ネイルサロンやセルフネイルでも、ジェルネイルライトでの日焼けについて、気になったことはありませんか?
『毎月ネイルするし、ライトにしっかり手を入れていて、日焼けしてるのかな?』
『ネイリストさんは、微量な光なので日焼けしないって言ってたけど?』
定期的に行うネイルだからこそ、意外と気になってしまう方も多いと思います。
そこで今回は、ライトで本当に日焼けをするのか?UVライトとLEDライトでの違いと、日焼け対策方法までを、詳しく解説していきます。
ジェルネイルのライトで日焼けするの?
日焼けはほとんどしませんが、絶対にしない訳ではありません!
ジェルネイルのライトは微量な光だし、日光とは違うからと言っても、全く日焼けをしない訳ではありません。それには、光の種類や強さ、ライトに当てている時間にも関係があります。
ネイルサロンやセルフネイルで使われる主なライトは、UVライトとLEDライト、主にこの2種類のどちらかです。
それぞれのライトには光の違いがあり、使用方法も異なる為、ライトごとに日焼けとの関係性をお話ししていきます。
ジェル用UVライトと、日焼け
ネイル用UVライトにも使われている、一般的なUV(紫外線)には種類があり、すべてが肌に影響のあるものではありません。
最初に、紫外線の種類について見ていきましょう。
UV(紫外線)の種類
- UV-A(紫外線A波):肌に影響が出にくい紫外線。長期的に浴び続けることで影響がでる。
- UV-B(紫外線B派):紫外線エネルギー高く、短時間でも肌に影響が出やすい紫外線。一般的な屋外での日焼けの原因。
- UV-C(紫外線C派):大気のオゾン層によって防がれ、地上には届かない紫外線。
普段、日差しなどの影響で肌が赤くなったり、黒く日焼けをするのは、紫外線B波によるものです。
それに比べ、ジェルネイル用UVライトの光は、肌に影響が出にくい紫外線・A波を発生させ、ジェルを固めています。また、UVライトをあてる時間は1回に約1分程度で、ネイルを仕上げるまでのトータル時間でも、約10分程度の間です。
短い時間と、影響の少ない紫外線A波の使用から、UVライトによる日焼けは、ほとんどしないと言えます。
ですが、かなりの敏感肌の方や、乾燥肌のひどい方は、微量の紫外線でも影響する場合がないとは限りません。その為、しっかりと保湿ケアをして、肌を整えておくことも日焼けを防ぐ、大切なポイントです。肌トラブルは無いけど、どうしても気になると言う方も、日焼け対策を行うと安心です。
ジェル用LEDライトと、日焼け
次に、ジェルネイルのLEDライトによる、日焼けへの影響についてです。
LEDライトは、ブルーライト(青色の光)を発することで、ジェルを固めています。ブルーライトは波長が380nm~500nmの光のことで、400nmより短い波長が、紫外線(UV-AやUV-B)です。
日焼けの原因となるのは、紫外線(UV-AやUV-B)ですが、ブルーライトは、室内の照明やスマートフォン、テレビなどの電化製品からも発生している光で、屋内でも普段から浴びています。
また、LEDライトは、UVライトの半分程度の時間でジェルを固めることができ、1度の施術でライトに当てている時間は、約5分程度と光を浴びる時間がとても短く済みます。
そのため、ジェルネイルのLEDライトは、日焼けの原因となるほどの光ではない、と言えます。ですが、直にブルーライトを見続けたりするのは、目にとって良いものではありませんので、過度に見過ぎないよう気を付けましょう。
ジェルネイルライトの日焼け対策方法!
上記でもお話しした通り、LEDライトもUVライトもほぼ、日焼けへの影響がないと言うことが分かりましたね!
