「スカルプってどうやってカラーやアートをしているの?やり方の違いって?」
スカルプチュアネイルのやり方は、サロンやネイリストによっても様々な方法があります。
スカルプのやり方がよく分からない、セルフネイルの参考にしたいという方に、「スカルプの3つのやり方と手順」を解説します!
目次
スカルプチュアネイルのやり方の違い
スカルプは土台の作り方やカラーリングの仕方、アートの仕方も様々です。
ネイルサロンやネイリストによっても異なり、デザインに合わせてやり方を変えることもあります。
スカルプチュアとは?
スカルプとは、”スカルプチュア”、”アクリル”、”人口爪”などと呼び、強度のある人口爪を作ることができる為、主にネイルの長さ出しとして使われます。
専用のリキッド(液体)とパウダーを混ぜることでミクスチャーができ、柔らかい状態のミクスチャーを爪にのせて長さや形を作り、長さだしや補強を行います。
スカルプの主な用途
スカルプは長さだしだけでなく爪の補強や深爪矯正、パーツの固定などにも用いられます。
ジェルネイルと比べて強度と密着度が高く、負荷のかかりやすいロングネイルや大きいパーツの固定などにも適しています。
スカルプのカラーリング方法3つ!
スカルプには主に3つのカラーリング方法があります。
- ①カラーパウダーで作る
- ②ジェルでカラーリング
- ③ポリッシュでカラーリング
①カラーパウダーで作る
スカルプを作るアクリルパウダーは、透明のパウダーだけでなく、色やラメの入ったカラーパウダーがあります。
ジェルネイルほどカラーバリエーションはありませんが、カラーパウダーでスカルプを作ればトップジェルでコーティングをするだけで完成します。
ジェルネイルが流行る以前は、主流の技法でした。
カラーパウダーを混ぜて作ることも
カラーパウダーやラメを混ぜて好みの色を作ることもできます。
ただ、ラメの配合量が多いとアクリル本来の強度が出せずに折れやすくなることもあります。
カラーパウダーはパーツの作成にも
カラーパウダーは主に、立体的なパーツの作成に使われます。
小さいパーツを後からカラーリングするのは大変なので、カラーパウダーで作成すると便利です。
②ジェルでカラーリング
クリアパウダーで土台を作り、その上にジェルでカラーリングやアートを行う方法もあります。
カラージェルは色の種類も豊富ですし、どんなデザインも可能です。その為、スカルプの場合もカラーとアートはジェルで仕上げることが多いです。
現在では、サロンやネイリストの主流のやり方となっています。
※クリアパウダー以外にもナチュラルパウダーやナチュラルピンクパウダーを使用することもよくあります。
③ポリッシュでカラーリング
クリアパウダーで土台を作り、上にポリッシュ(マニキュア)でカラーリングやアートを行う方法もあります。
仕上げにジェルでコーティングをすれば剥がれることもありません。
ネイルサロンではあまり行われない技法ですが、セルフネイルの場合は手持ちのマニキュアを使って行えるので便利です。
セルフスカルプにおすすめのやり方・手順
セルフでスカルプをやってみたい方は、土台をクリアパウダーで作りジェルまたはポリッシュでカラーリングする方法が、一番簡単です。
土台はクリア以外にも、ナチュラルピンク、ナチュラルホワイトなどを使ってもOKです。
ベーシックなパウダーの方が扱いやすく、カラーパウダーに比べてコストも低く抑えられます。
土台のスカルプさえ付けてしまえば、あとは通常のジェルネイルを行うだけです。
セルフスカルプの手順
上記の方法を使って、スカルプのやり方と手順を解説していきます。
- ネイルケアを行う
- サンディングを行う
- 油分を除去する
- フォームを付ける
- アクリルをのせる
- アクリルの形と長さを整える
- ジェルでカラーリングする
- トップコートを塗布する
①ネイルケアを行う
まずはネイルケアを行い、爪表面の角質や汚れを除去します。甘皮周りもプッシャーで押し上げて整えます。
自爪が伸びているとアクリル(スカルプ)を付けた時に段差ができやすい為、自爪は短く整えましょう。
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②サンディングを行う
爪表面にサンディングを行い、ダストを払います。
サンディングできていない部分はすぐにリフトしますので、爪全体に丁寧にサンディングを行いましょう。
③油分を除去する
エタノールを含ませたワイプやキッチンペーパーで爪全体をしっかり拭き取ります。
油分が残っているとアクリルはすぐにリフトしやすい(剥がれやすい)ので、爪表面やサイド、根本、爪の裏、爪の先端までしっかり拭きます。
④フォームを付ける
アクリル用のネイルフォームを付けます。サイドのストレスポイントまでしっかりはまる様に取り付けます。
横から見てフォームが平行に付いているか確認しましょう。下向きや上向きに付いているとスカルプの形状が崩れてしまいます。
⑤アクリルをのせる
フォームを付けたらアクリルをのせます。
アクリルブラシにリキッドを含ませ、パウダーを取り爪に載せます。ミクスチャーが柔らかい内にアクリルを広げて形や長さをざっくり整えます。
アクリルが硬化してきたら(表面が温かくなってきた頃)、ピンチを入れましょう。
⑥アクリルの形と長さを整える
アクリルが完全に硬化したらゼブラファイルを使って形と長さを削って整えます。
ファイルは180グリット程度を使用し、仕上げにスポンジファイル200グリット程度で表面を滑らかに整えます。
⑦ジェルでカラーリングする
ここからは通常のジェルネイルの通りに仕上げていきます。
ダストをよく払ったら、カラージェルを塗布します。ベースジェルは塗布しなくてOKです。アートはお好みで行って下さい。
⑧トップコートを塗布する
仕上げにトップコートジェルを塗布します。爪の先端エッジにもしっかりコーティングしましょう。
硬化し未硬化ジェルを拭き取ったら完成です!
スカルプはデザインに合わせたやり方で!
いかがでしたか?
スカルプは土台の作り方さえ抑えておけば、あとは好みのやり方やデザインに合わせて造ることができます。
スカルプが好きな方は、手順を参考に挑戦してみて下さいね!