当ページにはPRリンクを含みます

ネイルの知識

ジェルネイルのリフトとは?リフトの原因と対策方法

ジェルネイルでよく聞く「リフト」ですが、実際にリフトってどういう状態のことかよく分からない。という方も多いのではないでしょうか?

意外と知らないジェルネイルのリフトについて、対処方法や原因まで詳しく解説します!

ジェルネイルのリフトとは

ジェルネイルのリフトとは?

リフトとは、爪に付けたジェルネイルが剥がれることを言います。

通常ジェルネイルの持ちは3~4週間ですが、その間に爪先や根本サイドからネイルが剥がれることを「ネイルがリフトした」と言います。※

また、リフトのことを「ネイルが浮く」とも言い表します。

※リフトの状態は様々です。爪周りだけでなくネイルの中がリフトすることもあります。

リフトが起こるのは良くないの?

基本的には次の付け替えまで、リフトしないのが理想的です。

ジェルネイルを付けてから日が経つと劣化が進み、密着が弱まるのでリフトが起こるのは自然なことです。

ネイルの持ちはだいたい3~4週間程度ですが、いろいろな要因によって早くリフトが起こることもあります。

早い段階でリフトが起こると、ネイルが剥がれる、欠ける、引っ掛かるなど支障が出てしまうこともあります。

リフトの状態とは?

リフトした部分は、ネイルが白くモヤモヤして見えます。特にクリア系のデザインはリフトに気付きやすいです。

普段カラーやアートをしていて気付いていない方も、クリアなデザインをしたら急にリフトが起こったように感じるという事もよくあります。

爪先や根本、両サイドなど爪の周りだけでなく、ネイルの中にも起こります。

リフトが起きた時は?

リフトを見つけたらとにかく、いじらない事が大切です。

気になって触っていると、どんどん浮きを広げてしまいます。引っ掛かりも大きくなってしまうのでサロンに行くまではできるだけ触れない、ぶつけないように気を付けましょう。

リフトの応急処置方法は?

リフトが大きくめくれたり、引っ掛かりがひどい時は応急処置としてネイルグルーでとめる方法があります。

応急処置を行った後は早めにサロンで付け替えをを行いましょう。付け替えが1週間以上先の方は応急処置ではなくサロンでのお直しを受けましょう。

ネイルグルーは爪に使用できる専用の接着剤です。一般的な瞬間接着剤やボンド等は爪には絶対に使用しないでください。

ジェルネイルのリフトの原因とは

リフトの原因は、付け方やネイルの扱い方など様々な原因が考えられます。

原因によってはリフトを防ぐこともできるますので、把握しておきましょう!

下記では施術による原因と、扱い方による原因に分けて解説していきます。

【施術による主な原因】

  • ケア不足
  • サンディング不足
  • コーティング不足
  • 硬化不足
  • ジェルと爪の相性

【扱い方による主な原因】

  • 海水浴や温泉
  • ネイルをぶつける
  • 爪先を使った生活
  • 強い洗剤を使う
  • ネイルをいじる・切る

【施術によるリフトの原因】

施術による主な原因は5つです。

セルフネイルを行う方は、施術による原因を知っておくとリフトを減らすことができますね!

