『プレプライマーって何?必ず必要?』
『プライマーとの違いは?』
ジェルネイルやスカルプネイルの前に塗布するプレプライマーとプライマー。聞いたことはあるけど、どんなものかよく分からないと言う方も多いですよね。
塗布した方が良い場合の適切な使い方や2つの違い、製品の役割について解説します。
プレプライマーとプライマーの違い
プレプライマーとプライマーはどちらもネイルの浮きを防ぐ為のもの(定着を良くする為のもの)で、ほとんど似た役割ですが、使い方が異なるので覚えておきましょう!
プレプライマー
ジェルネイル、スカルプ、カラーリングの前(ネイルケア後)に塗布し使用します。
塗布することで、しっかりと爪の余分な水分や油分を除去してくれる為、ネイルが爪に密着しやすくなります。
商品やメーカーによっては、ボンダ―、ボンドなどと呼ばれることもあります。
プライマーの使用はこんな方に!
- ネイルが浮きやすい方
- ネイルの密着を良くしたい場合
プレプライマーは必ず必要な訳ではありません、基本的にネイル(ジェルネイルやスカルプ)の持ちが3週間以上続いていれば不要です。
ネイルが持ちが悪い(3週間以内に浮く)、先端や根元などからネイルが剥がれやすい方は、使用することでしっかり油分水分を除去し爪表面のpHを整えてくれるので、定着が良くなり通常よりも持ちを良くすることができます。
水に触れる機会が多い場合などあえて塗布することで、浮きの予防にもなります。
ネイルの定着が良くなる分、オフをする際に剥がしずらくなる為、持ちに問題がないなら必要以上の使用はおすすめしません。
プレプライマーの使い方
- ケアとプレパを丁寧に行う
- 自爪に適量を塗布する
- ある程度乾かしネイルを塗布
プレプライマーを塗布する場合も、ネイルケアは丁寧に行いましょう。自爪を整えサンディングなど、プレパレーションも終えた状態(ネイルを塗布できる状態)で、自爪に適量のプレプライマーを塗布します。
液垂れしない程度の量を、皮膚に付かないように自爪全体に塗ります。皮膚に付くと乾燥してしまうので気を付けましょう。
軽く乾かしてから(余分な水分は勝手に揮発します)ネイルを行います!
プライマー
プライマーは塗布することで、スカルプやジェルの定着をより良くする為のものです。
ネイルケア後、プレプライマー→プライマーの順で塗布し使用します。
主にスカルプ(アクリルネイル)の定着を良くする為に使用しますが、商品によってはジェルネイル向けの物もあります。
またプレプライマーと同様に○○ボンドや、ボンドエイドなどと呼び方が異なるものもあります。
プライマーの使用はこんな方に!
- 主にスカルプをする方に
- ネイルの剥がれを防ぐ
プライマーは、ネイルをより密着させる下地材です。
主にスカルプを行う場合に使うことがほとんどですが、メーカーや商品によってはジェルネイル向けに造られたプライマーもあります。
がっちりとネイルが付くので、ジェルネイルの場合は基本的に使用しなくても十分です。
使用することでプレプライマー更にオフがしずらく、オフで自爪にダメージを与えてしまう原因にもなります。
どうしても普段水を扱うことが多く剥がれやすい方や、プレプライマーでもネイル定着が悪い方だけに使用するのが適切です!
プライマーの使い方
- ケアとプレパを丁寧に行う
- プレプライマーを塗布する
- プライマーを塗布する
- ある程度乾かしネイルを塗布
プライマーは定着を良くする為、事前の油分水分除去がしっかりできていないと意味がありません。
その為ネイルケア後、プレプライマーで油分水分除去を行いプライマーを塗布することで、効果的に使用できます。
液垂れしない程度の量を、皮膚に付かないように自爪全体に塗ります。プレプライマーよりも刺激の強い薬品なので、皮膚に付くと熱く感じることもあります。
軽く乾かしてからネイルを行います!
使用前に下処理を見直して
いかがでしたか?
今回は、プレプライマーとプライマーの違いや用途を紹介しました。
どちらもネイルの浮きや剥がれに困っている方が使用を検討している場合が多いと思います。
ですが、使用前にはまず事前のネイルケアやプレパレーションが適切に行えているかを見直してみて下さい!ネイルの持ちの悪さの原因は複数ありますが、ケアやプレパは持ちの長さに直結する、とても重要な工程です。
それでも問題が解決しない場合は、適切にプレプライマーやプライマーを取り入れてみて下さいね。