ウッドスティックはネイルに欠かせない道具の1つですが、意外と使いこなせていない方も多いのではないでしょうか。
ウッドスティックを使うと、はみ出し修正が簡単にできたり、アートやオフにも役立ちよりネイルを綺麗に仕上げることが可能です!
セルフネイルにも活用したい、ウッドスティックの削り方と便利な使い方をご紹介します。
※ウッドスティックはオレンジスティックとも呼ばれます!
目次
ウッドスティックの便利な使い方
ウッドスティックは1本で色んな使い方ができます。作業効率もあがりますので、ぜひ取り入れていきましょう。
ウッドスティックの使い方!
- ①ネイルのはみ出し修正
- ②パーツ・ストーンの配置
- ③マニキュアのオフ
- ④ネイルチップのオフ
- ⑤ブラシの掃除
①ネイルのはみ出し修正
ウッドスティックの主な使い方は、ジェルネイルやマニキュアのはみ出し除去や、ラインの修正です。
先端を細く削って使用するので、細かい部分の修正が綺麗に簡単に行えます。
②パーツ・ストーンの配置
ピンセットの代わりとして、ネイルにのせるパーツやストーンの誘導や配置にも便利です。
ピンセットだと掴みにくい細かなパーツも、少量のジェルをスティック先端に塗布して使うと、サッとパーツを拾い載せることができます。
③マニキュアのオフ
マニキュアをリムーバーで除去した際に、皮膚周りに付着したりキワに残ってしまったマニキュアを綺麗にオフすることができます。
コットンでは除去しきれず汚く残ってしまう時に便利です。
④ネイルチップのオフ
ネイルチップのサイドやキワからスティックを差し込み押し上げると簡単に取り外すことができます。
密着力の強いチップを外す時は、負荷を掛けすぎてしまうと割れたり破損しやすくなります。
徐々にゆっくり外すことで、チップを傷めずにオフできます。(※グルーで付けたチップは外せません。)
⑤ブラシの掃除
ジェルネイルブラシのハケに入り込んだラメやダストの除去、アクリルブラシの固まったミクスチャーの除去にも使用します。(固まりは柔らかく溶かしてから除去する)
強く当てるとブラシを傷めてしまいますので、優しくスティックを当てて搔き出すように使用します。
ウッドスティック3種類の削り方
ウッドスティックは使いやすい好みの形に削って使用します。主に、ナイフ型、ポイント型、平型がプロも使用する形です。
削りに使うファイルは150G程度の粗目のゼブラファイルを使います。使い古しのファイルで十分です。
両先端を削っても良いですが立てて保管していると先端が潰れやすいので片面だけを削り、複数本用意しておくのがベストです!
ナイフ型の削り方
ナイフ型は、平型とポイント型の両方の特徴を合わせ持つので、はみ出しの除去やライン修正など一番使いやすい形です。
先端がナイフの刃先のように薄くなるよう、両面を斜めに削ります。
削ったあとは削り口がパサつくので、スポンジファイルで軽くこすり表面を滑らかにして仕上げます。
パサパサの状態で使用すると、木くずがネイルに混ざってしまったり、余計な部分をえぐってしまうので気を付けましょう。
ポイント型の削り方
ポイント型は先端を尖らせた形で、ブリオンなどの細かいパーツを載せる時にも便利です。
ウッドスティックを回転させながら、先端を尖らせるように削ります。
こちらも削った後はスポンジファイルで滑らかに整えます。
平型の削り方
平型は一番削りやすい形です。皮膚に付着したジェルやマニキュアの除去に使いやすいです。
ヘラのように使えるので、ネイルチップを外すときにも便利です。
一面を斜めに当てて削るだけ。先端は好みに合わせて丸くまたは四角整えます。
ギザギザやパサつきをスポンジファイルで整えて完成!
先端が汚れたらこまめに削る
ウッドスティックが汚れたら、繰り返し削って使います。
形に沿って汚れを落とすように削るだけなので、サッと削り直しができます。
コットンを巻いて使う方法
マニキュアを落とす際に、皮膚やキワに残った部分はコットンを巻いたウッドスティックで拭き取ると綺麗になります。
コットンを割き、内側の面にスティックの先端をあててコットンを巻き取ります。
手の平にあててきつく巻き付きます。指先でぎゅっと巻き付けてもOKです。
しっかり巻き付けたら、リムーバーを浸しキワに入り込んだマニキュアをなぞるように拭き取ります。
コットンの毛羽立ちが付着しやすいので、ジェルネイルの修正などはコットンを巻かずに使うのが適切です。
おすすめのウッドスティック
ウッドスティックは製品による違いはあまりありませんので、購入しやすいもので十分です。
セルフネイル用であれば、最初から形が削られているウッドスティックを選ぶと便利です。
ohoraネイル ウッドスティック
ohoraオホーラ ウッドスティック 50本入り
オホーラのウッドスティックは50本セットで大容量。衛生面が気になる方や削るのが面倒な方は、使い捨てで使用しても十分な量です。
スクエアとオーバルの2種類の平型タイプで、長さも約13㎝ほどと長すぎないので持ちやすいスティックです。
ネイルには欠かせないウッドスティック
今回は意外と知らない、ウッドスティックについて解説しました。
ネイリストは必ずと言っていいほど数本常備している万能なネイル道具の1つです。
使い方が分からず使用していないかった方も、ぜひウッドスティックを揃えて修正やアートなどに活用してみてくださいね!