知っておきたいアクリルネイル（スカルプ）とジェルネイルの違い！

『ジェルネイルは何となく分かるけど、アクリルネイルとどう違うの？、ちょっと長さを出したい時はアクリル？』

意外と知らない人も多いアクリルとジェルネイルの違い。自分がしたいネイルはどちらでできるのか、サロンのメニューはどっちを選んだらいいのか悩みますよね。

そんな時に知っておきたい2つの違いと、長さだしの違いを解説します。

アクリルネイルとは？

アクリルネイルは、「スカルプ」「スカルプチュア」「人口爪」とも呼ばれます。

ジェルネイルに比べて強度があるので、長さだしだけでなく爪の亀裂や欠けた部分の補強をしたり、ネイルの長さや形も自由自在に作ることができます。

一般的にアクリルと聞くとロングネイルを想像しますが、深爪の矯正に使用したり、自爪風の短い長さだしに仕上げることも可能です。

アクリルネイルの工程

アクリルリキッド（液体）を含ませた筆で、アクリルパウダー（粉）に触れると2つが混ざり合いミクスチャーができます。

柔らかいミクスチャーを爪にのせ、筆で形や長さを整えます。ミクスチャーはすぐに固まり始め、強度のある固いネイルができます。

削って形を整えたら表面にカラーリングやデザインを行って仕上げます。

アクリルネイルはデザインが限られる？

アクリルネイル自体はカラーも少なく、ジェルネイルのように多様なデザインができません。

ですがネイルサロンでは、土台の長さや形をアクリルで造り表面にジェルでカラーリングやアートを行うので、ジェルネイルと同様に好きなデザインやカラーが可能です。

ジェルネイルとは？

ジェルネイルは基本的に自爪の長さのままネイルを行います。

長さのあるネイルをしたい場合は自爪を伸ばしておくか、長さだしを行う必要があります。

アクリルネイルに比べてほど良い柔軟性があり、カラーを混ぜたり多様なデザインが可能です。近年はネイルの主流となっています。

強度のある専用のジェルを使うことで、ジェルで長さだしを行うことも可能です。これを「ジェルスカルプ」と呼ぶこともあります。（ジェルスカは5㎜程度までの長さだし向き）

ジェルネイルの工程

ジェルを塗布したら硬化用ライトに当て固める、を繰り返していきます。

ベース→カラー→アート等→トップと重ねていき仕上げます。

仕上げのトップジェルで全体をコーティングし硬化したら、表面はすでに固まっている（乾いている）ので、すぐに触ったり指先を使っても問題ありません。

アクリルネイルとジェルネイルの違い

上記のように施術方法の違いなど細かな違いがありますが、２つの主な違いは、強度です。

アクリルネイルの方が強度が高く、折れにくいので5㎜以上の長さを出しをする場合に使用することが多いです。

両方とも好きなデザインやカラーが可能ですので、サロンでネイルをする場合は「長さだしが必要かどうか？、どのくらいの長さで何本長さだしするか？」によってどちらかを選ぶことになります。

※上記は一般的なサロン例です。サロンや施術者によって異なる場合があります。

長さ出しはどっちで行う？

ネイルの長さだしはアクリルとジェル、どちらでも行うことができます。

長さだしのやり方に明確な決まりはなく、サロンやネイリストによって施術方法が異なります。基本はネイルのデザインや爪の状態、生活上の負荷を考慮し判断します。

ジェルとアクリルどちらで長さだしをしても、ネイルの仕上がりにはほとんど差が出ません。

サロンの予約はどっちを選択する？

基本的には自爪の上にするのがジェルネイル、長さを出すにはアクリルネイルと認識しても問題ありません。

ジェルネイルをしたいけど自爪が折れた部分だけ長さだしをしたい場合（1~3,4本程度）は、必ず長さだしのメニューも選択する必要があります。（上記図：ジェルネイル＋ジェルorアクリル長さだし）

両手10本長さだしをしたい場合は、スカルプのメニュー※を選択しましょう。最近はジェルネイルが主流の為、サロンによってアクリルの施術を行っていない場合もあります。

両手アクリルネイルをしたい場合は、スカルプメニューが豊富なサロンを選ぶと失敗が少ないです。

※メインメニューからスカルプを選びます。追加や単品メニューのアクリルはあくまで数本の長さだし用メニューです。

メニューが分かりずらい時は

ネイルサロンのメニューは選択項目も多く、表記もサロンによって異なるのでとっても分かりずらいですよね。

長さだしを含む施術は時間が長く掛かります。その為十分な時間を確保できていないと施術ができなかったり、ネイル後の予定に間に合わないという事もよくあります。

どのメニューを選択していいか分からない場合や不安な時は、必ず電話やメール等で確認を取り予約をすると安心です！