『ネイルの資格はないけど、隙間時間に自宅サロンをやってみたい!』
『個人サロンとしてネイリストを始めたい。』
趣味から始めたネイルでも、本格的にネイリストとして開業してみたいなと思う方もいるのではないでしょうか?
資格なしでも開業して良いのか?開業で気を付けたいことなどを、ネイリストが解説します!
目次
ネイリストの資格なしで開業できる?
●資格なしで開業できます!
ネイリストの資格は国家資格ではないため、資格を持っていないくてもネイリストとして働いたり、自宅サロンを開業することができます。
よく聞くネイリスト検定やジェルネイル検定は、技術や知識の目安となる民間の資格なので、働くうえで必要な資格と言う訳ではありません。
資格なしで開業する場合に気を付けたいこと
資格なしでネイリストとして施術する場合や開業する場合は、料金を頂いて施術を行う以上、技術以外にも重要なことがいくつかあります。
①専門知識の習得
爪の病気や皮膚疾患などがある場合や、施術で爪や皮膚にトラブルが起きた場合どのように対応するか、基礎的な皮膚や爪、ネイルの知識がないと間違った施術を行ってしまいます。
資格なしで施術を行う場合にも、専門知識を身に付ける必要があります。
②衛生管理
施術に使う道具や店内の衛生管理も重要です!
衛生管理を徹底していないと皮膚や爪の病気の原因となったり、お客様や施術者に菌がうつる可能性もあります。
自宅サロンの場合でも施術に使用したニッパーやファイルなど道具の殺菌や、施術環境の衛生を保つ知識が必要になります。
③クレームやトラブルの対応
資格なしの場合でも、料金を頂いて施術を行う以上は施術への責任が問われます。
- ジェルやパーツが数日で取れた
- アートが希望と違う
- 施術で爪が薄くなった
- ケアで皮膚に傷付いた
など施術に関するクレームやトラブルが起きることもあります。
原因を作らない技術や知識は最低限必要ですし、起きた場合の対応の仕方を知っておくこと、施術のルールを決めておくことが必要になります。
資格ありはメリットが大きい
上記のように資格なしで開業する場合は、すべて自分の責任となるので不安もありますよね。
また資格の有無は、お客様がネイリストを選ぶ基準にもなります。資格があれば集客しやすくなったり、信頼感がうまれてリピートに繋がったり、売上にも直結します。
また、資格を取得することで皮膚や爪、ネイルの仕組みや衛生知識を深めることができますし、プロとして適切な施術を身に付けられ、クレームやトラブルを防ぐことができます。
資格取得は意外と難しくない!
施術をできる程度の技術があれば、ネイル検定やジェル検定などの資格取得は難しくありませんので、一度資格取得を目指してみるのもおすすめです!
試験の実技工程はテキストや動画等で手順を覚えればOKです。筆記試験はテキストや問題集を購入し覚える必要がありますが、開業に役立つ知識ばかりです。
道具は一式購入するとしても15,000円程度揃えられますし、テキスト代(5,000円程度)と受験料(3級6,800円)くらいなので、開業準備として資格取得を目指すのも良いですね。
検定道具や検定テキストについては、下記で紹介しているので参考にしてみて下さい!↓