ジェルネイルには使用期限があり、一定期間経過すると成分が変質したり使用に向かない状態へと劣化することもあります。
長期間保管していたジェルがまだ使えるのか気になった時に、劣化や異変を確認する方法とジェルネイルの使用期限について解説します!
ジェルネイルの使用期限
- 未開封のジェル:3年程度
- 開封後のジェル:1年~1年半程度
ジェルネイルの使用期限は、未開封ならおよそ3年程度、開封後は1年~1年半程度が使用期限の目安です。
製品によっては使用期限が記載されていたり、公式サイト等で確認できるものもあります。
保管方法や扱い方によってはジェルの劣化を早めてしまう場合もあります。ジェルの劣化や変質が無いかを確認してから扱いましょう。
ジェルネイル劣化の確認方法
長期間使わずに保管していたジェルは、使用期限に関わらず状態の確認をしてから使用しましょう。
使用期限はあくまで目安ですので、保管状態や製品によっては劣化や変質が起こっていることもあります。
正しい劣化の確認方法は下記の通りです。使用前には確認を行い安全に使用しましょう!
①匂いの確認
一般的なジェルネイルはほとんど強い匂いや刺激臭はありません。マニキュアのようなシンナー臭もジェルネイルにはありません。
そのため、異臭を感じる場合は劣化が進んでいると考えられますので使用をやめましょう。
パラジェルやバイオジェルは元から独特な匂いがあります。開封直後と明らかに匂いが異なる場合は使用を控えましょう。
②撹拌し色の確認
通常、一定期間使用しないとジェルの成分が分離し、顔料が沈殿することもあります。
使用前にはスパチュラを使って撹拌(かくはん)しましょう。撹拌して成分を均一に整えることで、ジェルを適切な状態で使用することができます。
撹拌しても購入時の色と異なる場合や、明らかな変色が起こっている場合は、劣化と判断できますので使用せずに処分しましょう。
ベースやトップなどのクリアジェルは黄ばみがないか確認します。
③粘度の確認
異臭や変色がなくても、塗布前には粘度の確認も行いましょう。
明らかに固く塗り広げにくい、がさつくなどジェルの伸びが悪い場合は、ジェルの硬化が進んでいる可能性があります。
一度固くなったジェルは緩められません。使用しても硬化不良を起こしたり、ネイルが密着せず剥がれるなど不具合が起こり適切な使用ができないため、処分しましょう。
温度による粘度の変化
通常ジェルネイルは気温によって粘度が変わります。気温が低いと固くなり、気温が高いと緩くなります。
使用の数時間前には施術場所に出し、適度な粘度に調整して使用しましょう。
ジェルネイルに劣化や異変のある場合
使用前に状態確認を行い、少しでも異変がある場合は使用を控えましょう。
ジェルネイルは化学反応を利用して行います。中身の成分が劣化や変質を起こした状態で使用すると、適切な発色にならない、硬化しない、剥がれやすい、など適切な使用ができないことも多いです。
また、劣化したジェルネイルを使用することで、アレルギーの原因となることも多いです。
爪や皮膚に周りに使用するものですので、安全第一でネイルを行いましょう!
まとめ
いかがでしたか?
知っているようで知らない、ジェルネイルの使用期限と劣化について解説しました。
セルフネイルの場合は使い切れずに長期間保管することも多いと思いますので、久しぶりに使用する際は状態確認を行い、安全な使用を心掛けたいですね!