『せっかく塗ったのに、色ムラができちゃう。』
『何回塗っても色ムラが消えない。』
カラージェルの色ムラはプロでもよくある問題です。でも、ムラにならない塗り方や筆の扱い方を知っていれば、どんなカラーでもムラを気にせずに綺麗に塗ることができるんです!
セルフネイルでもムラがなく、ツルンと綺麗なジェルネイルに仕上げるために、ムラの原因と対策方法を解説していきます!
ジェルが色ムラになる原因と対策
色ムラの原因は複数あります。自分はどんな原因で色ムラになっているかを確認して、色ムラ解消を目指しましょう!
色ムラの原因!
- ベースに原因がある時
- 塗り方に原因がある時
- 筆の状態に原因がある時
- ジェルの撹拌不足
- セルフレベリングを利用する
①ベースに原因がある時
ベースジェルや自爪の表面がデコボコしていると、上に塗るカラージェルもデコボコのくぼみに溜まりやすくなり、色ムラを起こしてしまいます。
色ムラをつくらない為には、土台(べ―スや自爪)の表面をフラットにしておくことが重要です!
元から自爪に凹凸がある場合は、ベースジェルを適量よりも少し多めに取り、レベリングを使ってフラットに作ります。
ベースジェルをフラットに塗れない場合は、ジェルの塗り方、塗る量に問題があります。
色ムラの原因!
- 塗る量:かすれなくて、ジェルが余りすぎない程度の量を筆の片面に取り、塗ります。
- 塗り方:筆には圧をかけず、ハケの跡が残らない程度の加減で筆を動かします。
ジェルのセルフレベリング(自然にジェルが広がる現象)を利用して、表面を自然にフラットにすると簡単に綺麗になります。
②塗り方に原因がある時
カラージェルは特に白、ベージュ、ピンクが色ムラになりやすいです。
カラージェルは筆のあとが残りやすく、ジェルが均一でないと濃淡がはっきり分かれて色ムラになります。その為、筆の圧やジェルの塗布量に気を付けましょう。
- 筆を寝かせながら圧をかけずにサーっと引くように塗り広げましょう。
- カラージェルは基本2度塗りです。1度に量を多く塗るとムラになるので、かすれないように薄めに2回塗ると発色が均一で綺麗に仕上がります。
③筆の状態に原因がある時
ジェルブラシは必ず綺麗な柔らかい状態で使用しましょう。
以前のジェルが固まってしまいゴワついている状態や、筆にまとまりがない状態ではカラージェルを均一に塗れずムラを作ってしまいます。
そんな時はブラシクリーナーやエタノールで筆を拭き、ベースジェルやクリアジェルを筆に馴染ませて整え、余分なジェルを拭き取ってから使用しましょう。
④ジェルの撹拌不足
カラージェルの使用前にはスパチュラで撹拌を行いましょう!
カラージェルは顔料が濃いため、沈殿したり分離をおこします。そのまま使用すると顔料の濃い部分と薄い部分が分かれて色ムラになります。
その為、使用前には必ずジェルをかき混ぜて均一にし、ムラのない状態で塗ることができます。
➄セルフレベリングを利用する
ジェルが自然に広がる(動く)ことを、セルフレベリングと言います。
ムラができたらすぐに硬化せず、レベリングでムラが消えるのを待ちましょう。
時間を置きすぎるとジェルは爪のキワや両サイドに流れ、片寄ってしまいます。手のひらを裏返しにして、爪のアーチ中央にジェルが流れ、なめらかなになったら硬化しましょう。
ムラにならないジェルを選ぶ
いかがでしたか?カラージェルをムラなく塗るのはプロのネイリストでも難しいものです。
そのため塗りやすいカラージェルを選ぶのも1つのコツです!
同じ白でもメーカーによって濃さや柔らかさ、成分量の違いがあり、ムラができにくいよう改良されているジェルもあります。
特に白やピンク、ベージュと言ったよく使うカラーこそ、塗りやすくムラにならないジェルを選ぶとネイルもしやすくなるので、ぜひ自分が使いやすいジェルを探してみて下さいね。