『サロンでも使う持ちの良いベースが知りたい!』
『爪に合うベースジェルが欲しい。』
セルフジェルでもサロンネイルのように持ちの良いネイルにしたいけど、ベースジェルの種類も多くて、何を使ったらいいか分からないと言う方も多いですよね。
ベースジェル次第では、自爪やネイルの持ちに影響するので、しっかり選んで自分に合ったものを使いたいところです。
今回は、ネイリストも使用するプロ向けのベースジェルの中から、セルフネイルにおすすめのベースジェルをご紹介します!
目次
ベースジェルの選び方
ベースジェルはメーカーによって使い心地や持ち、成分が大きく異なります。その為、自分の爪に合う、ベストなベースジェルを使用する事が大切です。
まずはベースジェルの選び方を参考に、自分に合うジェルを探しましょう。
ベースを選ぶポイント!
- ①サンディングの有無
- ②ソフトジェルorハードジェル
- ③コンテナorボトル
①サンディングの有無
ベースジェルには自爪にサンディングが必要なものと、不要なもの(ノンサンディング)があります。
サンディングはファイルで爪表面に小さな傷を入れ、傷の小さな溝にジェルが入り込むことでネイルを密着させています。その為、一定期間ネイルが持続する仕組みです。
ノンサンディングのベースジェルは密着力が高い成分で作られており、サンディングなしで塗ってもしっかりと密着します。爪に傷を入れずにネイルができるため、繰り返しネイルをする方や、自爪の負担を減らしたい方に人気があります!
※どちらの方が爪の負担が少ないという事ではありません。どちらも正しい使い方と適切なオフが必要です。
②ソフトジェルorハードジェル
ベースジェルには、ソフトジェルとハードジェルがあります。大きな違いはアセトンに溶けるか・溶けないかです。
ソフトジェルはアセトンに溶けるためオフがしやすく、また柔軟性があるのでネイルの付け心地が自然です。セルフネイルをするならオフがしやすいソフトジェルが断然おすすめです!
ハードジェルはアセトンに溶けない為、ファイルで削ってオフする必要があります。ソフトジェルよりも硬さがあり、ネイルが頑丈になります。薄いスカルプを付けたような感じで、生活で爪先に負担が掛かりやすい方など爪が折れやすい方におすすめです。
強度があるのでジェルでの長さだしにも使われます。折れやすい指だけハードジェルを使用するなど、使い分けをすると良いです!
③コンテナorボトル
ジェルはコンテナタイプかボトルタイプに分かれます。
コンテナはジェルブラシで塗ります。自分の塗りやすい筆を使えて、塗布量も調整しやすくキワまで綺麗に塗れる,筆でジェルを誘導しやすくフォルムを整えやすいなどのメリットがあります。
ボトルタイプはジェルブラシが必要なく、マニキュアのように簡単に塗ることができます。道具を増やしたくない方や、空いた時間に手軽にジェルネイルをしたい方に人気です。
初めはボトルタイプがおすすめ!
どちらが良いかまだ分からない方は、最初はボトルタイプを購入し、使いにくければアルミホイルにジェルを出して筆で塗ると無駄なく使えますよ!
ベースジェルおすすめ5選!
ここではネイルサロンでも使用される、プロ向けのベースジェルからおすすめの5つを紹介します!
セルフジェルにも使いやすく、持ちの良いベースばかりです。それぞれの特徴を見て自分に合うベースを見つけてみて下さい。
Naility! ネイリティー/ステップレス ベースジェル
サンディング不要なのに密着力はしっかり、3~4週間は持ちます。ジェルのテクスチャーはさらりとしたタイプで薄付き。
マニキュアのように手軽に塗りやすいですが、流れやすいので一度の塗布量は少な目にするのが〇。厚みや硬さを出したい時は重ね塗りで使用しましょう。コスパがよく、手間を省いて時短ネイルをしたい方におすすめ!
Naility!商品詳細
●種類:ソフトジェル
●サンディング:不要
●硬化時間:LED30秒,UV30秒
●容器/容量:ボトルタイプ/7g
PRESTO プレスト/ブラッシュオンベースジェル
ジェルの硬化後は、硬すぎず柔らかすぎず程よい強度に仕上がるプレストのベースジェル。
ボトルタイプで、ハケにコシがありキワやサイドも塗りやすく人気。撹拌(かくはん)不要なので、ジェルを混ぜる手間がなくすぐ使えます。ジェル初心者の方や、ボトルタイプを使ってみたい方におすすめ。
PRESTO商品詳細
●種類:ソフトジェル
●サンディング:要
●硬化時間:LED20秒,UV1分
●容器/容量:ボトルタイプ/13g
Melty Gel メルティージェル/クリアジェル
ジェルのテクスチャーは柔らかくサラっとした塗りやすいベースジェル。薄付きになりやすいので、2度塗りするのがおすすめ!フォルムを整えたい時は、たっぷり目にふんわりサッと塗布すると、セルフレベリングで表面が整います。
硬化後は、柔らかすぎない柔軟性のあるネイルに仕上がります。ベース以外にもカラーに混ぜてミキシングジェルとして使ったり、グラデーションの馴染ませなど多用途に使える万能ジェル!
