『ポリジェルやってみたけど、うまくできなかった。綺麗にできるコツが知りたい!』
ポリジェルに慣れるまでは少し難しい所も多く、コツを知らいないと失敗しやすいことも多いです。
すぐに折れる、取れる、固まらない、はみ出るなど、ポリジェルが上手く出来ない時に試してほしい、失敗しないコツ6つと上手くできない時の対処方法を解説します!
目次
ポリジェル初心者でも失敗しないコツ6つ!
「手順通りにやっているのに、上手くいかない。」と言う方は、まずは”失敗しないコツ”を参考にやり方を見直してみて下さい。
ポリジェル長さだしのやり方や手順はこちらで解説しています。
失敗しないコツ!
- ①ベースジェルを塗布する
- ②ポリジェルは適量を塗布
- ③ポリジェルの厚みを整える
- ④自爪を短く整える
- ➄フォームチップを合わせる
- ⑥硬化不良をなくす
①ベースジェルを塗布する
ネイルが剥がれやすい、取れやすい方はポリジェルの前に必ずベースジェルを塗りましょう!
ポリジェルは通常のジェルよりも粘度が高く硬めなので爪の凹凸に馴染みにくく、直接塗布しても安定しません。
その為、ベースジェルを塗布しフラットな表面にポリジェルを塗ることでより密着しやすくなり、剥がれにくいネイルに仕上がります!
②ポリジェルは適量を塗布
ポリジェルは塗布量が多いと厚みができ、ライトの光が届きづらく硬化不良を起こします。
分厚くなったら硬化時間を長めにして、しっかりと中まで完全硬化させましょう。厚みが気になる場合は硬化後、ファイルで削って整えます。
塗布量が少ない場合は、衝撃に弱く折れやすいネイルになります。
薄い場合はポリジェルをもう一度重ねる、またはジェルネイルを塗布し厚みを出しましょう。
③ポリジェルの厚みを整える
厚みの目安は1㎜程度です。(クレジットカード1枚分程度)
根元は薄くてもOK、先端に向けて厚みを作ります。特に負荷が掛かりやすいストレスポイントはしっかりと覆いましょう。
薄いとネイルが折れやすくなるので、適度な厚みを持たせることで丈夫なネイルに仕上がります。
爪の横から見たとき、中央にハイポイントができているのが適切。強度が高く折れにくいネイルになります。
④自爪を短く整える
ポリジェルで長さだしを行う場合は、できるだけ自爪を短く整えて行いましょう。
自爪が伸びているとチップとのカーブが合わずポリジェルが偏りやすく、適切な厚みやフォルムが作りにくくなります。
➄フォームチップを爪に合わせる
ポリジェル専用のフォームチップはカーブがきつめで、爪に合わないことも多いです。
通常のクリアチップでもフォームとして使用できますので、爪のカーブに合うものをフォームチップとして使用しましょう!
先端を持てる長めのチップで、硬化ライトの光を通すクリアであればOK。あとは、爪の横幅が合うものを選んで下さい。
爪に合うチップ
- 先端からみたカーブが合う
- 横から見たカーブが合う
- 爪の幅に合う
⑥硬化不良をなくす
硬化時間は使用するポリジェルによって異なります。必ず記載の硬化時間を確認して行いましょう。
また、ネイルに厚みができた場合は規定よりも長めにライトを当て硬化不足を防ぎましょう。(規定よりも長く当てるのは問題ありません。)
ネイルが柔らかい、完全に固まらない場合は爪の裏側にもライトを当てて下さい。内側からもしっかりと光を当てることで改善されることがあります。
それでも硬化しない場合はライトの不良、ポリジェル製品の不良などが考えられます。
上手くできない時の対処方法
ポリジェルでよくある悩みやトラブルの対処方法も解説します!↓
ポリジェルが筆に付く
ベタベタと筆に絡んでしまう時は、たっぷりとソリューション液(筆を濡らす液体)を付けて行ってみて下さい。
筆をたっぷり濡らして行うとべた付かずに操作しやすくなります。
それでもベタ付く時は、ソリューション液を変えてみましょう。
メーカー指定のソリューション液が無ければ、エタノール消毒液で代用可能です。
ソリューション液との相性が悪くベタ付いてしまう事もありますので、使用する液体を変えてみると改善することもあります。
根元や裏側のはみ出し・段差
はみ出しや段差は、硬化前に整えて無くすことが大切!
