ジェルネイルとマニキュアの違いって、知っているようでよく分からないという方も多いですよね。
セルフネイルを始める方や、ネイルサロンに初めて行く方など、まずは知っておきたい「ジェルネイルとマニキュアの違い」とメリット・デメリットを分かりやすく解説していきます!
目次
ジェルネイルとは?
ジェルネイルは、専用のライトに当てると化学反応によって硬化します。
ライトの光ですぐに固まるため乾かす時間が要らず、艶のあるぷっくりとした、適度な強度のあるネイルに仕上がります。
持ちは3~4週間程度と長く、シンプルなカラーリングから細かなアートなど様々なデザインが可能です。
自爪との密着度が高い為、外すときはジェルネイル用のリムーバーを使用して溶かしてオフします。
マニキュアのように簡単にオフできる訳ではないので、基本的にはサロンで施術をしてもうのが一般的ですが、最近はセルフジェルネイルを行う方も増えています。
ジェルネイルだけでなく硬化用のライトや筆、拭き取り用のワイプやクリーナーなど様々なジェルネイル用品を揃える必要があります。
マニキュアとは?
マニキュアは「ポリッシュ」「ネイルラッカー」とも呼ばれ、成分が揮発することで自然に乾きます。
表面が乾くまでに30分~1時間程度かかりますが、マニキュアの以外の道具は必要ないのでセルフでも手軽るにカラーリングができます。
持続性は低いので、早ければ3日程度で剥がれがでてきます。
オフをする際は、除光液を使って拭き取るだけで落とせ、塗る手順も少なくオフも簡単なので、自宅で気軽にネイルを楽しむことができます。
ネイルとマニキュアの違いは?
マニキュアやジェルネイル、スカルプを総称して「ネイル」と呼びます。
場合によっては、マニキュア以外のジェルネイルやスカルプを「ネイル」と表現する場合があります。
場面によって呼び方の違いがあるため分かりづらいことも多いですよね。
その為、一般的にはマニキュアは「マニキュア」や「ポリッシュ」、ジェルネイルは「ジェル」、スカルプは「スカルプ」や「アクリル」と呼ぶことが多いです。
「セルフネイル」と言うと、マニキュアとジェルネイルどちらも意味しますので、セルフマニキュアなのかセルフジェルネイルなのかは文章から判断する必要があります。
ジェルネイルとマニキュアとの主な4つの違い!【メリット・デメリット】
ジェルネイルとマニキュアには主な違いが4つあります。
乾きの早さ、ネイルの持ち、作業時間、オフの違い、それぞれのメリットやデメリットを理解して、目的に合わせてネイルを使い分ける必要があります。
乾きの早さの違い
ジェルネイルはライトに当てると30秒程~1分程度で完全に固まりますが、マニキュアは自然乾燥なので塗ってから30分以上は乾かす必要があります。
マニキュアは表面は乾いても、中まで完全に乾くには数時間以上かかりますので、寝ている間にあとが付いてしまったり、綺麗に乾かすのは少々大変です。
それに比べてジェルネイルは、ライトで硬化すれば触っても跡が付いたりよれたりすることが無く、すぐに手先を使うことができます。
ネイルの持ちの違い
ネイルの持ちはジェルネイルは3~4週間程度、マニキュアは早くて3日程度と持続性は大きく異なります。
すぐにネイルを変えたい方はマニキュアが便利ですが、1カ月ほどネイルを持続させたい方はジェルネイルが便利です。
またジェルネイルは多少厚みがあり適度な強度がでるため、ネイルや爪を折れにくくした方にも適しています。
作業時間の違い
ネイルの乾きはジェルネイルの方が圧倒的に早いですが、全体の作業時間はジェルネイルの方が長く掛かります。
ジェルはネイルケアからサンディングやファイリング、ベース、カラー、アート、トップと手順も多いので、サロンで行う場合でも1時間以上かかります。これをセルフで両手行うとさらに時間が掛かります。
ちなみに、ケアやサンディングを省いてしまうと数日でリフト(剥がれ)が起こりジェルネイル本来の持ちの良さが出せません。
それに比べてマニキュアはベースコート、カラー、トップコートを塗るだけなので手順が少なくセルフでも簡単に塗布することができます。
オフの違い
マニキュアはオフも簡単です。除光液をコットンに含ませてマニキュアを拭き取るだけなので、10分もあれば両手を綺麗に落とすことができます。
ジェルネイルは表面のトップジェルをファイルで削り落としたあと、専用のジェルネイルリムーバーをコットンに含ませてネイルにのせ、ジェルが溶けるのを15分程度待ちます。
その後柔らかくなったジェルを少しずつ丁寧に取り除きます。サロンで行う場合は両手で30~40分、セルフの場合は1時間以上は掛かります。
ジェルネイルは気を付けてオフしないと自爪を傷めてしまう事もあるので注意が必要です。
セルフネイルはジェルとマニキュアどちらがおすすめ?
予定のある日や、休日だけネイルをするならマニキュアがおすすめです。
乾かすのが面倒なら速乾タイプのマニキュアを使うことで、待ち時間をかなり減らせてよれる心配も少なくなります。
ネイルを長く持たせたい方や、色んなカラーやアートを試したい方はジェルネイルが適しています。
ジェルネイルを塗る手間が心配な方は、ボトルタイプのジェルを使うと時短になり道具も少なくて済みます。
またオフの煩わしさが心配な方はピールオフジェルや、オフしやすいベースジェルを使用することでかなりオフしやすくすることができるので、持ちを優先するならジェルネイルに挑戦するのがおすすめです!
マニキュアやジェルネイルは、使いやすく進化したものが充実していますので、それぞれのデメリットもカバーしやすくなっています。
こちらも記事も参考にどうぞ。↓
●マニキュアを早く乾かすコツ5つ!よれを防いで綺麗に仕上げる方法
●おすすめピールオフジェル3選!ネイルが剥がせるベースコート
●プロも使うベースジェルおすすめ5選!サロンの持ちをセルフネイルに
目的に合わせてネイルを正しく選んで!
いかがでしたか?
ジェルネイルとマニキュアはそれぞれの良さや特徴があります。
上記のように、デメリットも解消する方法やアイテムもありますので、目的や爪に合わせて、適切なネイルを正しく選びネイルを楽しみたいですね!