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ネイル検定資格

ネイル検定合格と不合格はここで決まる!知っておきたい実技採点基準

ネイル検定に向けて練習しているけど、「本番の試験では、どんなことが見られるの?」「実際には、どんな採点基準なの?」と疑問が湧いてきますよね。

練習もどの程度できていれば合格なのか?そもそも合格ラインの技術ってどんなレベルのことなのか?もっと具体的に分かれば、合格を目指せる練習もできるし、試験の対策をもっとできるんじゃないかなと思います。

そのためにも今回は、【ネイル検定3級の実技採点基準について掘り下げてみました!

これを知っていれば、もっと合格に近付けること間違いなしです。むしろ、知らないといつまでも合格できないループにはまりますので受験を考えている方は、ぜひチェックしてみて下さい。

※記事内の写真は検定と関係ない写真です。

実技試験は38点以上で合格します

試験に合格する

ネイル検定の実技試験は、採点基準が明確にされています。JNECネイリスト試験センターの公式ページで詳細が開示されているので、誰でも確認ができるんです。

合格基準、採点基準】

ネイル検定3級の実技試験は、50点満点中38点以上で合格になります。

・10コの項目があり、それぞれ1項目に付き5点満点で採点をしていきます。

また、失格対象に該当していないこと

上記をもとに考えると、「1項目で4点は取りたい」ですよね。オール4点でも合計40点!?なんと、合格ぎりぎりです。。

なので、できる限り項目ごとに5点満点を取れるように練習しないといけないと言う事です。本番の緊張やハプニングでいつもより上手く出来なかった場合を想定すると、満点を取る勢いで練習しておかないといけませんね。

ちなみに、点数の評価はこんな感じです。↓

5点:良い。

4点:合格するラインに達している。

3点:合格に少し足りていない。

2点:良くない。

1点:悪い。

採点されるのは10の項目

テストを採点している

今度は、実際に採点される項目についてです。「どんな所を見られているのか?」「どんな所が採点されているのか?」を知っていきましょう。

この項目内容が分かると、どんな点に気を付けて練習をすれば良いのか?ということが明確になってきますね。特に気を付けたい点や、ポイントを合わせて解説していきます。

項目1:事前の手入れ、セッティング、消毒管理、爪の状態に関しての採点

手入れのされた爪

ここは技術というより、事前審査も採点に含まれるので、準備の段階でしっかり出来ていれば点数を得らます。見落としが無いように確認しておきましょう。

事前のポリッシュが10本塗れていて、1週間前までのケアであること。イクステションやリぺアは2本まで。イクステションやリペアは事前審査の時間で申告するタイミングがあるので(基本、試験官が聞いて回ります)試験官に申告します。

・モデルさんの爪や皮膚に疾患がないこと。普段からの保湿やケアに気を付けて万全な対策を。

正しい擦式清拭消毒を行い、ウェットステリライザーにはニッパー、ウッドスティック、プッシャーを入れ、ニッパーの刃先が浸る程度の消毒液を入れる。

品名ラベル必須の用具には、ラベルを貼ること

Point!】イクステションやリペアは3本で減点4本以上で失格です。

試験中に物を落とした時の対処法

勝手に拾ったらダメです手を上げて試験官に落としたことを伝えてから拾い、落としたものに消毒液スプレーを掛け、元の場所に戻します。そのあと自分の手指消毒し、再度手を上げて消毒しましたと試験官に伝え施術に戻ります。もし、その時に使う必要の無いものであれば拾わなくても大丈夫です。試験後に拾います。

項目2:エメリーやファイルの扱い方の採点(工程審査あり)

爪をファイリングする

自爪にはエメリーボードのみを使用し、イクステションやリペアのある爪はウォッシャブルファイルの使用はOKです。

工程審査あり】なので、エメリーの動かし方や、扱い方も適切でないといけません。エメリーの往復掛けをしない、エメリーを爪に当てる角度や力の強さを適切に保つように気を付けましょう。急いでいても雑なファイリングはしないように、丁寧にファイリングを心掛けます。

