどの施術ではあまり利用されませんが、検定ではブラシダウンの工程が必ず必要です。
ネイルダスターブラシ
ウォーターケアの最後に、余分なダストや汚れを落とすために使います。
【安く揃う】100均で代用できる検定用品
上記のプロ用道具以外は、市販のものや100均で揃えてOKです。
安く手に入るものばかりなので費用をかけずに用意できますね!
・トレー
道具が入る程度の大きさのものならOKです。
・タオル
テーブルに敷くようの大き目なタオルと、ウォーターケア後の手拭き用タオル。
・ガーゼ
キューティクルケアの時に使います。市販のガーゼでも下に引きずらない大きさならOKです。
・ウッドスティック
細かいところのポリッシュオフなどに使います。100均にもおいてあります。
・フィンガーボウル
プロ用のものだと手のくぼみがあるタイプですが、100均にある調理用の銀のうつわなどでもOKです。
・ケア用水入れ
ガーゼを濡らして使うための水を入れる小皿です。透明な小さな小皿等でOKです。
・アート用水入れ
アートの時に使う水入れです。小さなカップでOKです。
・絵の具
100均の絵の具だと使いにくいかも知れませんが、市販の絵の具でOKです。
・ファイルたて
100均のコンパクトなペン立てで代用できます。
・ウェットステリライザーとして使うグラス
小さ目のガラス製グラスでOkです。エタノールを入れるのでガラス製を使います。
・タイマー
検定中時計代わりとして使うタイマーです。100均ので十分です。
・絵の具用パレット
ネイル用の紙パレットもありますが、アルミホイルで代用できます。
・水筒
ケア用にぬるま湯を持っていく必要があります。指先が浸かる程度の少ない量で充分です。またアートをする際の水としても使います。
【おすすめ】ネイルバッグ
検定当日には道具一式を持ち運びしなければいけないので、大き目の安定感があるバッグが必要です。
指定はないので、どんなものを利用しても大丈夫ですが、液体やガラス製のもの、大切なニッパーなどを入れるので、プロ用のネイリストバッグが安定感もあり、収納しやすくてオススメです。
プロ用のネイルバッグ
収納ポケットもたくさんあり、たっぷり入るので道具一式やアームレスト、タオルまで収納できます。幅もあるので道具をトレーに入れたまま出し入れできて便利です。
【おすすめ】検定教材
さいごに、検定に必要な教材については、別記事で詳しくまとめています。こちら↓の記事を参考にしてみてください。
参考【おすすめ】ネイル検定対応テキスト!独学でも受かる手順解説と過去問付
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独学や通信で受験を考えているなら、こまかな検定の流れや手順を知っておくことが大切です。3級は教材をしっかり活用することで独学・1発合格も難しくないですよ!
短期習得を目指していきましょう。