ジェルネイルライトはUV・LED・CCFLそれぞれ寿命が異なります。特にUVライトはLEDよりも早い周期でランプの交換が必要です。
ジェルネイルが正しく硬化できなくなる前に、知っておきたいライトの寿命と交換の目安を解説します。
目次
ジェルネイルライトの交換の目安は?
UVライトやLEDライト、CCFLライトどちらの場合も正常な硬化ができなくなる前に、ライトの寿命を目安に交換しましょう。
使用期間や使用頻度によって交換のタイミングは多少異なりますが、寿命や劣化によって下記のような不具合が起こりやすくなります。
劣化や寿命による不具合
- ジェルネイルが固まらない
- ネイルが柔らかい、ブヨブヨする
- 表面が曇って艶がでない
- ネイルが剥がれやすくなる
- ライトの光が弱く感じる
ライトの交換には、UVライトはランプ(電球)の取り換え、LEDやCCFLライトはライト本体の買い替えが必要です。
それぞれのライトの寿命を解説していきます。
ジェルネイル用UVライトの寿命は?
UVライトは本体にランプ(電球)を取り付けて使用します。
使用頻度によりますが、半年から1年程度でランプの交換が必要となります。
ネイルサロンのように毎日使用する場合は半年程度、セルフネイルで月に数回しか使用しない場合は1年程度が目安です。
UVランプの交換方法
UVライトのランプは差込口の形が異なるものもあります。必ずライトに合ったランプを選びましょう。
付け替え方法は簡単です。ライト本体から電球を引き抜き、新しい電球を奥までしっかり差し込んで取り付けます。
1本9w、4本で36wと適切なワット数になりますので、必ず4本同時に付け替えしましょう。ライトの裏に交換した日付をメモしておと、次の交換時期が分かりやすくなります。
ジェルネイル用LEDライトの寿命は?
LEDライトはライトの交換が必要なく、基本的には半永久的に使用できるとされています。
ですが、LEDライトには砲弾型とチップ型の2種類があり、それぞれによって寿命や劣化の違いがあるので注意が必要です。
砲弾型LEDライトの場合
砲弾型のLEDライトは、ライトに「エポキシ樹脂」を使用しており紫外線や耐熱性に弱く、ライトの劣化が早く硬化不良を起こしやすいです。
安価なLEDライトに使われていることが多く、硬化の不具合を感じたらライトの本体の買い替えが必要になります。(1年程度が目安)
チップ型LEDライトの場合
チップ型LEDライトは「シリコン樹脂」を使用しており、紫外線や耐熱性に強いため劣化しにくく、長く使用することができます。
また照射角度が広く、陰になりやすいキワにも光がしっかり当たり硬化不良を起こしにくいです。
UVライトや砲弾型LEDに比べると高価ですが、長く安定して使用できる為、買い替えを繰り返すよりもコスパが良いです。
おすすめLEDライト
SHIINYGEL シャイニージェル LEDライト16w
チップ型のLEDライト。ドーム型でライトの光が満遍なくあたりジェルネイルを綺麗に固めます。1年保証もあり安心して使えます。
ジェルネイル用CCFLライトの寿命は?
CCFLライトはUV、LED両方の機能があり、LEDライトと同様にランプの交換が必要がなく長く使えます。
UVライトまたはLEDライトでしか硬化しないジェルを持っている場合に便利ですが、ジェルによっては硬化不良を起こすものもあります。
硬化不良を起こす理由はライトの波長と、ジェルが硬化する波長が合わない為です。特にLEDライトでしか固まらないジェルはCCFLの波長数とは異なるものが多く、うまく固まらないことがあります。
CCFLで適切に硬化できるジェルはあまり多くない為、CCFLライトと同メーカーのCCFLで固まるジェルを選ぶなど、メーカーを揃えて使用するのがおすすめです。
ライトの寿命よりも長く使うとどうなる?
使用頻度によってはライトの寿命を超えて使うことも可能ですが、やはり経過とともに劣化が進むので、硬化の不具合が起こりやすくなります。
ジェルネイルはライトの光に当たることで化学反応によって硬化します。ライトが適切でないとジェルを正しく硬化することができず硬化不良に繋がります。
ネイルが浮きやすい、トップやカラーだけ剥がれる、ネイルが欠けやすい、艶がでない曇る、なども硬化不良によって起こりやすい不具合です。
ライトの寿命を目安に、少しでも不具合を感じたら交換を行いましょう。
ジェルネイルライトを正しく使って綺麗なネイルに
いかがでしたか?
セルフネイル用にライトを購入後、寿命や交換の目安を知らずに使っていたと言う方も多いのではないでしょうか?
ジェルネイルには欠かせないライトですので、適切な交換を行ってネイルを楽しみましょう。