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ネイルの知識

ネイルマシーンでのオフが熱い原因と熱くならない対策方法

サロンでのマシーンを使ったオフが熱くて辛い!けど言いにくい。

お客様によく熱いと言われてしまう。

ネイルサロンで行われるマシーンでのネイルオフは、熱さを感じることがあります。

なぜ熱いと感じるのか?”マシンオフが熱い原因”と”熱くならない為の対策方法”を解説します!

  • 熱いけど言い出せないお客様の悩みも解決!
  • 熱いと言われオフに自信が無いネイリストの悩みを解決
  • 熱くならないマシーンオフのやり方が分かる

マシーンでのネイルオフはなぜ熱い?

ネイルマシーンでジェルオフ

熱くなる原因は、摩擦熱”によるものです。

ネイルマシーンは先端のビット(削る部分)が高速で回転することで、ネイルを削り落とします。

回転しているビットがネイルに触れることで摩擦が起き、摩擦による熱が発生する為「熱い」と感じます。

ファイルでオフする場合も同様に摩擦熱は発生しますが、マシーンに比べてファイルを動かす速度は遅い為、摩擦熱が大きくなりにくく熱さを感じにくいと言うこともあります。※

では摩擦熱はどうしようもないかと言うとそうではなく、熱くならないマシーンオフをすることも可能です。

※削り方によってはファイルでのオフでも摩擦熱を感じることがあります。

熱いと感じやすいお客様もいる

お客様の中には熱さを感じやすい方も居ます。

とくに爪が薄い方は熱が内部に伝わりやすいので、小さな摩擦熱でも熱く感じてしまうことがあります。

どうしてもマシーンでのオフが熱い場合は、摩擦熱を起こしにくいファイルでのオフを行うこともあります。

熱いけど言い出せない時は

マシーンオフが辛いけど言い出せないと言うお客様もいらっしゃいますよね。気を使ってしまい言いにくかったり、言うタイミングを逃したりと難しいもの。

そんな時は、事前に伝えておくのがおすすめです!

  • 予約の要望欄に熱さを感じやすい旨記入する
  • 当日オフが始まる前に一言伝える

など、事前に熱くなりやすい事を伝えておくとネイリストもより配慮したオフを行なえます。

オフの最中に熱いと指摘するよりは、”熱くなりやすい”と事前に悩みを伝えておく方が言い出しやすいかと思いますので、参考にしてみて下さい。

どうしても熱くて辛い時は

熱いと伝えたが改善しない、熱くて辛い時はファイルでのオフをお願いしてみて下さい。

熱さや痛みを我慢する必要はないので、遠慮せずに伝えてみて下さいね。

マシーンオフで熱くならない対策方法

次に、マシーンオフでよく熱いと言われてしまうと言う時に見直したい、摩擦熱を減らす熱くならない対策方法を解説していきます。

オフの摩擦熱を減らしたいけど、どうしたらいいか分からないネイリストさんや、セルフネイルでの摩擦熱に困っている方もぜひ、参考にしてみて下さい!

①摩擦熱が少ないビットの使用

まず一番は、摩擦熱が発生しにくいビットを使う事です。

ネイリストの使用率も高い、ウラワホワイトシルバービットはカーバイトに特殊なコーティングを行った摩擦熱の起こりにくいビットでおすすめです。

オフに使用するカーバイトビットは、表面にゴールドやシルバー、ピンクゴールドなどのコーティングがされています。

メーカーや製品によってコーティングの使用感や放熱性は異なりますが、主にゴールドコーティングは放熱性が高く熱を感じやすいと言われています。

実際に使用した経験からもゴールドは熱くなりやすく、ウラワのホワイトシルバーは違いが分かるほど熱が少なかったです!

②ビットの圧をかけない

圧をかけないとは、ビットを強く押し当てて削らないと言うことです。

オフを早くしよう、一気に削ろうと思うとビットを強く当ててしまいがち。

圧が掛かっている分より摩擦が起こりザクザク削れますが、摩擦熱も大きくなり「熱っ!、痛っ!」となります。

ビットはネイル表面に当てて動かすだけで十分です。強く押し当てないように気を付けましょう!

③同じ所を削らない

とくに摩擦熱を感じやすい方なら、同じ指を一度で削らないように注意しましょう。

通常は1本ずつアセトンが染みやすい厚さに削っていきますが、熱を感じやすい方の場合は、隣の指に移りながら各指少しずつ削って薄くしていきます。

指1本ごとに摩擦熱を確認しながら削ろうとするとオフに時間が掛かりますが、指を移動しながら徐々に薄くしていけば通常の削り時間とほぼ変わりません。

ただ頻繁にビットを動かすので、刃先で皮膚を傷付けないように気を付けましょう。

④小さなパーツも除去してから削る

オフの仕方もネイリストによって様々ですが、小さなパーツはビットで飛ばして取り除くという場合は、摩擦熱の原因になりますので控えましょう。

特にメタル系のパーツは熱を持ちやすく、すぐに熱くなります。小さいストーンやパーツでも丁寧にニッパーで取り除いてから、マシンで削りましょう

➄回転速度を落とす

ビットの回転速度を少し落とすことで、摩擦熱を減らすことができます。

回転を遅くすると削りにくい、オフに時間が掛かるなど支障も出ますので、気持ちいつもより速度を落とす程度で行って下さい。

使用するマシンにもよりますが、MAXの速度やアクリルのオフがしやすい速度でジェルを削ると、摩擦熱が大きくなるのでジェルネイルのオフに適した回転速度でマシンを使用しましょう。

マシンのメーカーによってや、同メーカーでも回転速度には多少の個体差があります。自分の手やスタッフの手を借り硬化熱が出にくい速度を把握しておくと良いですね!

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