ケア不足

爪表面に付着している角質や汚れ、余分な油分水分はジェルネイルの密着を妨げリフトを起こします。

特に爪の根本や両サイド、爪先などはケア不足になりやすくリフトしやすい部分です。

その為、ジェルネイルを行う前は必ずケアを丁寧に行い、リフトを防いで長持ちするネイルに仕上げる必要があります。

サロンで施術が始まったら、髪の毛や顔にも爪が触れないように気を付けましょう。皮脂等が付着することもリフトの原因の1つです。

サンディング不足

適度なサンディングはジェルが密着しやすい状態を作るために必要な作業です。

皮膚周りや爪のキワはファイルを当てにくくサンディング不足になりやすい為、リフトを起こしやすくなります。

コーティング不足

トップジェルでのコーティングが薄かったり、塗布不足があるとリフトを起こしやすくなります。

特に爪先のエッジまで丁寧なコーティングが大切です。

爪先はどうしても負荷が掛かりやすいので、エッジまでしっかりと塗布しないとすぐに欠けたりリフトしていまいます。

硬化不足

コーティングがしっかりできていても、硬化不足があるとリフトを起こしてしまいます。

爪表面はライトの光が当たりやすく十分に硬化しやすいですが、爪の横や爪先はライトの光が当たりにくく硬化不足になりがちです。

しっかりと固まっていないジェルは簡単に剥がれてしまうので、指や手の角度を変えて満遍なくライトを当てて十分に硬化する必要があります。

ジェルと爪の相性

爪に合わないジェルがリフトの原因となることもあります。

一人一人爪の状態や油分水分バランスが異なるので、自分の爪に合わないジェルも存在します。

その為サロンによってはお客様の爪に合わせてジェルを変えたりすることもあります。

サロンを変えたらリフトしやすくなったという場合は、ジェルとの相性が悪い可能性も考えられます。

【扱い方によるリフトの原因】

リフトの原因は施術によるものだけではありません。

ネイルをした後の扱い方もリフトの大きな原因となりますので、注意が必要です!

海水浴や温泉

海水浴やプール、温泉やサウナは長時間水に触れていることで爪の水分量が多くなり、爪が柔らかくなったり膨張します。

すると爪に密着しているジェルが剥がれやすくリフトを起こすことがあります。

海水浴は日光の当たる時間も長い為、ネイルの劣化も早めます。温泉はお湯の成分によってリフトを起こす事もあります。

ネイルをぶつける

特にドアノブを掴む際は爪先をぶつけやすいので注意しましょう。

ネイルを付けばかりの時や、長さのあるネイルは距離感を掴みにくく、ぶつけてしまいがちです。

衝撃を加えてしまうとジェルが欠けてリフトに繋がりますので、生活にも気を付けましょう。

爪先を使った生活

できるだけ爪先を使わないよう気を付ける事でリフトを防げます。

洗い物や掃除、タイピング、袋や段ボールを開ける時、物をつかむ時など爪先を使うとジェルネイルに負荷が掛かり削れたり欠けてしまいます。

そこからリフトが広がりネイルの持ちを悪くしてしまうので、爪先ではく指の腹を使うようにしましょう。

強い洗剤を使う

漂白剤や研磨剤など掃除や洗濯に使用する成分の強い洗剤は、ネイルを劣化させリフトにも繋がってしまいます。

またネイル表面の艶が無くなり曇ってしまったりと見た目も汚くなってしまうので、扱う際は必ず手袋を着用しましょう。

ネイルをいじる・切る

ネイルが付いていると気になって触ったりいじってしまい、ついリフトさせてしまう事もあります。

また伸びが気になってカットしてしまうと爪先のコーティングが無くなるのでリフトしてしまいます。

爪切りのパチンという衝撃でも簡単にリフトしますので、どうしても切りたい場合はネイルの付け替え日が近くなってからにしましょう。

リフトの原因は特定が難しい

上記では主な原因を挙げましたが、この他にもリフトの原因に繫がることは沢山考えられます。

実際に起こったリフトの原因を特定することも簡単ではありません。

リフトが早い、どうしてもリフトしやすい方はまず日常生活でネイルの扱いに気を付けみて下さい。

それでも変化が無ければ、違うジェルを試す、密着度の高いジェルに変える、施術を見直す、コーティングを強化するなど施術で対策を取ることも可能です。

リフトしないネイルのために

いかがでしたか?

今回はジェルネイルの”リフト”について詳しくご紹介しました。

リフトはセルフネイルだけでなく、プロの施術でも起こるネイル悩みの1つです。

意外とちょっとした対策で簡単に改善することもありますので、リフトが気になっている方は上記の原因を丁寧に再確認してみて下さいね。

-ネイルの知識
-,

© 2021 美ネイル.