ネイリストになったけど、少しでも早く施術担当したい、一人前になりたい、スキルアップしたいなどと思いますよね。
その為にも、サロン就職前や就職後からサロンワークの技術を磨く事が大切です。
ここでは、サロンワーク技術について解説します。
検定の練習とサロンワーク技術は違う?
スクールや通信でネイル検定を取得した方は、今まで練習してきた検定内容よりステップアップした内容の技術習得になるので、サロン就職後もまた練習を続ける必要があります。
もちろん検定の内容で習得した基礎技術が支えになりますので、今まで学んできた技術も大切です。
多種多様なアートの練習、ジェルの扱い方や、補強の技術、スカルプなど今までよりも更に技術力が必要になってくるので、日々練習を重ねていくことが必要です。
サロンワークで最も必要なことって?
サロンワークと言ってもアートの練習やジェルの技術などいろんな技術が必要ですが、技術以外の点でも大切なことがあります。
よりサロンワークのスキルアップを目指すために必要なことについて解説します。
施術を時間内で終えること
サロンでの施術は時間との闘いでもあります。次の予約のお客様の来店までに終わらせたり、お客様の用事に合わせて時間を短縮したり、時間を気にしての施術を考えなければいけません。
急いでいる時も仕上がりが雑ではクレームの元となります。日頃の練習からタイマーなどを利用して時間を計りながら練習を心掛けていくことで、手際の良い施術に繋がります。
ネイルの持ちが続く施術
サロンでネイルを提供しているのですから、お客様の生活にも耐えれるもちの良いネイルを提供しないといけません。
お客様によっては、普段の生活で爪先をよく使う方は先端からネイルが剥がれやすかったり、家事育児でネイルが劣化しやすい場合や、爪の状態が悪くネイルが浮きやすい場合など、一人一人のお客様に合った対応のできる技術や知識を身に付ける必要があります。
お客様の生活や爪の状態、ジェルと爪の相性など様々な面から見極め、状況に合った解決方法を提供できることが求められます。
経験や勉強、練習を積むことでプロとしての目が養うことも必要ですし、検定で学んだ知識以外にもネイルの知識を深める必要があります。
お客様に満足していただける施術
現場ではアートやデザインなど様々な要望があります。出来ないと言う事は極力避けたいですよね。出来る限り要望、希望に対応することでお客様の満足感も得られますし、リピートにも繋がります。
流行のデザインを把握しておくことや、練習をしておくこと、で急な要望でも対応できるようにしておきましょう。
スキルアップする方法は?どうやって練習し学んでいく?
練習はもちろん毎日できれば良いですよね。
アートなどの練習はネイルチップを使えば自宅でもすぐに練習できます。
ジェルの塗り方や、お客様の手に合わせた施術の技術は実際に手を借りての練習が必要になるので毎日というのも難しいと思いますが、極力、手で練習できる場合は実践した方がより習得が早いです。
ネイリストはお客様の施術で経験を積んで技術を習得していくものなので、もちろん上手くできない、失敗することもありますが、でもより多くの施術経験を積んでいくことこそが技術力をアップさせる方法で欠かせないことになります。
先輩スタッフを真似る
経験の長い先輩スタッフは、技術も知識も高いです。可能な限り先輩スタッフの技術を観察し、筆の動きや手の動きを真似ることでよりサロンワークの習得が早くなります。
施術中の時間配分の仕方や、接客の仕方、など基本的な事でも自分のペースで行うよりは、見習って行った方がより技術も接客力も身に付きます。
サロン外でサロンワーク技術を習得する
ネイルスクールや、ネイルの先生方が個人的に行って開催しているサロンワークセミナーを受講することも大切です。
サロン内の指導が強化されているサロンの場合は良いですが、そうでない場合やよりスタッフとの技術力に差を付けたい場合は個人で学びの場を増やしていく事が大切です。
最近ではインスタグラムやツイッターなどでセミナーの開催情報を多く入手できます。
サロンワークの基本的な技術から、時間短縮に特化したセミナーや、こだわりのアートセミナー、接客の強化対策セミナーなど自分の学びたい、強化したい分野についてセミナーを受講してみましょう。
サロン内だけでは、伸び悩むこともあると思いますが、外部の指導を受けることでより幅広い技術や知識を習得できます。
セミナーも数千円~数万円のものなど掛かる費用はありますが、有料でもよりスキルアップする為には大切な事です。ぜひ、受講をオススメします。