透明でナチュラルなクリアネイル。指先も綺麗に見えてカラーをしなくても可愛いですよね。
でもカラーを塗らない分、厚みがなく剥がれやすい折れやすい、白く浮いた部分が目立つなど失敗も多いです。
「セルフでも綺麗なクリアネイルがやりたい!」と言う方に、セルフでできるクリアジェルネイルの正しいやり方をご紹介します!
こんな方に!
- 透明なジェルネイルにしたい
- クリアだけどアートを入れたい
- 目立たない艶なし透明にしたい
- 透明ジェルで補強や保護をしたい
透明クリアジェルネイルの間違ったやり方3つ
最初に、よくあるクリアジェルの間違ったやり方3つを確認しておきましょう。
透明なクリアジェルは手順も少なくセルフネイルでも行いやすいですが、透明な分、粗が見えやすいので間違ったやり方には注意が必要です。
間違ったやり方
- ①ベースやトップだけで仕上げる
→剥がれやすい・艶がない - ②厚みを出さない→折れやすい
- ③ケア不足→白浮きする
①ベースやトップだけで仕上げる
ベースだけ、またはトップだけで仕上げるのはNGです。
ベースジェルだけではツヤ感が出ないので、曇ったような仕上がりに。またトップジェルだけでも、ツヤ感は出ますが密着力が無いのですぐに剥がれてしまいます。
クリアネイルは必ずベースジェル→クリアジェル→トップジェルと3ステップで仕上げましょう!
※クリアジェルが無い場合は、ベースまたはトップで代用可。
②厚みを出さない
ネイルに適度な厚みがないと衝撃に弱く、ぶつけたり負荷をかけるとすぐに浮いてしまいます。
浮きはネイルと爪の間に隙間ができるので白くなり、見た目にも綺麗ではありません。
カラージェルを塗布しない分、しっかりとクリアジェルで適度な厚みを出すことが大切です。
③ケア不足
とくに根本周りや先端、サイドから白くなる方はケア不足が原因です。
爪の表面の角質や汚れを除去しないままジェルを塗布すると、爪に密着できず数日で浮きができます。
カラージェルを塗っていると気付きませんが、クリアネイルは浮きがすぐに目立つのでしっかりネイルケアを行いましょう。
ケアが十分にできていれば、綺麗な状態を3~4週間ほど維持することができます。
透明クリアジェルネイルに必要なもの
透明感が大切なので、黄ばみの少ないベース、トップ、クリアジェルを選ぶと、仕上がりもよく綺麗です。
クリアネイルに必要なもの!
- キューティクルリムーバー
- プッシャー
- エタノール
- キッチンペーパーorワイプ
- ベースジェル
- クリアジェル
- トップジェル
クリアジェルはベースやトップコートで代用してもOK。クリアジェルの方がコスパが良いので、1つあると便利です。
おすすめネイル用品
クリアジェルやキューティクルリムーバーをお持ちでない方は、下記がおすすめです。
グレースジェルクリア
クリアネイルをするなら、緩すぎず固すぎない適度な粘度のグレースのクリアジェルが使いやすいです。
透明度も高く綺麗なクリアに仕上がります。
BLUE CROSS キューティクルリムーバー
キューティクルリムーバーを使うと、浮きの原因となる角質をしっかりケアできます。
ブルークロスは液体タイプなので、数滴爪表面に垂らすと角質や汚れを柔らかくしてくれます。そこにプッシャーを優しく当てると、爪がすっきり整います。
透明クリアジェルネイルの正しいやり方!
つぎに、透明なクリアジェルネイルのやり方を解説していきます。
ここでは「アートなし、艶あり仕上げ」の工程で解説していますが、アートありや艶なし仕上げも手順は同じです。
やり方手順!
- ネイルケア
- 形と長さを整えサンディング
- 拭き取り
- ベースジェル塗布
- クリアジェル塗布
- トップジェル塗布
- 艶なしにする場合
step
1ネイルケア
キューティクルリムーバーを塗布しプッシャーで爪表面の角質を取り、甘皮優しく押し上げます。
ケアが終わったら、浮いた角質や汚れを拭き取ります。キューティクルリムーバーや角質が残っていると浮きの原因になります。
エタノールをたっぷり含ませたキッチンペーパーで拭くか、石鹸で指先をしっかり洗いましょう。
甘皮はカットしなくても十分綺麗になります。気になる方はニッパーで行って下さい。
step
2形と長さを整えてサンディング
つぎに、エメリーボードで爪の長さや形を整えます。
爪の表面はファイルやスポンジファイルを使ってサンディングを行います。爪表面の艶がなくなる程度に行い、削り過ぎには注意しましょう。
step
3拭き取り
ダストをはらい、もう一度爪全体をエタノールで拭き取ります。
この時、ファイリングした爪の先端はバリ(削りカス)が残りやすいので、しっかり取り除きます。
拭き取り後は爪表面を触らないようにしましょう。皮脂が付いてしまうとこれも浮きの原因になります。誤って触れたら必ず拭き取りをしてからジェルを塗布します。
step
4ベースジェル塗布
ベースジェルを塗布し硬化します。爪表面だけでなく、エッジ(爪先)にも塗布しましょう。
普段ネイルが剥がれやすい方は2度塗りしてください。塗布量が少なく薄いと剥がれやすくなります。
※使用するベースによって適量は異なります。推奨の塗布量があれば従って下さい。
step
5クリアジェル塗布
クリアジェルを塗布し硬化します。強度を出すために2度塗りします。
ネイルが剥がれやすい方、ぷっくりさせたい方は多め目のジェルを塗布しましょう。エッジの塗布も忘れずに。
アートをしたい方は、クリアジェルを2度塗りした後に行って下さい。
凹凸が気になる方は、セルフレベリングを利用しフォルム形成を行うと、凹凸のないつるんと滑らかな仕上がりになります。
1度目は普通量を塗り硬化、2度目でフォルム形成します。詳しいやり方は下記で解説しています。↓
参考ジェルネイルが綺麗に仕上がるセルフレベリングとは?やり方も解説
続きを見る
step
6トップジェル塗布
最後は、トップジェルを塗って仕上げます。
ちょっと薄いかなと思ったら2度塗りしてもOKです。
エッジまでしっかりコーティングし、硬化後に未硬化ジェルをエタノールで拭き取って完成です!
クリアネイルは艶感を出すことで、とても綺麗に仕上がります。透明感の強いトップジェルを使用するのがおすすめです。
step
7艶なしにする場合
※写真は小指と薬指を艶なし仕上げ。
艶感をなし仕上げには、マットコートジェルを塗布するか、220G程度の目の細かいスポンジファイルで表面の艶を削ります。
艶なしの場合も、step6のトップジェルの塗布は飛ばさないでください。トップコートはネイルを保護する役割もあり、3~4週間維持する為にも欠かせません。
クリアジェルネイルで指先を綺麗に
いかがでしたか?
透明なクリアネイルは簡単なようで、意外と丁寧な作業が必要となるネイルです。
一度手順を覚えてしまえば、だんだん仕上がりも早く綺麗になりますので、ぜひチャレンジしてみて下さいね。
参考ネイルデザイン2023年夏におすすめ!クリア系ネイルがおしゃれ過ぎる
続きを見る