『我慢できずにネイルを剥がしてしまった!』
『むしったら爪が白く、ボロボロになった。』
『剥がしたいけど、爪が傷むかな?』
ジェルネイルをしていると浮きが気になってむしってしまった、洋服に引っかかって勢いよく剥がれてしまった。無理矢理剥がすのは良くないと思いつつも剥がしてしまったなど、経験のある方も少なくないと思います。
また剥がしたいけど、爪が傷むかなと躊躇している方もいるのではないでしょうか?
むしった・無理に剥がした時に起こる爪の傷みと、傷んでしまった爪のケア方法について解説します。
無理に剥がしたときの傷みとケア方法
無理に剥がしてしまったら、爪の傷みの状態に合わせてケアをするのが大切です!
爪が白くなる
爪は3層でできています。ジェルネイルやスカルプは、爪の1層目(爪表面)の小さな溝に入り込み密着しています。そのため無理に剥がすとネイルと一緒に層が剥がれ、薄くなってしまいます。
白くなるのは、爪の層が一部剥がれている(裂けている)状態です。一度層が剥がれた部分は、くっ付くことがなく治らないので、爪が伸びきるまで無くなりません。
爪が薄い部分はネイルが剥がれやすくなるので、ネイルを続けるなら特に自爪のケアが大切です!
白くなった時のケア方法
白く爪の層が裂けている時は、これ以上裂けないように爪の保湿が必要です!
裂けた部分はニッパーでカットしても良いです。綺麗に切れない時は無理に行わず、洋服などに引っかけないよう気を付けます。
白くなった部分は爪が薄く、常に割れたり、折れたりしやすい状態です。保湿し爪の柔軟性を保つことで、ちょっとした衝撃にも強く割れにくい爪になります。
キューティクルオイルや爪の美容液を塗布し、爪の潤いを維持しましょう。
深爪になる
無理にむしったり剥がしたりすると、伸びていた爪先まで一緒にむけてしまいます。
特に爪先はネイルベットから離れているので無理に引っ張られるとすぐに裂けやすく、深爪になりやすいです。
深爪の状態でジェルネイルをしても、エッジ(爪先)までコーティングができないため剥がれやすくなります。また、スカルプの場合も、土台となるフォームの装着ができないため、ネイルの施術ができないこともあります。
深爪のケア方法
爪先がギザギザの場合は、引っかからないよう爪切りやファイルで優しく整えます。
深爪はとにかく綺麗に爪を伸ばすことが大切です。無理に剥がれた時はネイルベットまで短くなってしまいます。(ピンクの部分が短く縦長ではない状態)
爪を伸ばすにはやはり、保湿ケアが一番です。特に爪を作る働きのある、根元の皮膚をしっかりと保湿しましょう。
キューティクルオイルや美容液を塗って優しく爪周りを挟むようにマッサージをすると末端まで血流が良くなり、爪先まで栄養が行きわたりやすく爪の成長を促します。
また爪の裏にオイルや美容液を塗りこむとハイポ二キウムが育ち、ネイルベット(爪のピンクの部分)が縦長に伸び、綺麗な爪になりますよ!
出血する
無理にネイルが剥がれた場合は、出血するほど皮膚が傷付くこともあります。
爪の周りや土台の皮膚が傷付くと、伸びてくる爪に変形が起きることも。波を打つように凸凹したり変色することもあるので注意が必要です。傷が治っても、変形や変色は直らず残ってしまうこともあります。
傷がある状態でネイルをするとアレルギーを起こすこ原因にもなるので、施術を断られるサロンが多いです。必ず傷を治してからネイルを行いましょう。
出血時のケア
指先は菌が付きやすく化膿しやすいので、清潔に保つことが大切です。
傷によっては爪に影響がでる場合もあるので、自己判断せず皮膚科を受診しましょう。
ネイルが浮いたら正しくオフ!
ネイルが少し浮いてくると隙間から剥がしたくなりますよね。
ネイルの浮きはグリーンネイルの原因にもなりますので放置は良くありませんが、だからと言ってむしると爪が傷んでしまうので、適切なオフでネイルを剥がすように心掛けましょう。
爪が傷んでしまうとその後のネイルが剥がれやすい・浮きやすいといった悪循環になります。
綺麗で健康的な爪でネイルを継続できるように気を付けたいですね!