セルフネイルでフィルインはおすすめしない理由と注意点！

爪の負担が少なく付け替えできるフィルインですが、セルフネイルでフィルインを行うのは注意が必要です。

フィルインは間違った方法で行うとリフトしやすくなったり、グリーンネイルの原因にもなります。

セルフでフィルインをやりたいなと考えている方に、知っておきたい「フィルインをおすすめしない理由と注意点」を解説します。

ジェルネイルのフィルインとは？

セルフネイルでフィルイン

フィルインはジェルネイルの付け替え方法の１つです。

通常の付け替えオフはアセトンでネイルを除去し、新しくネイルを施します。

フィルインは表面を削りベースジェルだけを残したら、根元の自爪が伸びた部分にベースを塗布し整えて新たなネイルを施します。

アセトンを使わないので乾燥を防げる、サンディングが少ないので自爪の負担を減らせるといったメリットがあります。

フィルインのメリットを見ると、積極的にフィルインで付け替えを選択したくなりますよね。

ネイルサロンでフィルインをするのはとても良い事ですが、セルフネイルでフィルインを行う場合は注意が必要です。

フィルインは通常の付け替えオフに比べて時短になる施術ですが、慣れていないとかなり時間が掛かります。

自爪を傷付けず浮いたジェルだけを削るには、境目を見極め丁寧で慎重な技術が必要です。そのため、プロでも技術習得にはかなりの期間が掛かるもの。

セルフで行う場合も予想以上に時間が掛かったり、通常の付け替えオフをした方が断然早い事も多いです。

フィルインで一番難しいのが、ベースジェルの浮きを取り除く作業です。

まだらに浮きができていたり、真ん中だけ浮いていたり（中浮き）ネイルの状態は爪ごとに異なります。

大きな浮きはファイルで削って取ることも可能ですが、細かい浮きはネイルマシーンを使用しないと除去できないのでマシーンの技術も必要となります。

自爪のすぐ上を削るので少し間違うと自爪を簡単に傷付けてしまう為、難しい作業です。

浮き取りがしっかりできていないとグリーンネイルの原因にもなります。

浮いている部分は自爪とジェルの間に隙間ができています。

浮きが残ったままジェルを被せても隙間から水分や汚れが入り込み、菌が繁殖してグリーンネイルを起こすことがあります。

その為、浮きを残さない丁寧なフィルインを行う必要があります。

浮き取りをするとベースジェルがぼこぼこになるので、新たに塗布するジェルでしっかりと土台のフォルムを整える必要があります。

フォルムを整える作業に慣れていないと、ジェルを重ねた部分が広がり太くなったり、分厚く仕上がってしまうこともあります。

フィルインが難しい作業でも、やっぱりやってみたいと思う方も多いですよね。

セルフネイルなので自己責任になりますが、動画等を参考にして挑戦してみるのも良いですね。

フィルインの細かなやり方はネイリストやサロンによっても異なりますので、色んな技法を参考にして知識を深め、上記のような注意点を理解して行いましょう。

フィルインをしたいと思われる方は、自爪や皮膚の負担を軽減したいからと言う方が多いと思います。

上記で解説しましたように、セルフで行うには少し難易度の高い施術となりますので、安全に綺麗なネイルを続けるためにもサロンでフィルインネイルを受けたいですね。