今回は、意外と知らない爪のことついてです。みなさんは、綺麗な爪を維持できていますか?
「爪が割れる」「爪が折れやすい」「よく二枚爪になる。。」と悩みのを抱えている方も多いですよね。でも、爪って本来は柔軟性のあるものなので、爪を健康に保てれば折れたり二枚爪になったりすることは防げるんです。
そんな爪の悩みを解決するために、爪とは何でできているのか?どんなケアをしたら綺麗な爪になるのか?について解説していきます!
爪は皮膚が角質化したものです
まず、「爪ってそもそも何?どんな仕組み?」って思う方も多いですよね。爪はカルシウムでは出来ているのではありませんよ。
爪は、皮膚の仲間で皮膚が角質になったものが爪になります。爪はケラチンと言う、繊維状のたんぱく質でできています。なので、「爪を伸ばす為にカルシウム取らなきゃ」と言うのは間違いなんです。ちなみに髪の毛も爪と同じようにケラチンと言うたんぱく質でできています。
爪は3層でできています
爪がケラチンで出来ているのは分かりましたね。爪はこのケラチンが3層になってできています。3つのケラチンが縦方向に並んでいるものと横方向に並んでいるもがクロスするように重なっているので、硬く柔軟性のある爪ができるんです。
でも爪が乾燥していることで二枚爪になったり、折れやすく、割れやすい爪になります。これは、乾燥によりケラチンの層の間に含まれている水分や油分が少なくなることで、柔軟性が損なわれケラチンの層が分裂してしまいま。すると、上の層から剥がれてきてきたり、多少の衝撃でパキッと折れやすい爪になっているんです。
爪は保湿しても意味がない
1番最初に、爪は皮膚が角質化したものとお伝えしましね。角質とは生きていない細胞のことなので、皮膚とは違い、いくら爪を保湿をしてあげても水分や油分を吸収しません。なので、爪にうるおいを与えても回復する事はなく、一度乾燥したりボロボロになった爪は保湿ケアなどを行っても綺麗に治ることはないんです。
綺麗な爪を生やすには皮膚を保湿する
今、生えている爪はもう治せないので、新しくできる爪を健康なものにするしかありませんね。爪は皮膚が角質化したものであり、皮膚の一部から作られています。
皮膚は爪とは違い、水分や油分を吸収する働きがあります。なので、爪を作る皮膚をしっかりと保湿してあげることで、うるおいのある綺麗な爪が生えてきます。健康な爪に生え変わることで、折れにくく割れにくい爪になります。
どこの皮膚を保湿したらいいの?
爪は、爪の根元の皮膚(爪母)と言う所で作られています。なので、この爪の根元の皮膚を良く保湿してあげることで綺麗な爪が生えてきます。爪の周りの皮膚もささくれができやすいので、一緒に保湿ケアをしてあげて下さいね。
よくネイルサロンでもキューティクルオイルで保湿して下さい。と言われますよね。これは爪を健康に伸ばす為でもありますし、ささくれを防ぐ為などにも爪の周りの皮膚を保湿してくださいね。と言う意味なんです。
また、爪自体が乾燥していると、爪の表面に縦筋ができたり、ぼこぼことした爪になることで、爪にくっ付いているジェルの密着が悪くなり剥がれる原因にもなります。なので、ジェルを綺麗に保つためにも健康な爪が大切と言うことですね。
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たんぱく質とビタミンで食事から綺麗な爪をつくる
爪の主成分ケラチンと言うのは、繊維状のたんぱく質のことです。なので、皮膚を保湿するのと同時にたんぱく質を摂取しましょう。また、たんぱく質を体内でより吸収を良くするためにビタミンBやEも摂取すると良いです。
爪を作っている皮膚も健康に保ってあげることが重要なので、綺麗な爪を作る働きを支えるためにも、バランスの良い食事が大切です。もちろん、髪の毛にも良いことなので、美爪美髪を目指している方は、食事にも気を付けてみて下さい。
・たんぱく質を多く含む:鶏のささみ、のり、納豆、大豆、いわし、カツオ
・ビタミンBを多く含む:しいたけ、豚肉、うなぎ、かつおぶし
・ビタミンEを多く含む:アーモンドなどナッツ類、鮎、いわし
まとめ:健康な爪に生え変わるには3カ月かかる
保湿や食事で、今のぼろぼろな爪が綺麗な爪に生え変わるまでには、約3カ月程度かかります。爪は1カ月で約3㎜程度伸びると言われています。なので、爪全体が綺麗な状態の爪に生え変わるには約3カ月ほどかかることになりますね。
また、暖かい時期は新陳代謝がよくなるので、皮膚の再生も早くなり爪の伸びも早くなります。反対に、寒い時期は代謝が鈍くなるので爪が伸びにくくなります。特に冬場は爪先も乾燥しやすくなりますので、辛抱強く保湿をすること。また、手先を冷やさないように心掛けることも大切です。
時間はかかりますが、頑張って、美爪を目指しましょう!