「思っていたネイルと違う仕上がりになった。。」「すぐにネイルが剥げれた。」など、
施術の内容によっては、お客様が不満に思うのは当たり前の場合もありますよね。。でも、必ずしもお店の責任とは考えられ無い場合もあります。
自分が言おうとしている内容は「正しいクレームなのか?それともただのクレーマーなのか?」
また、「どんなやり直しや返金対応を受けられるのか?」について解説します。
ネイルを無料で直してくれる期限
多くのネイルサロンでは、来店した際、記入するカルテに「〇日以内は品質保障し、不具合があれば無料でお直します。」と記載があります。ですので、保証期間内のネイルの不具合には対応をしてもらえるんです。
平均の無料お直し期間は1週間が期限ですが、サロンによっては5日や10日などと前後します。
【保証期限がある訳は?】
付けたばかりのネイルは、日常生活にも耐えられるようなネイルを施術するのが一般的です。
ですが、数日以上経過すると付けたネイルは、劣化が始まります。生活の中で指先を使えば、付けたての良い状態も続く事はないですよね。ネイルも劣化が進めば、剥がれたり、パーツが取れたりする場合も当然考えられます。ですのでネイルの不具合が劣化によるものか、施術不足によるものかを判断する為にも期限を定めている訳です。もし、お直しをする場合は保証期間内に連絡し、来店するようにしましょう。
ネイルが数日で浮いたり剥がれた場合
サロンで付けたネイルが数日で剥がれた、浮いたりした場合は無料でやり直しが受けられます。
【1本だけの場合でもお直ししてくれる?】
もちろん、そのサロンで決まっている保証期間内であれば1本だけでも、ものすごく小さな浮きでもお直しは可能です。
【自分で剥がしてしまった場合はダメです】
ネイルが気になって先端を強く押してみたり、根元を引っ張ってみたり、誤って剥がしてしまった場合は無料のお直し対応にはならないので、注意して下さいね。有料でのお直し対応となります。
自爪や環境が悪くて剥がれることも
【剥がれやすい爪の状態と、環境】
・自爪が痛んでいる、薄くなっている、二枚爪の場合
・爪の表面が凸凹がある場合
・温泉やサウナ、プールに入る場合
ネイルが剥がれたり、すぐに浮く原因は必ずしも施術が原因では無いことも多いです。
痛んでいる爪、薄い爪、二枚爪の場合などは、ジェルと自爪の密着度が低く、ジェルの持ちが悪くなります。同様に爪が凸凹の場合もジェルが安定せず剥がれやすくなります。
状態の悪い爪にジェルを塗り直しても、同じようにすぐ剥がれたり浮いたりする事が考えられます。痛んでいるのが先端であればカットをするか、健康な爪に生え変わるまでは剥がれやすいリスクがあることを知っておく事が必要です。
また、水に付けている時間が長い場合や、サウナや温泉など高温多湿の状態では、爪が水分を含み柔らかくなります。するとジェルとの密着面がずれ、剥がれやすくなりますので出来る限り、ネイルに不適切な環境を避けることも大切になります。
ネイルのストーンやパーツが取れた場合
・小さなストーンや大きなパーツでも、保証期間内に取れた場合は無料でお直しができます。
基本的には生活の中で引っかかりにくく、取れにくいように周りをジェルでコーティングします。ですが、コーティング不足や、お客様の生活に見合ったコーティングが出来ていなかった場合は取れてしまうこともあります。故意で外した場合以外は、保障期間内であれば無料でお直しが受けられるので対応してもらいましょう。
ネイルの仕上がりに不満な場合:ぼこぼこ、ツヤが無い
「表面が波打っている。。」「ツヤが出ていない。」そんな場合もありますよね。
仕上がりの確認はしましたか?
多くの場合は、施術中や仕上がり後にネイルに問題がないか確認をされます。その時点でしっかりと確認し気になる事があれば、その場で直してもらうのが適切です。後から不満を伝えても、仕上がりは確認済みですよね?と言われ兼ねません。
後から気付いても直してくれる?
サロンを出てから気付くことも、もちろんありますよね。。
表面が波打っていたり、ツヤが無い場合は、一般的に施術が原因と考えられます。(故意にへこませたりツヤを無くした場合以外)ですので、問題なくお直し対応をしてくれるサロンが多いですよ。この場合も、お直しをお願いする場合は、保証期間内であること、また出来る限り早めに対応してもらいましょう。
ネイルアートに不満がある場合
これは、保証期間内であっても自己都合なのでお直しや返金対応は受けられません。
・思っていたカラーやデザインと違う
・気に入らないから変えたい
などと言う事もあると思います。ですが、カラーやアートを決める際にも、必ず確認を取りながらお客様の要望に沿った施術を行っているはずです。イメージと違ったり気に入らない、と言うのは自己責任になってしまいます。
例えば、参考のデザインやカラーの画像を持って行っても100%、同じにはなりません。サロンによって扱う材料も違い、1つ1つネイリストが手作業で行う為、近いデザインは出来ても全く同じ仕上がりにすることは難しいんです。
【どうしても変えたい、やり直したい場合は?】
一度オフをしてやり直さなければいけないので、オフ料金とジェルやアートの施術料金が自己負担になります。同じサロンで直しても使う材料は変わらないので、満足できるものには近付かない恐れがあります。有料で直すのであれば、違うサロンの施術を受けた方が、好みに近いデザインになるかも知れません。
返金対応はできるの?
・適切な理由が無ければ、返金はできません。
仕上がりや、出来栄えに関係なくサービスとして行った以上は施術時間や、施術のコストが掛かっていますので、施術料金が発生するのは(返金できない)当然のことになります。
料金を頂いている分、あからさまな技術不足や低クオリティなネイルの場合には、十分なやり直しの対応をするのが一般的な対応です。
【返金に見合う理由とは?】
施術中にケガをさせた場合や、施術が原因でお客様に重大な損害を与えた場合は、代金の返金対応をする場合もあります。
まとめ:やり直しを受ける場合は
もし、やり直しの施術を受ける場合は、前回不満に思った点が改善されているかどうか?その場で仕上がりを確認し、その後の日常生活でもネイルの扱いに少し気を付けてみて下さいね。
も本当に気になる部分があれば、一度サロンに問い合わせをしてみて下さい。多くのサロンの場合は誠意を持って対応してくれるはずです。