当ページにはPRリンクを含みます

ネイルの知識

ネイルのバッフィング・バフとは?爪表面を整える正しいやり方

セルフネイルでも目にすることのあるバッフィング。何となく知っているけど正しい意味や、やり方を知らないと言う方も多いのではないでしょうか?

「バッフィングって何?、何の為にどうやってやるの?」という方に、バッフィングと用途の違い、バッフィングのやり方を解説します。

バッフィングとは?

ネイルのバッフィングとは

バッフィングとは、爪表面を整える作業のことです。

スポンジファイルを使って爪表面にファイルがけをすることで、表面のツヤを取ったり、爪の凹凸やガサつきを整えます。

目の粗いスポンジファイルを使ってバッフィングを行えば、ジェルネイル前のサンディングになります。

バフとは?

ネイルのバッフィングとは

"バフ"とは、バッフィングに使用するスポンジファイルのことです。

他にも「バッファー」、「スポンジバッファー」、「ソフトファイル」とも呼びます。

バッフィングを行うことを「バフがけ」と呼ぶこともあります。

バッフィングの用途と違い

”バッフィング”は、ネイルの様々な工程で行われます。

バッフィングとは?と調べると説明の違いを見かけますが、それはバッフィングに様々な用途がある為です。

主な4つの用途について解説していきます。

バッフィングの主な用途

  • ケアで行うバッフィング
  • 爪磨きで行うバッフィング
  • サンディングのためのバッフィング
  • ネイルで行うバッフィング

ケアで行うバッフィング

ネイルケアで行うバッフィングは、爪の凹凸やガサ付きをとり、表面を整えるために行います。

自爪を綺麗に整えたい時や、マニキュアを塗布する前に行うことで、凹凸や色ムラがなく綺麗に仕上げることができます。

爪磨きで行うバッフィング

爪磨きの前にもバッフィングを行います。

爪磨きは主にシャイナーを使って行いますが、シャイナーで磨く前にバッフィングをすると爪表面のキメを細かく整えることができ、シャイナーの艶をより綺麗に出すことができます。

特に自爪に艶がない方、凹凸や縦筋が多い方はシャイナーだけでは艶を出しにくいので、事前のバッフィングが大切です。

サンディングのためのバッフィング

スポンジファイルを使って行うサンディングも、”バッフィング”と呼ぶことができます。

サンディングには目の粗いスポンジファイルを使用し、爪表面の艶を取り細かい傷を付けることでジェルネイルの密着を良くします。

(ゼブラファイルで行うサンディングは、バッフィングとは呼びません。)

ネイルで行うバッフィング

バッフィングは、ジェルネイルの工程でもよく行います。

バッフィングを行うことでジェルが密着しやすくなったり、ジェルの滲みや縮みを防ぐことができます。

ネイル表面の凹凸やガサつきを取りたい時や、ジェルを塗り直したい時、ネイルアートにもバッフィングを利用します。

バッフィングの正しいやり方

いろいろな用途のバッフィングがありますが、バッフィングのやり方は基本同じです。

違うのは使用するスポンジファイルのグリット数です。ファイルの目の粗さを変えることで、用途に合ったバッフィングを行うことができます。

スポンジファイルのグリット数の選び方

スポンジファイルのグリット数

サンディングの用途に合わせて、スポンジファイルのグリット数は適切なものを選びます。

グリット(G)数はファイルの粗さを表し80~280G程度まであります。数字が小さいほど粗く、数字が大きいほど細かくなります。

スポンジファイルは両面が同じグリット数のものと、片面ずつグリット数が異なるものがあります。

グリット数の目安

  • ケア:220~280G
  • 爪磨き:280G程度
  • サンディング:180G程度

セルフネイルを行う方は使い分けができるように、グリット数の異なるスポンジファイルをいくつか用意しておくと便利です。

100G/180G、220G/280Gをよく使います。

バッフィングのやり方手順

バッフィングは、爪表面にスポンジファイルを滑らせるように当てます。力をかける必要はありません。

同じ部分に当てないように、ムラなく均一にバッフィングします

バッフィングの手順

  1. 爪の周りをバッフィング
  2. 表面を繋げるようにバッフィング
  3. (バッフィング後の手順)

step
1
爪の周りをバッフィング

まずは爪の周り、サイドや根本をバッフィングします。

サンディングとして行う場合は、キワまでしっかりスポンジファイルをあてます。サンディング不足があるとネイルの浮きの原因となりますので丁寧に行いましょう。

step
2
表面を繋げるようにバッフィング

スポンジファイルの面を広く使って、端から端まで繋げるようにファイルをかけます。

同じ部分を何度もバッフィングすると爪を薄くしてしまうので気を付けましょう。

サンディングの場合は、爪のエッジも軽くファイルを当てると先端からの剥がれを防ぐことができます。

爪の凹凸やガサつきが気になる部分は、少しだけ多くバッフィングして整えます。

step
3
バッフィング後の手順

マニキュアやジェルを塗布する場合は、ダストを払ってエタノールで爪表面を拭き取り塗布します。

爪磨きをする場合は、バッフィング後のダストを払いシャイナーをかけます。(シャイナーのバフ面をあてる→艶出し面で磨く)

適切なバッフィングでセルフネイルを綺麗に!

いかがでしたか?

聞いたことはあるけど、意外と知らないネイルの「バッフィング」について解説致しました。

バッフィングのやり方は簡単ですが、適切なグリット数を選ぶこと、力をかけずに均一にバッフィングをかけることに注意して適切なバッフィングを行いましょう!

-ネイルの知識
-,

© 2021 美ネイル.