ネイル検定を取得したり技術の勉強はしたけど、サロンで働くのは難しいなぁ、と考えることもあると思います。
「以前の仕事と給料に差があり転職しずらい」、「サロンで技術を提供できる程自信がない」、「ネイルはしたいけど接客業が苦手」など。
でも、就職を諦めてしまったらネイルを勉強した分、勿体ないですよね。
ネイリスト以外でも、せっかく習得した知識や技術を活かし働けるチャンスについて解説していきます。
ネイル問屋で働く
ネイル問屋とは、ネイルに必要な道具や商材などを販売しているお店です。主要都市であればその県内に、いくつか店舗があります。
ネイルの商材を扱うので、ネイルの知識がないと出来ない仕事ですし、新しく入荷した道具や商材を利用してこんな感じの使い勝手であるとか、こんな時に使えるなど購入を考えるお客様にアドバイスができます。
自分のネイルも自由にできますし、最新の流行なども最前線で感じることができるので、ネイルが好きな方であれば仕事をしながら楽しめるお仕事です。
仕事内容については、主に下記です。
- 販売(レジ)
- 商品の在庫管理
- 商品の陳列
- 簡単な接客
- 商品の試行
勤務形態についても社員やアルバイト、パート等、自分の都合に合う形態で働くことができるので、家事や育児と両立する事も可能ですし勤務しやすい仕事です。
ネイルメーカー会社での営業職
ネイルの商品を販売するメーカーは沢山あります。
メーカーは、作った商品をネイル問屋で取り扱ってもらったり、ネイルサロンで取り扱ってもらえるように直接営業に行き商品の特徴や良さを伝えて、商品を導入してもらい売り出していきます。
そういった商品を扱う営業職に就職する事も選択肢の1つです。
ネイルの商品に詳しければ難しい仕事ではないですし、施術の現場を理解している方なら、クライアントのお客様に寄り添った仕事が出来ると思います。
また、サロンと違い企業での仕事になりますので、給料面であったり、社会保障の充実などが望めます。
ネイル商品開発の関連会社で働く
ネイリストが施術に使う商品の開発など、ネイルの商材を作る仕事という選択もあります。
ですが、ネイルの商品開発になるので化学的な知識を必要としたり、研究などの経験がないと難しい仕事です。なかなか簡単になれる業種ではないですが、研究などの知識がある方なら就職も考えられるでしょう。
また、開発会社で事務などのお仕事も選択肢になりますね。
ネイルスクールで働く
ネイリストではなく、ネイルの技術を教える講師としての仕事もあります。
認定講師の資格を取得していれば勤務できます。
持っていない場合は、いきなり講師になると言うのは難しいですが、ネイルスクールで講師のアシスタントとして働きながら認定講師試験を取得すれば、将来は講師としても活躍の道ができます。
また、経験を積み将来は自分のスクールを経営する事も可能です。
講師になるとネイリストよりも給料が多く得られますし、労働時間もネイリストより短時間になります。また自分でスクールを開けば、勤務時間は自由に調整できるので生活も自由にできますね。