『ジェルネイルの中が白くなって気になる。』
『中浮きの対処方法が知りたい。』
ジェルネイルの浮きは爪の先端や両サイド以外にも、爪の真ん中から浮くこともあります。
中浮きは白くボワボワと濁るのであまり綺麗に見えず、気になる方も多いですよね。
中浮きの考えられる原因と、中浮きしないための対策方法を解説します!
目次
ジェルネイル中浮きの原因と対策
中浮きが起こってしまう原因は複数考えられます。
1つ1つを見直し、原因となっている理由を見つけて中浮きしないネイルに改善しましょう。
中浮きの原因!
- サンディング不足
- ケア不足
- 不適切なジェルの塗布量
- 硬化不足
- ジェルと爪の相性
- ネイルへの衝撃
中浮きになる原因と、それぞれの対策方法を順に解説していきます!
原因1.サンディング不足
自爪のサンディングが不足しているとジェルが密着せず、すぐに浮く原因となります。
リフトが起こりやすい爪の周りや先端は丁寧にサンディングをしがちですが、真ん中だけ軽めのサンディングを行っていると、中浮きに繋がります。
【対策】
爪全体に満遍なくサンディングを行いましょう。
特にクリアのデザインは中浮きが目立ちやすいので、丁寧にサンディングを心掛けます。
原因2.ケア不足
爪表面の角質や汚れをしっかり取り除けていないと、中浮きに繋がります。
また、ケア後にしっかりと油分水分を拭き取れていないままジェルを塗ってしまうと、ジェルの密着を妨げてしまいます。
【対策】
甘皮だけでなく爪表面全体にプッシャーを当て、角質を除去しましょう。
キューティクルリムーバーを使ってケアをすると、汚れや角質が柔らかくなりより除去しやすくなるので、リムーバーを塗布し丁寧なケアを行いましょう。
ケア後はリムーバーの油分が残らないように、エタノールでしっかりと拭き取りを行います!
拭取り後は油分が付着しないように、爪の表面を触らないように気を付けます。またお客様の手の動きにも注意し、髪や顔を触れた場合は再度拭き取りを行ってから塗布しましょう。
原因3.不適切なジェルの塗布量
ベースジェルの間違った塗布量が、中浮きの原因になっていることもあります。
ベースは自爪とネイルを密着させる重要な工程です。とくにジェルの塗布量が少ない場合は、少しの衝撃でネイルが浮きやすくなります。
【対策】
ベースジェルがかすれないよう、十分な量をふんわりと塗りましょう。
原因4.硬化不足
トップジェルはしっかり硬化できていても、中のカラーやベースが硬化不足になっていることもあります。
硬化が不足しているとジェルの密着が弱く、完全硬化した場合に比べてネイルの強度も上がりません。その為、小さな衝撃で中浮きが起こりやすくなります。
【対策】
ベースの硬化時間を守りましょう!
施術中は仮硬化で作業を進めることもありますが、ベースジェルはしっかり硬化させてから次の工程に進みます。
ベースジェルの密着が中浮きを防ぐ為には重要です。
原因5.ジェルと爪の相性
爪の状態や、爪の水分量によっては相性の悪いジェルもあります。施術に問題がなくても、ジェルが安定せず通常よりも浮きやすい状態な場合も。
他の原因を見直しても中浮きが改善しない場合は、ベースジェルを変えてみるのが良いです。
【対策】
使用しているベースよりも密着力の高いものを使用する。
原因6.ネイルへの衝撃
ネイルをぶつけたり、ネイルに強い衝撃が加わることで中浮きが起こることもあります。
特に生活の中でネイルに負荷が掛かりやすい場合は、施術が適切でも中浮きが起きてしまいます。
タイピング、家事、水仕事、段ボールを扱う、重い荷物を扱う等。
【対策】
爪が長ければ密着面に掛かる負荷も大きくなります。できるだけ短く整えて負荷を少なくしましょう。
または密着力の高いベースや、ネイルの強度が上がるハードジェルを使用してみましょう。
中浮きを放置すると
中が見えないデザインで中浮きすると、グリーンネイル等の爪トラブルに気付くのが遅くれてしまいます。
付け替える頃には悪化してネイルが出来ない状態になることもありますので、普段から中浮きしやすい場合には、早めに改善を行う必要があります。
フィルインの施術は丁寧に
特にフィルインでジェルを付け替える場合は、中浮きしている部分をしっかり取り除く必要があります。
マシーンやファイルで丁寧に浮きを取るか、中浮きがひどい場合は一度オフし付け替えましょう。
フィルインを行う場合は、浮きを残さない為の技術や適切な判断も重要です。
まとめ
中浮きの原因特定は大変ですが、セルフネイルの場合は指ごとに塗布量や硬化時間を変えてみるなど工夫をすることで原因を突き止めやすいです。
中浮きが改善すれば、クリアデザインやフレンチネイルなども1カ月綺麗な状態で保つことができデザインの幅も広がるので、ぜひ参考に中浮き対策を行ってみて下さいね!