『ネイルをしたいのに自爪に亀裂が入ってしまった。』
『ひび割れを自分で直せないかな。』
自爪のひび割れや亀裂はそのままにしておくと、引っ掛かりやすく大きく割れたり欠けてしまいますよね。
そうなる前にセルフネイルでも簡単に補修できる方法をご紹介!
ジェルネイルやマニキュアをする前にひびや亀裂を直しておくと、それ以上割れることなく綺麗に維持できるので試してみて下さいね。
目次
自爪の亀裂やひび割れを直す方法2通り
- グルー:
一時的な補修,小さい亀裂に - シルク+グルーorジェル:
持続させたい補修,大き目の亀裂に
セルフネイルで自爪の補修を行うなら、この2通りがおすすめです。それぞれの補修方法を解説していきます。
グルーで補修
グルーを使った補修は手軽にでき、一時的な補修におすすめです。小さい亀裂の補修に向いています。
大きな亀裂はすぐに割けやすいので、あくまで仮止めとして使いましょう。
サロンに行くまでの補修としてや、長さだしをしたいけど今は時間がないという時の一時的な補修に便利です。
シルク+グルーorジェルで補修
大き目の亀裂や一定期間(3週間ほど)しっかり補修を持続させたい方は、シルクという補修材を使用して直していきます。
シルクとは、シルクでできた薄いガーゼのようなもので、亀裂を覆うように爪に貼り付けることで一定の強度を出せるため、補修材としてネイルサロンでも使用されています。
貼り付けたシルクにグルーまたは、ジェルを塗布して補修します。補修後はセルフジェルネイルやマニキュアを行うこともできます。
グルーを使う亀裂補修のやり方
まずは一時的な補修に、グルーを使った亀裂補修のやり方を解説します。
手順一覧
- 油分を除去
- ファイルで整える
- グルーを塗布
- よく乾かす
今回は、この親指の亀裂を補修します。↓
step
1油分を除去
エタノールを含ませたキッチンペーパーやワイプで爪表面を拭きます。
エタノールが無い場合は、ハンドソープで指先を丁寧に洗います。
お持ちの方はプレプライマー(油分除去剤)を塗布してもOKです。
step
2ファイルで整える
スポンジファイルを軽くあて、亀裂表面を整えます。
しっかり削る必要はないので、がさつきを取る程度に当てます。整えたらダストをよく払います。
ファイルがけを行うことでグルーの密着を高め、表面にザラつきのない滑らかな仕上がりになります。
step
3グルーを塗布
亀裂部分にグルーを塗布します。亀裂よりも少し広い範囲に塗布しましょう。
一度にたっぷり塗布すると乾きずらいので、しっかり固定したい場合は適量を2度塗りします。
step
4よく乾かす
触ってもペタペタしない程度にしっかり乾かします。(10分以上が目安)
グルーによって速乾タイプもあれば、ゆっくり乾くものもあるので様子を見ながらよく乾かしてください。
表面のざらつきが気になる場合は、スポンジファイルで整えて完成です。
シルクを使う亀裂補修のやり方
シルクの補修方法を、「シルク+グルー」と「シルク+ジェル」それぞれのパターンに分け、やり方を解説していきます。
シルクでの自爪補修に使うものは、下記の通りです。
シルク補修に使うもの
- ネイルグルーorベースジェル
- ネイル用シルク
- ファイル(エメリーボードでOK)
- スポンジファイル(180G~220G)
- はさみ
- ビニール※
※シルクを密着させる際に、直に触ると指の油分が付く為、ビニールを使用します。ペットボトルのラベルなど何でも可。
おすすめグルー
おすすめシルク
【BACKSCRATCHERS シルク】
シルクに透明感があり、補修部分が目立ちにくくナチュラルに仕上がります。1ヤード(約90㎝)あるので、容量もたっぷりでよく補修を行う方におすすめです。
シルク+グルーで補修する手順
まずは、シルクとグルーを使った補修のやり方・手順です。
グルーは必ずネイル用を使用してください。乾きの早いグルーだと補修も行いやすいです。
手順一覧
- 油分を除去する
- ファイルで整える
- グルーで亀裂をとめる
- シルクを貼る
- シルクを密着させる
- グルーを塗布する
- ファイルで整える
- ジェルネイルを行う場合
この亀裂を補修していきます。
step
1油分を除去する
エタノールを含ませたキッチンペーパーやワイプで爪表面を拭きます。(手洗いでもOKです。)
お持ちの方はプレプライマー(油分除去剤)を塗布してもOKです。
ネイルケアを行うと密着が良く補修がより長持ちしますので、時間がある方はケアを行いましょう。
step
2ファイルで整える
スポンジファイルを軽くあて、亀裂の表面を整えます。しっかり削る必要はないので、がさつきを取る程度にファイルを当てます。
ダストが残らないようによく払います。
step
3グルーで亀裂をとめる
シルクの前に、一度亀裂をグルーでとめておきます。
グルーが乾いたら次に進みます。
step
4シルクを貼る
爪の横幅に合わせてシルクをカットし、亀裂を含めた爪先全体を覆うように貼ります。
亀裂部分だけではなく、少し広めにシルクを貼ることでより強度が出て折れにくくなります。
シルクを触ると油分が付着し密着しにくくなるため、接着部分には触れないよう端を持つか、またはピンセットで扱いましょう。
亀裂が小さい場合は部分的なシルクでもOKです。
step
5シルクを密着させる
皮脂が付かないよう、ビニールの上から押さえてシルクを密着させます。
空気や浮きがないように密着させることで剥がれにくくなります。
この時先端の長すぎる部分は少し短くカットします。
step
6グルーを塗布する
シルク全体にグルーを塗布し染み込ませて、よく乾かします。
1度塗りだとシルクが浮きやすいので、2度塗りまたは3度塗りしましょう。(よく乾かしてから重ねます。)
乾かしながら、先端を下方向に引っ張り密着させます。生乾きだとズレやすいので気を付けて行います。
step
7ファイルで整える
グルーがしっかり乾いたら、先端の余分なシルクをファイルで削り取ります。
表面やエッジのざらつきが気になる場合は、軽くスポンジファイルをあて滑らかにします。
これで補修完了です!