【根元のはみ出し・段差】
ポリジェルをチップに広げる際、根元は薄めに整えます。
多少の段差は削って馴染ませられるので、ファイルを当てやすいように根元1mm程度隙間を空けてチップをのせましょう!
【裏側のはみ出し・段差】
裏側の段差は削るのが難しい為、硬化前に裏側からしっかり整えましょう。
自爪を伸ばしたままポリジェルを行うと裏の段差ができやすくなります。できるだけ自爪を短くして行うと良いです。
ネイルマシーンを持っている方は硬化後、低速で削って整えることも可能ですが、皮膚が近い為怪我をしないよう慎重に行いましょう。
フォームチップが剥がれない
硬化不足で張り付いている場合もある為、少し長めに硬化してみましょう。
先端から持ち上げるように剥がすと痛みを伴うので、根元側の端からウッドスティックなどを使い徐々に隙間をつくり、ゆっくり剥がしましょう。
ネイルがすぐに折れる・欠ける
ネイルが折れたり欠けやすいのは、厚みが足りない、ストレスポイントが薄い可能性があります。
爪やネイルは負荷の掛かるストレスポイントから折れやすい為、ポリジェルでしっかり覆い薄く削り過ぎないよう注意しましょう!
またネイルの中心部分は1mm程度の厚みを作ることで、強度の高いネイルに仕上がります。
ネイルがすぐに剥がれる
ベースを残して剥がれる場合は、ベースとポリジェルの密着が悪いことが原因です。ベースを硬化したら、一度拭き取りベース表面にサンディングしてからポリジェルを行ってみて下さい。
ベースごと剥がれる場合は、ケア不足やサンディング不足、水分油分除去不足です。ジェル前のケアを見直しましょう。
ベースを塗らずにポリジェルを行っている方は、ベースを塗ることで剥がれやすさが改善します。
ポリジェルが皮膚にはみ出したままだと、そこからネイルが浮きやすくなります。硬化前にはみ出しをしっかり取り皮膚への付着が無い状態で硬化しましょう!
ポリジェルが固まらない
ポリジェルは製品によってLEDライト/UVライト専用など指定があるものも有ります。使うライトが適しているか再確認しましょう。
ネイルに厚みがあると硬化に時間が掛かります。指定の硬化時間よりも長めに硬化してみて下さい。2回ほど余分に硬化してみる、裏側からライトを当ててみる等。
それでも固まらない場合は、ライトに原因がある可能性も。通常のジェルネイルが固まるか試し、問題が無ければポリジェル製品に原因があると考えれられます。
使用するポリジェルを変えて行ってみましょう。
ポリジェルが硬い
ポリジェルは製品によってテクスチャーが硬めの物もあります。
また、秋冬気温の低い時期はジェル製品は硬くなります。あらかじめ暖房の効いた部屋にジェル製品を出しておくなどしましょう!
気泡が入る
ポリジェルを爪にのせる際、上下にペタペタと動かしたり大きく動かすと気泡を含んでしまいます。
ポリジェルはテクスチャーが硬いので空気を巻き込みやすく、気泡が抜けにくくなります。
チップをのせたら必要以上に動かさないよう気を付けましょう。空気が入って気になる場合は、塗り直しが一番早いです。
どうしても上手くできない時は製品との相性が悪いことも
「どうしても上手くできない、改善しない!」そんな時は、使用している製品との相性が悪いこともあります。
ネイリストも使いやすいと感じる製品や道具は一人々異なります。またお客様の爪の形や水分量などによって、相性の良い製品と悪い製品もあります。
ポリジェルもメーカーによって使用感の異なる製品が沢山ありますので、使用製品を変えて試してみるのもおすすめです。
下記でおすすめポリジェル製品を解説していますので、参考にしてみて下さい。↓
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ポリジェルは繰り返して慣れよう!
いかがでしたか?
ポリジェルは従来の長さだしに比べると手軽ですが、やっぱり多少のコツや慣れが必要です。
何度か練習を行って、ポリジェルをマスターしてみて下さいね!
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