それでも、敏感肌の方や、紫外線に極度に弱い方、乾燥のひどい方の場合には、しっかりと日焼け対策をとることで、より安心して使用がすることが可能です。
また、肌トラブルはないけど、少しでも紫外線を浴びたくない方は、日焼け対策を行いましょう。
日焼け対策方法
- 日焼け止めを塗る
- 手袋をする
- LEDライトを使用する
日焼け止めを塗る
一番簡単な方法は、日焼け止めクリームの使用です。施術をしてもらう際にも、影響がありませんし、見た目では分からないので、周りに気を使うこともありません。
ただ、日焼け止めクリームの塗り方には、注意が必要です!ジェルネイルを付ける際には、爪表面に余分な油分があると、ジェルネイルが密着しずらく、すぐに剥がれてしまう原因となります。
ネイルサロンではケアの際に、爪表面の油分除去を行っている為、多少クリームが付いていても除去することが可能です。ですが、隙間に入り込んだクリームや、浸透している油分を取り切れない場合もあります。
そのため日焼け止めクリームを塗る際は、爪表面に付着しないよう、できる限り気を付けましょう。
手袋をする
どうしても、直接肌に光を当てたくない方は、指先の出る手袋を着用しましょう。
ネイルサロンなどでの手袋使用は、施術に影響が出る場合もありますので、事前に確認を取っておく必要があります。
また、施術の際には、細かなダスト(削りカス)や溶剤の付着が起こる場合も考えられます。汚れても問題の無い手袋の使用を、おすすめします。
LEDライトを使用する
セルフネイルの場合は、LEDライトを使用する事で、UVライトよりも日焼けの影響がほとんどありません。また、UVライトよりも短時間で、硬化することができます。
ネイルサロンで使用するライトは、お店によっても様々です。
取り扱うジェルや施術方針に合わせてライトを設備しているので、どうしても気になる方は、事前に問い合わせを行いましょう。
LEDライトを購入する場合の注意点
販売されているLEDライトには、メーカーによって沢山の種類があります。
選び方のポイントをまとめましたので、参考にしてみて下さい。
ライトの選び方のポイント
- LEDライトが、何nm(ナノメートル)のものか確認する。
- 使用するジェルが、何nmで硬化するか確認する。
- 使用するジェルが、LEDとUVどちらに対応しているか確認する。
LEDライトを選ぶ基準は、使用するジェルの硬化波長と、LEDライトの波長(nm)の相性が良いか?が、重要です。波長が合わないと、ジェルが綺麗に固まらない原因になります。
LEDライトはメーカーによって波長が異なり、385nm~415nmの波長のものがあります。
最近の国内産ジェルは、405nmで硬化するものが多くなっていますが、こちらもメーカーによって違いがあります。また、使用しているジェルによって、UVでしか固まらないものや、両ライトで固まるものなど、特徴も違います。
必ず、手持ちのジェルや、購入するジェルの硬化波長と、LEDライトの波長を確認して、ライトを選びましょう!また、同じメーカーのジェルとライトを揃えることで、より相性が良くなります。ジェル本来の艶や色味、持ちの良さが発揮され、仕上がりも綺麗なため、セット購入がおすすめです。
おすすめシャイニージェルのLEDライト
ネイルサロンでも使われるメーカー、シャイニージェルのLEDライトは、波長400-410nmで主な国内産ジェルを硬化できます。コンパクトなのに、光のパワーもしっかりしていて、使いやすさ抜群です。1年間の保証も付いていて安心です!
おすすめシャイニージェルLEDライトセット
シャイニージェルのLEDライトに、ジェルトップ、ベース、カラー、リムーバー等までセットになったお得なタイプ。シャイニージェルのベースやトップジェルも、品質が良いのでおすすめです。爪に優しい弱酸性のベースジェルは、しっかり付くのにオフが楽ちんです。
ジェルネイルの施術後には、ネイルオイルやハンドクリームでの保湿を心掛けて、少しでも肌環境を整えてあげましょう。
普段からの保湿ケアや美白ケアも、日焼け対策には欠かせません。綺麗なネイルが映えるような、綺麗な手肌を守っていきましょう!