step
8ジェルネイルを行う場合
ジェルネイルをする場合は、自爪と補修部分全体にサンディングを行いダストをよく掃って、一度エタノールで拭き取りをしてからベースジェルを塗布します。
補修部分は凹凸になりやすいので、気になる場合はクリアジェルでフォルムを整えてからカラーやアートを行うと良いです。
ジェルネイルをしない場合はマニキュアを塗ったり、そのままでもOK。
シルク+ジェルネイルで補修する手順
つぎに、「シルクとジェルネイル」を使った補修のやり方手順を解説していきます。
ジェルネイルには、ベースジェルを使用します。
クリアジェルは密着力が強くないので、自爪補修には密着のよいベースジェルを使いましょう!ベースジェルはお持ちのものでOKです。
手順一覧
- ケアとサンディングを行う
- シルクを貼る
- シルクを密着させる
- ベースジェルを塗布する
- ファイルで整える
- ジェルネイルを行う場合
この亀裂を補修していきます。
step
1ケアとサンディングを行う
シルク+ジェルの場合は、必ずネイルケアを行ってから補修します。ケアはキューティクルリムーバーを塗布しプッシャーで表面の角質を除去すればOKです。
ケア後に、亀裂を含む爪全体にサンディングを行い、エタノールを含ませたキッチンペーパーやワイプで爪表面をしっかり拭きます。
step
2シルクを貼る
爪の横幅に合わせてシルクをカットし、亀裂を含めた爪先全体を覆うように貼り付けます。
亀裂部分だけではなく、少し広めにシルクを貼ることでより強度が出て折れにくくなります。
シルクを触ると油分が付着し密着しにくくなるため、接着部分には触れないよう端を持つか、またはピンセットで扱いましょう。
※自爪のひび割れが大きい場合は、事前にグルーを塗り仮留めしてからシルクを貼ってもOKです。
step
3シルクを密着させる
皮脂が付かないよう、ビニールの上から押さえてシルクを密着させます。
空気や浮きがないように密着させることでより強度も上がり、剥がれにくくなります。
step
4ベースジェルを塗布する
ベースジェルをシルクと爪全体に塗布し硬化します。強度を出すために2度塗りがおすすめです。
硬化後、未硬化ジェルをエタノールやジェルクリーナーで拭き取ります。
step
5ファイルで整える
先端の余分なシルクをファイルで削り整えます。
表面やエッジのざらつきが気になる部分は、スポンジファイルをあて滑らかにしたら補修完了です!
透明の艶のある仕上げにしたい方は、ダストを拭き取りトップジェルを塗布して仕上げます。
step
6ジェルネイルを行う場合
ダストをはらい、エタノールで拭き取ってカラージェルを塗布します。
補修部分は凹凸になりやすいので、気になる場合はクリアジェルでフォルムを整えてからカラーやアートを行うと良いです。
ジェルネイルをしない場合は、マニキュアを塗ったり、そのままでもOKです。
シルク補修のよくある失敗
・シルクの端がパサパサになる
グルーが端まで付いていないとパサつきます。もう一度グルーまたはジェルを塗布しエッジまでしっかりとコーディングをしましょう。
・シルクがすぐに剥がれる
乾きの遅いグルーだとシルクが浮きやすいです。速乾グルーを使うか、乾いてきたころにシルクの先端を引っ張り密着させましょう。
補修した爪のオフのやり方
ベースジェルで補修を行った場合は、通常のジェルネイルのオフの仕方でOKです。
グルーで補修を行った場合は、以下の手順でオフします。
step
1アセトンを巻く
補修部分をファイルで軽く削り、アセトンを浸したコットンをのせてアルミホイルで巻き時間を置きます。(10分程度)
厚く補修している場合はファイルでしっかり削るとオフしやすくなります。
step
2グルーを除去
時間が経ったら、プッシャーで柔らかくなったグルーを取ります。
グルーが溶けにくい時は、2、3度アセトンを巻き直してゆっくりオフしましょう。
step
3拭き取り
表面のザラつきが気になる部分はスポンジファイルで整えて、拭き取りをしたらオフ完了です。
オフを雑に行ってしまうと爪を傷めやすく、亀裂やひび割れの原因にもなるので丁寧なオフが大切です。
オフ後、自爪で過ごす場合は保湿を行い乾燥しないように気を付けましょう!
自爪の亀裂補修で引っ掛からない爪に
いかがでしたか?
シルクでの補強は意外と強度もあり、安定感がでるのでちょとした亀裂の補修にとても便利です!
一度手順を覚えたら、時間がかからず簡単に補修できるようになるのでチャレンジしてみて下さいね。