フットジェルネイルって意外と長持ちするので、放置してしまいますよね。
「まだ綺麗に付いてるし、、」「伸びるの遅いからまだ大丈夫。」「伸びても爪切りで切れるし。」と思っている方も多いはず。でも、適切な付け替え頻度や扱い方を守らないと、爪トラブルの原因にもなりかねません。
トラブルを避け、足先を綺麗に維持する為にも、適切なフットネイルの扱い方について解説します。
フットネイルの適切な付け替え頻度とは?
付け替え周期:夏季5~6週間以内、冬季6~7週間以内
フットネイルはハンドネイルより伸びるスピードが遅く、剥がれにくい為、長く付けすぎてしまう方も多いです。8週間(2カ月)程度は綺麗に付いていることもよくありますが、長期間になると爪のトラブルを招きかねないので、周期を守った付け替えが大切です。
・夏期は、代謝も良くなり爪の生えるスピードも早くなりますので、6週間以内までに付け替えしましょう。
また、海水浴やプールに行く方はジェルが浮きやすく、ジェルと爪の隙間に水分が溜まりトラブルの原因になることもあります。ですので、通常より少し早めの5週間程度での付け替えが適切です。
・冬季は、代謝も鈍り爪の生えるスピードも遅くなります。「まだ大丈夫かな、、」といつもより長期間付けたままの方も多いですよね。でも、冬場に湯船や温泉に浸かる機会が多ければ、ジェルの付けっ放しは危険になります。遅くても7週間以内を目安に付け替えをしましょう。
フットネイルを長く付けていると起こる爪トラブル
フットネイルはハンドよりも爪の状態を確認しずらく、蒸れやすい環境でもあります。扱い方に注意をしなければ、トラブルを悪化させてしまうことも。。以下では、主に起こりやすい爪トラブルについて解説します。
気を付けたいグリーンネイルとは?
グリーンネイルは、爪のカビとも呼ばれますが、正確にはカビではなく緑色の菌(緑膿菌)が繁殖した状態のことを言います。水分が多いところで繁殖しやすく、爪が緑色に変色します。軽度の場合は薄い黄色や黄緑色の場合もあります。
・なぜグリーンネイルになるの?
長期間ジェルを付けていると徐々に剥がれやすくなり、ジェルが浮くこともあります。(爪に密着しているジェルが剥がれ、隙間ができた状態)その隙間に水分が入り込み溜まってしまうと、緑膿菌が繁殖しやすくグリーンネイルになります。
特にフットネイルは、ジェルが浮いても自分では気付かないことが多いです。ですので、付け替え時期を守り、爪の状態を確認することでグリーンネイルの発生を予防できます。
グリーンネイルになってしまったら?
・ネイルをしない
サロンでジェルネイルをすぐに外し、完治するまではジェルやマニキュアを控えます。
ジェルを付けても症状は悪化しませんが、爪にフタをする事になるので完治もしません。また同じようにジェルが浮き、隙間に水分が入り込めば、症状を悪化させてしまいます。ネイルはせずに自爪が蒸れないように気を付ければ、菌が徐々に減り治ります。
・治るまでにかかる期間
軽度であれば1~3カ月で自然に治り、重度の場合は半年以上、時間が掛かる場合もあります。重症な場合は爪が剥がれることもあるので、皮膚科での治療が必要です。
爪の圧迫や巻き爪の原因にも
爪が伸びた状態で過ごしていると、靴に爪先がぶつかり、圧迫されて痛みが出ます。爪が割れたり、血豆ができたりする原因にもなります。
また、ジェルを長期間付けておくことで爪に圧力が掛かり、爪のサイドから巻爪になりやすいと言われています。(最近では乾燥が原因で巻爪になるとも言われています。)
足の爪は巻爪になると重症化しやすく皮膚に食い込み痛みを伴う場合もあるので、長期間の付けっ放しは避け、定期的な付け替えで爪の状態を確認しながらネイルをする事が大切です。
・巻き爪防止する爪の切り方
巻爪気味の方や、巻爪予防には足の爪を丸く短く切らないことが大切です。丸く短くカットすることで皮膚に食い込みやすく巻き爪の原因にもなります。
形を整える時は、四角形のスクエアオフが適切です。四角の角が引っかからない様、少しだけコーナーを丸くし、先端の白い部分(フリーエッジ)は少し残る程度の長さにします。
フットネイルが伸びても爪切りは使わない
フットネイルが伸びてきても、爪切りでセルフカットをするのは控えましょう。ストーンを付けていなくジェルが薄い場合でも、爪切りで切るのは適切ではありません。
爪切りで切るのはダメな理由
ジェルは爪の先端(爪の厚みの部分)にも塗って仕上げることで、剥がれを防ぎ密着します。ですが、先端をカットしてしまうことで、カバーしていたジェルが無くなり、全体も剥がれやすくなります。
また、カットした衝撃でジェルが剥がれ、隙間が出来る事でグリーンネイルの原因にもなりますので、爪切りでのカットは控えましょう。
どうしても自分で短くしたい時
伸びてくると生活がしずらくなりますよね。どうしても短くしたい場合は、ネイルファイル(やすり)を使って短くしましょう。カットの衝撃は避けられますが、先端から剥がれやすくなるのは変わらないので、その後は早めにサロンで付け替えしましょう。
まとめ:適切に扱えば問題ないです
爪のトラブルをここまで聞くと、フットネイルが怖くなりますよね。でも、適切な付け替え時期と扱い方を守れば、トラブルが起こる事もほとんどありません。
フットネイルをすれば、いつ見られても綺麗な足先でいられるので女子力アップにも気分転換にも、おすすめです。