スカルプ(アクリルネイル)に欠かせないアクリルパウダーは、用途に合わせた使い分けが必要になります。
スカルプをやりたいけどアクリルパウダーは何を使ったらいいか分からない、種類や違いを知りたいという方に、アクリルパウダーの種類と使い方を解説します!
目次
アクリルパウダーとは
アクリルパウダーはスカルプに必要な材料の1つです。
アクリルパウダーはアクリルリキッドと混ざることでミクスチャーができ、これを爪に塗布して長さだしや補強を行います。
その他にもネイル用パーツを作ったり、パーツを固定したり、ネイルアートに使用することも可能です。
アクリルパウダーの種類と違い
アクリルパウダーは、パウダーの色によってそれぞれ主な使い方があります。
- クリアパウダー:長さだしに
- ナチュラルパウダー:〃
- ホワイトパウダー:フレンチに
- ピンクパウダー:ネイルベッドに
- カラーパウダー:アートやパーツに
クリアパウダー、ナチュラルパウダーの使い方
クリアパウダーとナチュラルパウダーは最もスタンダードなパウダーで、長さだしや補強、パーツ作成や固定などどんなネイルにも使います。
透明に仕上がるため、カラーやアートの邪魔をせず土台として使用することが多いです。スカルプの上には、ジェルやポリッシュでカラーリングして仕上げます。
クリアパウダーは透明感が強く、ナチュラルは少し白っぽい透明です。
ホワイトパウダーの使い方
ホワイトパウダーは、真っ白なネイルに仕上がります。
主にフレンチネイルやホワイトのデザイン、白いパーツの作成に使用します。
ピンクパウダーの使い方
ピンクパウダーは、ナチュラルな透明感のあるピンク色で、自爪のネイルベッド(ピンクの部分)に近い自然な仕上がりになります。
主にフレンチネイルを行う際の土台として使うことが多いです。
カラーパウダーの使い方
カラーパウダーは、スカルプに色を付けたい場合や、立体的なパーツの作成に使用します。
カラーパウダーは色の種類は少ないですが、パウダー同士を混ぜて好みの色に調整することができます。
とは言え、パウダーでの色の調整は手間がかかるため、スカルプに色を付けたい場合はジェルでカラーリングを行う場合が多いです。
アクリルパウダーの選び方
アクリルパウダーは、アクリルリキッドとメーカーを揃えて使用するのがおすすめです。
異なるメーカー同士でも問題無いですが、揃えることで安定したミスクチャーが作りやすくなります。
セルフネイルで使用する場合は、容量が多すぎないものや定番のアクリル製品を選びましょう。
スカルプに必要な道具
スカルプには、以下の道具が必要です。
- アクリルパウダー
- アクリルリキッド
- アクリルブラシ(筆)
- フォーム
- ゼブラファイル
- スポンジファイル
スカルプにはアクリル専用の筆を使います。ジェルネイル用のブラシでは代用できません。
フォームは指に装着して使用する、スカルプを支えるための台紙です。
ゼブラファイルはスカルプの形や長さを整える為に使用します。スカルプには硬さがあるため、ファイルのグリット数は100~120G程度を使用すると削りやすいです。
仕上げの微調整にはグリット数の高い180G程度のファイルを使用し、削り過ぎを防ぎます。
最後にスポンジファイル(200G程度)をかけると、表面のざらつきをなくして滑らかに整えることができます。
おすすめのアクリルパウダー
アクリルパウダーやアクリルキッドは、プロ用からセルフネイル用まであります。
製品によって扱いやすさや、価格の違いもありますので、アクリルネイルが続かく分からない、試しでやってみたいと言う方はコスパの良いキッドがおすすめです。
アクリルに慣れており、ミクスチャーの扱いやすさや質を求める方は、プロ仕様のメーカー「Nail de Dance(ダンス)」、「More Couture(モアクチュール)」がおすすめです。
Nail de Dance アクリルパウダー
Nail de Dance(ネイルデダンス)はサロンでも使われる定番のメーカーです。
リキッドと合わせた時のミクスチャーはとても扱いやすく、綺麗なアプリケーション(長さと形作り)ができます。20gはセルフネイルで繰り返し使用するのに十分な量です。
アイスクリア(透明)または、ヌードナチュラル(半透明)がオールマイティーに使えます。
アクリルネイルキッド
アクリルネイルに必要なリキッド、パウダー、ブラシ、フォームがセットになっており、届いたらすぐにネイルができます。
コスパも良いので道具を揃えたい初心者の方におすすめです。
スカルプのカラーリングのやり方
スカルプのカラーリング方法は、アクリルパウダー(カラーパウダー)で色を付ける方法、ジェルやポリッシュでカラーリングする方法があります。
どのやり方でも最後にトップジェルでコーティングし、ツヤを出して仕上げます。
一番スタンダードな方法は、ジェルでのカラーリングです。長さだしはアクリルで行い、その上に通常のジェルネイルを行うだけなので、デザインを自由に再現することができます。
土台のスカルプは見えなくなるので、クリアまたはナチュラルパウダーだけを使って長さだしを行えばOKです。
アクリルで好きな長さと形に!
いかがでしたか?
始めはパウダーの種類やカラーを揃えがちですが、まずはクリアまたはナチュラルパウダーがあれば十分オールマイティーに使えます。
まずはミクスチャーの作り方や扱いに慣れて、好みの長さや形を作ってみて下さいね!