ジェルネイルを塗ろうと思ったら、固くて塗りづらいなんてことありますよね。
クリアジェルやカラージェルは色味や性質、温度変化によって固くなることがあります。
そんな時にジェルネイルを柔らかくして塗りやすくする方法を解説します!
目次
ジェルネイルが固い原因
そもそもジェルネイルが固くなる理由はいくつかあります。
ジェルが固い/固くなる原因
- 顔料が多いため
- 気温が低いため
- 沈殿や分離しているため
- 元々の粘度が高い
①顔料が多いため
カラージェルは濃い色ほど顔料が多く含まれているためジェルの粘度も高く、固くなります。
白や黒、青、赤、緑など透明感がなくハッキリとした色味は、塗りづらいと感じる事が多いです。
反対に透明感のあるナチュラルカラーは顔料が少ないので、粘度が低く塗りやすくなります。
②気温が低いため
カラージェルに限らず、ジェルネイルは冬場などの気温が低い環境では固くなります。
反対に、温度の高い夏場はジェルが緩く柔らかくなります。
塗りやすいと感じていたジェルが冬場に使おうとしたら固くなっている何てこともよくあります。
③沈殿や分離している
カラージェルは顔料などの成分が沈殿しやすく分離していることがよくあります。
その為、本来のテクスチャーよりも固く感じることがあります。
そのまま使ってしまうとジェルがムラになったり、縮んだり、硬化不良を起こすことがありますので使用する前に撹拌してよく混ぜ、成分を均一に整えてから使用します。
④元々の粘度が高い
クリアジェルは、元々粘度の高い固いジェルもあります。
ミキシングやフォルム形成に使用するクリアジェルは割と粘度が低く柔らかいものが多いですが、パーツの固定やアートに使用するクリアジェルは筆では扱えないほど固いジェルもあります。
その為、用途に合った粘度のクリアジェルを使い分ける必要があります。
固いジェルネイルを柔らかくする方法!
固いジェルは、状態に合わせて柔らかくしてから使いましょう。
柔らかくする方法
- クリアジェルを混ぜる
- 温かい部屋で管理する
- 撹拌を行う
クリアジェルを混ぜる
もともとテクスチャーの固いカラージェルは、粘度の低いクリアジェルを加えることでジェルを柔らかくすることができます。
入れすぎてしまうと色が薄くなりすぎてしまうので、少しずつ加えて扱いやすい粘度に調整しましょう。
(元々粘度の高いクリアジェルにジェルを混ぜて柔らかくするのはNGです。粘度が低く柔らかいクリアジェルを使用しましょう。)
おすすめクリアジェル
メルティー クリアジェル
さらさらの緩い粘度で、カラージェルの粘度調整に適切なクリアジェル。ほかにもアートやフォルム形成等にも使えます。容量もたっぷりでコスパと使い勝手が良くおすすめ。
温かい部屋で管理する
室温が低くてジェルが固くなっているときは、暖房の効いた部屋に置いておくとほどよい緩さになります。
急激な温度変化はジェルの劣化を早めてしまいますので、ジェルを使用する数時間前から準備しゆっくりジェル緩めましょう。
普段から温度変化の少ない部屋で保管するのもおすすです。
撹拌を行う
カラージェルはよく撹拌して使用しましょう。
コンテナ容器タイプはスパチュラで底からしっかり混ぜるように撹拌します。空気が入ってしまうと塗りにくいので、気泡が入らないよう静かに混ぜます。
ボトルタイプのジェルは両手に挟み、転がすようにボトルを動かして混ぜます。
ボトルタイプは撹拌不要なタイプも多いですが、長期間使用していない時は軽く混ぜてから使用するのがおすすめです。
クリアジェルは基本的には撹拌不要ですが、まれに撹拌の必要なクリアジェルもあります。また長期間使用していない場合は念のため撹拌してから使用すると分離による不具合を防げます。
固まった(硬化した)ジェルネイルは戻せない
例えば、「フタを開けたまま作業したら固まってしまった。、日の当たる場所に保管していた。」などジェルネイルライトや紫外線によって固まったジェルは元に戻せないので処分するしかありません。
ジェルネイルはUVライトやLEDライトのように、紫外線やLEDの光に当てることで化学反応によって硬化します。
自然の太陽の光でも固まりますし、一部室内のLED照明でも固まることがあります。※
その為、暗所で保管する、塗布後はすぐにフタを閉める、硬化用ライトが当たる位置に置かないなどに気を付けましょう!
※一般的な照明は硬化波長と異なる為固まりませんが、青みの強い蛍光灯色は硬化の原因となることもあります。
粘度管理で塗りやすいジェルに!
いかがでしたか?
ジェルネイルの固さは、カラージェルの色ムラや表面のデコボコにもつながります。
粘度調整や温度管理を行い、塗りやすい固さに整えて綺麗な仕上がりを目指してくださいね!