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ネイルサロン就職

ネイリストの離職率が高い理由とは?辞める前に考え直してみたいこと

仕事の離職に悩む女性

ネイリストは離職率が高い職業です。就職を希望してサロンに入っても、実際に続くのは1割、2割程度。でもなぜ、そんなに離職率が高いのか?

原因の1つには、「華やかなイメージの憧れのネイリストになりたい。」「手に職を付けて、長く働きたい」など就職前に抱いていたイメージとのギャップが大きいことに理由があります。

でも、せっかく身に付いた技術や資格を活かさないのは勿体ないですよね。ここでは、辞めたいと思う主な原因と辞める前に考え直してみるべきこと、についてまとめました。

ネイリストの離職理由とは?

仕事を退職したいと悩む女性

せっかく時間や費用を掛けて取得した検定資格も、ネイリストを辞めてしまえば、意味が無くなってしまいます。それでも、なぜ多くのネイリストが辞めたいと思ったのか?その原因を探りました。

給料が安く出費が多い

ネイリストになりたての研修中はもちろん、ネイリストとしての経験長くが安定するまでは、あまり高い給料は望めません。経験と言っても4年~5年程度を超えないと、評価に繋がりにくいのが現実です。平均:初任給18万円、5年以上で25万程度、店長などの役職に就いたら28万~

一見、華やかそうなイメージのネイリストですが、経験や経歴を積むまでは生活面でも余裕の出ない場合が多く、就職前に抱いていたイメージとかけ離れた生活に耐えられず辞めてしまう方が多いようです。

・身だしなみにも、道具にも出費がかかる

普段からお客様と、とても近い距離で接客をするので、清潔感や身だしなみにも気を使います。日々のメイクや、髪の毛の手入れ、スキンケアなど出費のかかることばかりです。また、施術で使う自分の筆やニッパーなどの道具は自費で負担している場合がほとんどで、かなりの出費となります。

道具代:ジェル筆1本、1,000~3,000円、スカルプ筆1本4,000円程度、ネイルニッパー数千~数万円の物まで

イメージとは違う体力仕事

華やかに仕事をしているイメージのネイリストですが、想像以上に体力と神経を消耗します。1日8時間も細かいアートや、ネイルの施術に集中力を必要とします。また、座りっぱなしの体制で腰や肩、首などを痛めるネイリストも少なくありません。休憩時間も固定ではない為、施術時間が前後すれば上手く休憩を取れない場合もあります。

メンタル面のつらさ

・自分の気持ちや時間に余裕が無くなる

勤務時間の前後に、技術の練習や研修を行う場合も多く、労働時間外でも集中力が必要です。特に就職したての頃は、生活時間にも余裕が無くなるため精神的にもきつく感じる方も多いです。技術職なので、致し方ないところではありますが、慣れない環境に気持ちが付いていかない場合も多いようです。

・いろんなタイプのお客様に対応する大変さ

また、2~3時間の施術をしながら、お客様とコミュニケーションも大切になります。中には自分の苦手とするお客様や、話が合わないお客様もいますが、どんなタイプのお客様にも対応できる接客スキルが問われる為、苦手に感じたり、辛く感じる事もあります。

サロンでの人間関係

スタッフ同士仲の良いネイルサロンも多いですが、そうでない場合もあります。年齢関係なく経歴の長さで上下関係が決まるので、やりずらさを感じる場合や、理不尽な思いをする事もあるようです。

ネイリストを辞める前に考えてみて欲しこと

離職する理由を考える女性

ネイリストの仕事への辛さや大変さは大きいと思います。ですが、ネイリストを辞める前に一度違った面から仕事の環境を見直してみることで、辛かった仕事が楽しく感じる場合もあります。

職場を変えたら環境が激変します

・3つ以上のネイルサロンを経験している人も少なくありません。

意外と今抱えている悩みや辛さもサロンを変えれば無くなることもよくあります。場所を変えれば、お客様の層やタイプも変わりますし、スタッフの年齢やタイプ、雰囲気も変わります。

立地の良いサロンであればお客様の数も多いですがその分給料は良かったり、駅から離れた立地のサロンであれば予約が詰まることも無くハードワークが減ったり。サロンによっては勤務形態や技術も接客も様々なので、ネイリストを辞めてしまう前に一度、違う複数のサロンを経験してみるのも良いですよ。

サロン勤務は辞めて独立する

また、サロン勤務を辞めることも1つの手段です。個人サロンを開けば、予約も自分で調整できるので自分の時間や気持ちにも余裕を作れます。マンションの一室(商用利用可の場合)などスペースが小さくても可能ですし、1席分の個人サロンであれば、机と椅子と材料があれば始められます。初期費用:50万円~

まとめ:サロンに辞職を出すときは

仕事を辞めてすっきりした女性

もし、サロンを離れる場合は事前の準備も必要になります。

最低でも1カ月前には伝えて

ネイルサロンなどの接客業では、お客様の予約の関係もあり、最低でも1カ月前までは意思をオーナーやサロン側に伝えるようにしましょう。通常であれば1カ月先の予約は、すでに入っていますよね。辞めることでスタッフの人数調整やシフトにも影響してくるので、可能であればもっと前に(2、3カ月前)伝えておくと良いです。

転職に期間を空けない

もし、退職前に時間があれば、次の勤務先を決めたり、リサーチしておくと良いですね。同じネイル業界で働く場合は、転職までに期間が空くと技術も鈍ってしまいます。また、サロンワークでのスピード感も無くなってしまいます。転職をスムーズに行ったり、知り合いにネイルをしたり、技術が落ちないよう心掛けることも大切です。

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