足の裏や、かかとのガサガサ、いつの間にか硬くなり白く乾燥していたりと見た目にも気になる部分ですよね。
今回はそんな、気になる足の角質ケアのやり方について解説していきます。
足の裏はなぜ硬くなるの?
足の裏の皮膚は、普段から体重による圧力がかかり、また歩行などにより頻繁に摩擦や刺激を受けます。その刺激から足を守るためにも皮膚は硬くなり厚みを増していきます。特にヒールを履く方や、歩き方に癖のある方は足の裏への負担が偏り、タコが出来やすい原因ともなります。
硬くなった皮膚や厚みのある角質は、水分を奪われやすく乾燥が進みます。乾燥がひどくなることで、角質細胞がひび割れを起こし剥がれ落ちていきます。
角質除去で足の硬い皮膚を無くす
日常生活の中で足の裏への刺激を減らすことは、なかなか難しいですよね。歩かない訳にもいかないし、仕事柄ヒールを履くことが必須な方も多いと思います。
一度硬く厚くなった皮膚は、角質除去を行うことで本来の柔らかい皮膚へと戻ります。セルフでも角質除去が簡単に出来るケア用品をまとめました。
フットやすりで角質除去
かかと角質取り 120/220
ネイルサロンなどでも使用される、角質を除去するフットファイル。両面の粗さが違い、粗い面でガサガサな角質を取り、細かい面で皮膚をつるんと整えます。お風呂上りなどの皮膚の柔らかい状態で、ファイルを濡らしながら使用します。皮膚が硬くなっている方でもぽろぽろ角質を取れますが、こすり過ぎに注意です。
フットやすりでの角質除去のやり方
・やすりの使用は2~3週間に1度
やすりをかける際は、削り過ぎに注意しましょう。2~3週間に一度程度の頻度で使用します。皮膚にあまり厚みの無い方が頻繁にやすりをかけると必要以上の皮膚を削りすぎ、皮膚を痛めてしまします。角質の溜まり方が遅くなってきたら、月に1度のやすりがけで十分ケアができるようになります。
・お風呂上りに、皮膚の柔らかい状態で使用する
皮膚の乾燥した硬い状態では、やすりをかけても角質除去をしにくいです。お風呂上がりや、フットバスに足を5分以上浸けてから皮膚の柔らかい状態でやすりをかけると、角質を綺麗にオフできます。
・強くこすらない、1度ですべての角質を除去しない
やすりがけが強すぎると、皮膚を痛めてしまいます。やすりはしっかりと握り、やすりの面を大きく動かし、足の裏全体にあてていきます。(一部分のみに使用でもOKですが削りすぎに注意です。)1度で角質を取り切ろとせずに、2週間~1カ月に1度(皮膚の厚みによって頻度が変わります。)の定期的なやすりがけで徐々に皮膚を柔らかくしていきましょう。
スクラブで角質除去
スクラブはやすりに比べて肌の負担が少なく、優しく角質を柔らげます。
お風呂のタイミングなどで気軽に使いやすく角質を取りすぎる心配がないので、角質ケア初心者にもおすすめです。
リーフ&ボタ二クス ボディスクラブ ソルト
ユーカリとレモングラスの香りでスパ気分を味わえる、天然由来成分配合のスクラブ。吸着作用のあるホワイトクレイを配合しており、硬くなった角質を整えます。保湿力もあり、洗い上がりはしっとり滑らかに。
ハウスオブローゼ ボディスクラブ
角質を柔らかくするアルカリ温泉水の成分(硫酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム)が配合され、肌を滑らかに整えてくれます。スクラブは体温で柔らかくなり、滑らかなテクスチャーが使いやすい◎。
容量もたっぷりで、かかとだけでなくひざやヒップライン、ひじなどボディの気になるところに。
サロンで角質除去
セルフでの角質除去が難しい場合や、面倒な場合はネイルサロンやエステ店などでの角質除去もおすすめです。スパ気分で短時間の施術が可能な為、フットケアを気軽に利用できます。
「足の裏を人に見せるのは抵抗がある。。」と言う方も多いと思いますが、一度行ってみると意外とハードルが低くなりますよ。プロにケアをしてもらうことで、皮膚の状態に合わせた適切な角質除去を行ってくれるので安心です。急遽デート前などで足を綺麗にしたい方も、セルフよりプロに任せた方が1回でもかなり柔らかな足の裏を手に入れることが可能です。
角質除去後は保湿ケアがとても大切
角質除去を行った後は、毎日の保湿を心掛けましょう。角質除去後は皮膚が薄く柔らかいので、刺激が特に伝わりやすい状態です。柔らかい皮膚を維持する為にもしっかりと保湿ケアをし、角質をできにくくしていくことが大切です。
足元の保湿にはボディクリームでもOKですが、保湿力の高いかかと用クリームを使用すると◎。
かかと つるつるクリーム
尿素と海洋性コラーゲンの成分でうるおいを与えて保湿。普段からの角質ケアとしても使いやすく、べたつきの少ない滑らかなテクスチャーの保湿クリーム。
まとめ:角質には定期的なケアを
足元はどうしても負荷が掛かりやすく、皮膚が硬くなりやすい部分です。
日頃から保湿を行い、定期的な角質ケアで、滑らかでやわらかなキメの整った足元を保ちたいですね!