セルフネイルを行う時に気を付けたいのが、ジェルネイルの硬化時間です。
ジェルネイルは正しく硬化しないと、硬化不足や硬化のし過ぎによって不具合を起こしてしまいます。
ネイルを綺麗に仕上げて長持ちさせるためにも、知っておきたいジェルネイルの正しい硬化時間に付いて解説します!
目次
ジェルネイルの正しい硬化時間は?
ジェルネイルの硬化時間は使用するジェルによって異なります。
またジェルによってはUVライトで硬化するもの、LEDライトで硬化するものがあります。
必ずどのライトで何秒硬化するのか、決められた硬化時間を確認して正しく硬化しましょう。
一般的にUVジェルに比べて、LEDジェルの方が半分程度の硬化時間で済みます。
ジェルネイル硬化のし過ぎに注意
ジェルネイルを硬化し過ぎると、ジェルの劣化を早め、黄ばみの原因となることもあるので気を付けましょう。
とは言え、規程の硬化時間よりも1~2分長めに硬化する程度なら問題ありません。また、ライトのワット数が低く硬化に時間が掛かる場合も必要な硬化ですので問題ありません。
しっかり固まっているのに5分、10分と必要以上の硬化はやめましょう。
ジェルネイルの硬化不足とは
ジェルネイルの硬化不足とは、硬化が十分に足りていない状態のことです。
単に硬化時間が足りない場合や、ライトの不具合によって硬化不足になる場合など原因はほかにも複数あります。
硬化不足になると、ジェルネイルが上手く固まらずブヨブヨしたり、未硬化ジェル(べたつき)が多く出たり、艶が出ない、ネイルが剥がれやすいなど、ネイルの不具合や持ちの悪さに繫がることもあります。
硬化不足の主な原因
- 硬化時間が足りない
- ライトのパワーが足りない
- ライトの劣化
- ライトの中で手の向きや位置が適切でない
硬化時間を守っても固まらない原因は?
ジェルの硬化時間を正しく守っているのに固まらない場合は、以下のような原因が考えられます。
固まらない原因
- ライトの光が適切に当たってない
- ライトのパワーが弱い
- ジェルとライトの波長が合っていない
- ジェルを塗りすぎている
など、ほかにも原因はいくつかあり、それぞれ解決方法は様々です。
固まらない原因と解決方法は下記で詳しく解説しています。上手く硬化できない方は参考にしてみて下さい。↓
参考ジェルネイルが固まらない原因と解決方法!ベタベタは未硬化ジェルです
続きを見る
ベタベタの原因未硬化ジェルとは?
未硬化ジェルとは、ジェルネイルをライトで硬化した際に、一定量硬化せずに残るジェルのことです。
ジェルは硬化するとツルツルになるという訳ではなく、一定の未硬化ジェルが発生する為、必ず表面にべたつきが残ります。
トップジェルを硬化した後は、エタノールやジェルクリーナーで未硬化ジェルを拭き取って表面をつるつるにして仕上げます。
未硬化ジェルは次に塗布するジェルとの密着をよくする役割もあるので、ベースやカラージェルは拭き取らず、次のジェルを塗布します。
未硬化ジェルが発生しないジェル
ジェルの中には、未硬化ジェルが発生しないノンワイプジェルもあります。
ノンワイプジェルはトップジェルの一種で、未硬化ジェルが発生しないので仕上げの拭き取りが不要なジェルです。
拭き取りの手間が省け、作業の時短にもなります。また拭き取りが上手くいかない(曇る、艶が出ない、べたつきが残る)場合にも、ノンワイプジェルが便利です。
参考ノンワイプトップジェルとは?プロも時短に使うおすすめ商品を紹介
続きを見る
ジェルネイルを正しく硬化して綺麗な仕上げに!
ジェルネイルはちょっとした原因で、正しく硬化できないことがよくあります。
上記のように硬化不良の原因は複数考えられるので、まずはライトの当て方や塗布量を再確認して、綺麗な硬化を目指してくださいね。