MeltyGel商品詳細
●種類:ソフトジェル
●サンディング:要
●硬化時間:LED1分,UV2~3分
●容器/容量:コンテナタイプ/14g
PREGEL プリジェル/エクセレントベース
1カ月以上リフトせずに長持ちする、密着力の高いプリジェルの定番のベースジェル!ネイルの持ちが悪い、リフトしやすい方には特におすすめです。
ジェルのテクスチャーは平均的で、初心者の方でも扱いやすい粘度。塗り方は薄めに1度塗りが推奨となっています。凹凸を整えたい場合は薄めに2度塗りしましょう。
長持ちする分、密着力があるのでオフの際はアセトンをしっかり浸透させ丁寧にオフします!
PREGEL商品詳細
●種類:ソフトジェル
●サンディング:要
●硬化時間:LED30秒,UV60秒
●容器/容量:コンテナタイプ/4g
SHINYGEL シャイニージェル/スーパーベース
ジェルのテクスチャーは柔らかめでキワまで塗りやすく、フォルムを整えやすい操作性の良さ。セルフレベリングしやすく、簡単につるんと綺麗な表面を作れます。
生活で水分に触れるとより硬く密着する特徴があり、安定感のある持ちの良いベースジェルです。
シャイニージェルのベースは特にアセトンが浸透しやすく、ペロンとめくれるように簡単にオフできるのが特徴!ガリガリする必要がないので、オフによる負担を減らせます。
自爪の傷みや薄さが気になる方、ネイルを繰り返す方、オフが面倒な方におすすめ!
SHINYGEL商品詳細
●種類:ソフトジェル
●サンディング:不要
●硬化時間:LED30~60秒
●容器/容量:コンテナタイプ/5g
ネイルが剥がれやすい原因
ネイルが剥がれやすい場合、まずは塗り方や扱い方を見直してみましょう!
原因の特定は難しいですが、プロでもちょっとした施術不足で簡単に浮きや剥がれが起こります。
まずは、手順の1つ1つを丁寧に行うことを心掛けてみてください。
見直したい8つのこと!
- ケアが足りていない
- 油分除去が足りていない
- 爪表面を触っている
- 塗布量が多い・少ない
- サンディング不足
- 硬化不足
- ジェルが薄い・コーティング不足
- ジェルが爪に合っていない
詳しくは下記の記事で解説していますので、参考にしてみてください。↓
参考セルフジェルネイルすぐに剥がれる原因は8つ!長持ちする方法とは?
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ベースジェルのよくある疑問
ジェルネイルは道具も多いので、よく分からずとりあえず使っているという事も多いですよね。
ベースを選ぶ時や使う時に知っておきたい、ベースジェルの疑問をまとめました。
ベースジェルの疑問!
- そもそもベースジェルとは?
- ピールオフジェルとは?
- ベースジェルはトップとして使える?
- 取れにくいベースジェルとは?
- 爪が傷みにくいベースジェルとは?
そもそもベースジェルとは?
ベースジェルとは、一番最初に爪に塗るジェルのことで、ジェルネイルを爪に密着させる役割があります。
そのためベースを塗らずにカラージェルやトップジェルだけを塗っても密着せず剥がれてしまいますので、必ずベースジェルを塗布してから行いましょう。(※ベース不要の特殊なジェルを除く)
ピールオフジェルとは?
ピールオフジェルは、リムーバー不要でネイルを剥がしてオフできるベースです。
ピールオフジェルを爪に塗布し、その上に通常のジェルネイルを行うだけ。最短1日~数日持つものもあります。(基本は1日程度の持ち)
ジェルネイルをしたいけどすぐにオフしないといけない方や、ジェルネイルの練習に適しています。
製品によってピールオフベース、ベースコートなどとも呼ばれます。
ベースジェルはトップとして使える?
基本的には使えません。ベースジェルはあくまでネイルの密着をよくする為のもので、トップジェルとしての役割であるツヤ感や強度、コーディング力がありません。
同じクリアジェルですがベースとトップそれぞれ役割が異なりますので、両方を用意する必要があります。
※製品によって兼用できるジェルもあります。
取れにくいベースジェルとは?
サンディングの有・無、コンテナとボトル、どちらが取れやすい取れにくいという事ではありません。
基本的にどの製品でも適切な塗り方、扱い方を行えば3~4週間ほどの一般的な持ちを実現することができます。
ただ爪の状態や生活に適していないジェルは剥がれやすいこともあります。
プロ用のジェルは成分が強く確かにセルフ用のジェルより持ちが続きやすいこともありますが、ジェルの正しい使い方や適切なケアが行えていなければ、プロ用でも剥がれやすくなります。
爪が傷みにくいベースジェルとは?
サンディングなしだから傷みにくい、〇〇だから傷まないという事ではありません。
サンディングをしない分密着力が高いのでオフがしにくい製品もあります。その場合丁寧なオフを行わないと逆に爪を傷めてしまうことも。
オフは爪への負担が掛かる作業ですので、傷みが気になる方はオフのしやすさでベースを選ぶのがおすすめです!
自爪に合うベースジェルを探す
いかがでしたか?今回は、私も使ってみて実際に良かったベースジェルを5つご紹介しました。
ベースジェルはメーカーによっても配合成分がかなり違う為、自分の爪に合うものとそうでないものが出てきます。その為ネイルサロンでも、お客様の爪の状態に合ったベースジェルを使い分け施術をしています。
セルフネイルでも同様に、自分に合ったジェルを見つけることで持ちが改善したり、使いやすくなったりと大きな変化を感じることができるので、ぜひ納得のいくベースジェルを見つけてみて下さいね!