「持ち込みデザイン」とは、サロンで気に入ったネイルの画像を見せて施術をお願いすること。
イメージが伝わりやすく理想のネイルができるので、サロンでも注文の多いオーダーの1つです。
そんな「持ち込みデザイン」ですが、サロンによっては持ち込みNGな場合や、画像とは異なるイメージに仕上がることもあるので注意が必要です。
ネイルサロンで持ち込みデザインをしようと思っている方に、オーダーする時の注意点や、サロンによる違い、希望に近いネイルに近付くサロンの選び方をネイリストが解説します!
持ち込みデザインとは?
ネイルの「持ち込みデザイン」とは、気に入ったネイルのデザインを画像に保存し、ネイリストに画像を見せて施術してもらう方法のこと。
サロンの予約前にじっくり好みのネイルを探せるので、予約当日もネイルのオーダーがスムーズに行えます。
また希望のデザインを伝えやすく、イメージに近いネイルに仕上がります。
店内のネイルサンプルでやりたいデザインが無いと言う方や、やりたいネイルが明確な方に適したネイルのオーダー方法です。
※「持ち込み」、「持ち込み画像」、「持ち込みアート」などと言うこともあります。
持ち込みデザインはどのサロンでも可能?
基本的には、多くのネイルサロンで持ち込みデザインが可能です。
ですが、サロンや予約したプランの内容によっては一部持ち込みデザインがNGな場合もあります。
サロンに予約を行う際は、「持ち込みデザイン不可」と表記があるか確認しましょう!
不安な場合はサロンに問い合わせを行うのが安心です。
- サロンの得意なデザインと異なるため
- 予約したプランの施術時間が足りない等
持ち込みデザイン通りに仕上がらない可能性も
持ち込みデザインがOKな場合でも、画像通りにネイルが仕上がるとは限りません。
同じパーツやジェルが無いなど、サロンによって取り扱う材料が異なるため画像通りできないと言う事も。
またアートの技法はネイリストによって異なりますので、他のネイリストがデザインしたネイルを再現することが難しい場合もあります。
その他、持ち込みデザインをお願いする時の注意点を下記で詳しく解説していきます。↓
持ち込みデザインをお願いする時の注意点
上記のように、持ち込みデザインが可能な場合でも、提示した画像の通りにネイルが仕上がるとは限りません。
あくまで”画像に近付けたネイルに仕上がる”と言うことを理解しておきましょう。
その他にも、持ち込みデザインをお願いする時の注意点や、画像通りのネイルに近付く為に気を付けたいことをまとめました。
①爪の長さと形でイメージが異なる
持ち込みデザインに近付ける為には、爪の長さや形を画像通りに整えることができるかがとても重要です。
長さや形が違うだけで、同じデザインでも雰囲気がガラリと変わってしまいます。
特にスクエア(四角)のデザインをオーバル(丸)の爪に行うとアートのバランスも崩れてしまうので、イメージとは遠いネイルに仕上がることも多いです。
ですので自爪と近い形のデザインを探すか、画像と同じ長さや形に整えられるよう爪を伸ばしておきましょう。
②パーツに注意
大き目のパーツは、取り扱いの無いサロンも多いです。
どうしても付けたいパーツがある場合は、予約の前にパーツの用意があるかサロンに確認しましょう。
③最新アートや特殊なアートに注意
流行り始めの新しいアートや、あまり見かけない特殊なアートは材料が揃わず再現できないこともあります。
またデザインによっては、画像元のネイリストやサロンでしか再現できない場合もあります。
もし気に入ったデザインが近くのサロンのものであれば、画像元のサロンやネイリストに予約を取るのがおすすめです。
④キャラクターアートに注意
アニメやキャラクターのデザイン、ライブ仕様のデザインなどは事前の仕込みやパーツの準備が必要になり、通常予約では施術ができない場合が多いです。
また料金も通常メニューとは異なり施術時間も長くなる為、必ず事前にサロンへの問い合わせが必要です。
上記を得意とする専門的なサロンでも、基本的に事前のやりとりでデザインの調整や準備が必要となりますので、必ず確認を取りましょう!
デザイン画像通りに仕上がるサロンの選び方!
持ち込みデザインの画像に近い仕上がりを求める方は、デザインの系統が似ているサロンやネイリストを探すのがおすすめです。
ネイルサロンやネイリストにはそれぞれ得意なデザインがあります。
特にニュアンス系やお花のアート、ペイントアートや柄物デザインは、技法によって仕上がりイメージに差が出やすいです。
その為、同じ系統のネイル画像をアップしているサロンやネイリストを選ぶことで、デザインの再現性が高くなり「持ち込みデザインの画像と全然違う。」なんて失敗も少なくなります!