項目3:ラウンドの仕上がりの採点

10本できるだけ同じラウンドの形に揃え、長さもバランスが整うようにします。

Point!】爪のサイドはストレートに、ラウンドの角が残ってないようにします。長さは、爪先の長さを揃えるのではなく、キューティクルラインからネイルベッドも含めたフリーエッジまでの長さで揃えます。人指、中指、薬指は同じ長さ、小指、親指は3本より少し短めがベストです。

項目4:プッシャーの扱い方の採点(工程審査あり)

ネイルの甘皮をプッシュアップする

プッシュアッププッシュダウン(爪甲上のルースキューティクルを除去する)をしっかり10本行います。ブラシダウンも忘れずに!

ここも【工程審査あり】なので、プッシャーの作業を試験官がしっかり見ています。指1本1本丁寧にケアしてください。

項目5:ニッパーの扱い方の採点(工程審査あり)

ネイルニッパーを扱う

ここも【工程審査あり】です。ニッパーのハンドリングが見られているので、ニッパーは正しい握り方で、10本全ての指のルースキューティクルやささくれをケアします。

Point!】この時、ガーゼクリーンは1本ごとに行うことと決まっています。またガーゼを引きずるのはNGです。下に付かないようにしっかり指に巻き、衛生面に気を付けます。

項目6:クリーンナップの仕上がりの採点

綺麗にポリッシュのオフがされている状態で、手や指に出血などの損傷を与えてないことが大切です。ポリッシュオフは結構焦りがちなんですが、(試験会場だと周りの作業音がすごい聞こえるので焦ってしまうんですよね。。)キワまでしっかりポリッシュが落ちていることを確認してくださいね。

項目7:カラーのムラや表面の採点(工程審査あり)

マニキュアを塗布した爪

【工程審査あり】です。なので、カラーが濃いから1度塗りでもいいやと言う事ではなく、2度塗りをしっかり行ってくださいねエッジにも忘れずに塗布ベースやトップも塗布されていることが必須です。ムラもできるかぎり無い状態に仕上げます。

たまに、トップをどの指まで塗ったか分からなくなること、ありませんか?本番でも緊張してるとあれっと言うハプニングがあるんですよね。でもプロが見るとトップを塗ってない指などはすぐに分かるので塗り残しが無いように気を付けて下さいね。

項目8:カラーのラインの採点

キューティクルラインは綺麗に整っているのがベストです。サイドも塗り残しが無いようにしっかりスキンダウンをして塗りましょう。もしラインがずれたり、はみ出したら、しっかりウッドスティックで修正します。

Point!】カラーリングがゆっくりな方は10本塗ってから修正をすると、乾いたポリッシュのはみ出しが取りずらくなるので、その都度修正すると良いです。

項目9:アートの採点

デザインテーマに相応しいアートが筆のみで描かれていることとあります。ドットペンやシールなどの使用禁止用具を使うのもセッティングするのもダメです。(試験要項に記載されています。)

Point!】アートで点数を取るには、映える色使いをしていること(4色以上使う)、爪に対してバランスの良い大きさであること、お花1つではなく2つ以上を描く事がポイントです。ラメやラインストーンは使用可なので、余裕があれば使いましょう。絵具だけよりも華やかにアレンジされたアートの方が良いです。

項目10:全体の仕上がりの採点

仕上げの表示カード

道具がスムーズに使用されていることや、規定を守っていること髪が垂れていないことアクセは時計のみ、ゴミは持ち帰ることなどと記載があります。

技術面だけではなく、受験生の身の回りのことに関しても採点の項目に入っているので、気を付ければ減点されなくて済む項目です。なので事前の準備をしっかりしておけばもったいない減点は無くせますね!

まとめ:採点の項目が練習するべきポイントになる

長くなりましたが、すべての項目に採点のポイントが沢山ありましたね。でも、裏を返せばそのポイントをしっかり練習することで、合格に近付けると思います。検定を受験される方はぜひ、参考に頑張ってください。

また、試験要項や採点基準に関しては、JNECネイリスト検定試験センターのHPに詳しく細かく書いてあるので目を通してみて下さいね。

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