ジェルネイルは流れやすい為、皮膚にはみ出てしまうこともよくありますよね。
でもはみ出したままのジェルネイルは浮きの原因となり、剥がれやすいネイルになってしまいます。
また引っ掛かりができたり、横に広がった不格好なネイルになることも。
セルフネイルでも改善できる、”はみ出しの直し方”や”皮膚につかない塗り方”を解説します!
ジェルネイルはみ出しの直し方
ジェルネイルが皮膚にはみ出してしまったときは、できるだけ硬化前に修正してから固めるのがベストです。
硬化前のはみ出しの直し方と硬化後のはみ出しの直し方、両方を解説します。
硬化前のはみ出しの直し方
硬化前のジェルのはみ出しはウッドスティックを使い除去します。
皮膚にはみ出た部分だけをそぎ取り、皮膚に付着していない状態で硬化しましょう。
ウッドスティックは先端を斜めに研いでおくと、はみ出しだけでなく、ジェルネイルのアートの修正にも使えます。
硬化後のはみ出しの直し方
はみ出しに気付かず硬化してしまうこともよくありますよね。硬化後のはみ出しはファイルで削り除去します。
皮膚に付着した状態で固まっているため削りにくいですが、エメリーボードなど粗すぎないファイルで皮膚を傷つけないよう削ります。
はみ出しをそのままにすると、ひっかかりやすく、浮きが広がりネイルの持ちが悪くなりますので、できる限りはみ出しを削り整えましょう!
ジェルネイルがはみ出さない塗り方4つ!
はみ出さない塗り方を覚えると楽にネイルができるようになります。
ちょっとしたコツや塗り方ではみ出しを改善できますので、取り入れてみてくださいね!
- ①流れにくいジェルを使う
- ②量を少なく塗る
- ③2本ずつに分けて塗る
- ④指の傾きに注意する
①流れにくいジェルを使う
テクスチャーがゆるく、粘度が低いジェルはさらりとしていて塗りやすいですが、流れやすくはみ出しやすいです。
特にベースジェルやトップジェルなどのクリアジェルは顔料を含んでいない分テクスチャーが緩く、はみ出しても分かりにくいので、気付かずに硬化してしまうことも多いです。
製品によってはテクスチャーが固めのものもありますので、レビューなどを参考に固めのジェルを選んでみましょう!
②量を少なく塗る
ジェルの塗布量が多いと、流れやすくはみ出しも大きくなってしまいます。
一度にたっぷりと量を塗布している方は、塗布量を減らして塗るようにしましょう。
ジェルを厚くしっかりコーティングしたい方は2度塗りなど、はみ出しにくい量を心掛けましょう!
一度の塗布量が多いと硬化不足や、硬化熱の発生、ジェルの曇りの原因にもなりやすいです。
③2本ずつに分けて塗る
塗布→硬化までの時間が短いほど、ジェルがはみ出さず綺麗なフォルムで硬化することができます。
その為、一度に全部の指を塗布するのではなく、2本ずつ塗って硬化と指を分けて塗布しましょう!
人差し指と中指、薬指と小指、親指と3分割して塗るとよりベストです。これはプロのネイリストもよく行う塗り方です。
④指の傾きに注意する
ジェルと塗り硬化ライトに手を入れるときは、指が真っ直ぐな状態で硬化しましょう。
指が傾いていると硬化するまでの間にジェルが流れてはみ出してしまうこともあります。
また、フォルムが片寄ってしまったりとせっかく綺麗に塗っても崩れてしまいます。
ライトに対して指を真っ直ぐに入れるように気を付けましょう!
はみ出さないネイルで時短に!
今回は、ジェルネイルのはみ出しについて解説しました。
プロもセルフでもよくあるはみ出しですが、はみ出しが無くなると施術時間が大幅に短縮でき、綺麗に仕上がり、ネイルも長持ちします。
ちょっとした塗り方やコツに気を付けるだけで改善しやすい工程ですので、ぜひ取り入れてみてくださいね!