『ジェルネイルが薄くて、サロンの様に仕上がらない。』
『ぷっくりとした厚みのあるネイルに仕上げたい!』
ジェルネイルはぷっくりとした適度な厚みがあることで、より可愛くジェルネイルらしさが出ますよね。
でも自分でやると厚みが出ない、厚み出しの方法が分からないと言う方も多いのではないでしょうか?
そんな方に、セルフでもぷっくりとした厚みのあるネイルに仕上げる方法を解説します!
ジェルネイルの適切な厚み
ジェルネイルは、およそ0,7~1mm程度の厚みが適切です。クレジットカード一枚分の厚みです。
全体を均一にするよりも、爪の真ん中にハイポイントを作ることでより自然なフォルムに仕上がります。
先端や根元に厚みがあり過ぎると、ぼてっと広がったネイルになったり、伸びてきた時に根元が不自然になってしまいます。
綺麗なアーチを描くように意識して、ジェルを塗っていきましょう!
ジェルネイルの厚み出しに使用するジェル
セルフネイルでの厚み出しには、ビルダージェルを使用するのがおすすめ!
ビルダージェルはジェルのテクスチャーが重ためで流れにくく、長さだしや厚み出しをするのに適したクリアジェルです。
厚み出しに慣れていない場合は、ジェルの操作に時間が掛かることでサイドにジェルが流れ、太いネイルに仕上がってしまうこともよくあります。
その為、さらりとしたテクスチャーの柔らかいジェルよりも、少しもったりとした重め・硬めのクリアジェルを使うと失敗しにくいです。
手持ちのジェルで厚み出しはできる?
ビルダージェルではなくても、ベースジェルやトップージェルなどの手持ちのクリアジェルで厚み出しをする事が可能です。
使用するクリアジェルによってテクスチャーが異なるので、自分の扱いやすいジェルであればどれでもOKです。
ジェルネイルの厚み出しの方法
次に、セルフでもできる厚み出しの手順と、塗り方を解説していきます!
厚み出しの塗布手順
厚み出しを行う手順は主に2通り。
- ベースの上に厚み出しをする
- トップの前に厚み出しをする
ワンカラーなどのシンプルなデザインなら、どちらの手順でもOKです。
アートやストーンを行う場合は、ベースの上に(アートやカラー前に)厚み出しをすることで、アートやストーンの輝きが埋もれるのを防げます。
厚み出しの塗り方
厚み出しはジェルが流れ片寄ってしまうので、指1本ずつまたは2本ずつ行いましょう。
step
1ジェル塗布
ベースジェル塗布し硬化したら、ビルダージェルまたはクリアジェルを全体に塗布します。(薄すぎず厚すぎない適量。)
硬化せずに次へ。↓
step
2ジェルを垂らす
同じ程度の量を筆に取り、爪の中央に垂らすように塗布します。
step
3ジェルの誘導
筆のハケ先を使いジェルを動かしハイポイントを作ります。横から見た時にアーチになるように意識すると良いです!
step
4レベリング
爪を下向きにしてジェルをレベリングさせます。下向きの状態で5~10秒くらい待つと、自然なレベリングで綺麗なアーチ型に整います。
step
5ライトで硬化
表面が整ったらライトで硬化します。全部の指に厚み出しができたら、いつも通りにカラーやアートに進み仕上げます。
厚み出しは硬化熱に注意
厚み出しを行う時は、通常よりも多めのジェルを一度に硬化します。その為、ライトで固める際に熱みを感じやすくなります!
ジェルはライトの光に当てると、硬化熱を発しながら固まります。一度に硬化するジェルの量が多ければ、硬化熱量も大きくなるので、熱さを感じます。
「熱い!」と思ったら我慢せずに一度ライトから手を出してください!
すぐに熱さは引くので、またライトに手を入れしっかり硬化します。2度目に入れる時は硬化熱は再発しないので、しっかりと適切な硬化時間を守り固めましょう。
厚み出しでぷっくり綺麗に
いかがでしたか?
セルフネイルでも適切な厚み出すことで、よりフォルムも綺麗にぷっくりとした可愛いネイルができます。
厚みがあることで衝撃にも強く折れにくくなるので、ぜひ厚み出しに挑戦してみて下さいね!