『ネイルが伸びてきて扱いづらい時はどうしたらいい?』
『ネイルは爪切りでカットしても大丈夫?』
ジェルネイルが段々と伸びてきて長さが邪魔になり、短く切りたい!と思うこともありますよね。
でも、ジェルネイルが付いたまま切ると自爪にも負担を掛けてしまいます。
サロンに行くまでに、どうしても短くしたい時の適切な対処方法を解説します!
ジェルネイルを爪切りで切るのは控えて
爪切りでカットしたくなりますが、ジェルネイルが付いている状態では爪切りの使用を控えるのが〇。
爪切りを使用すると、パチン!と切った時の衝撃が爪全体に伝わり、密着していたジェルネイルが反動で剥がれてしまう為です。
ネイルが自爪にしっかり密着していたり、自爪が乾燥気味の場合は、衝撃によってネイルだけではなく自爪の表層も一緒に剥がれてしまう可能性があります。
爪は3層でできており層が剥がれることで爪が薄くなり、折れたり割れやすくなります。
また爪が薄いとネイルの持ちが悪くなるので、ネイルを継続したい方は爪切りでのカットはしないのが適切です!
ジェルネイルの適切な切り方
ジェルネイルを短くしたい時は、ネイルファイル使って短く整えましょう!
自爪を削るエメリーボードや、ネイルを削るゼブラファイルを使用します。
ファイルが粗いと削った時の衝撃が強く伝わる為、180~220G(グリット)以上の目の細かいファイルが適しています。※
先端に引っ掛かりやギザギザが残る場合は、仕上げにスポンジファイルを軽くかけると切り口が滑らかになります。
※180,200,220G程度が適切。目が細かすぎるとなかなか削れません。
パーツが付いている所のカットは?
先端部分にパーツが付いている場合は、無理に短くしない方が適切。
ファイルで削っていき、パーツがぽろっと取れたら良いですが、大きなパーツは取り切れずに残ってしまうことも。
パーツの周りはしっかりジェルコーティングされているので、削り過ぎてしまうとパーツの引っ掛かりが出てきてしまい扱いが不便になります。
小さ目のストーン以外は、無理に短くしない方が無難です。
どうしても爪切りで短くしたい時は
「爪切りしかないけど、どうしても短くしたい!」と言う場合は、爪への負担を減らしながら行いましょう!
- 爪を押さえて切る
- 爪の横から少しずつ切る
パチンと切った時の衝撃が伝わりにくいよう、爪を押さえながら切ります。また、一度に切らず爪の横からちょっとずつ切っていきます。
ジェルネイルを短くした後の注意点
ジェルネイルを短くした後は、ネイルが先端から剥がれやすくなります。
通常なら爪の先端(エッジ)までジェルコーティングされている為、先端の剥がれを防いでくれますが、短くすることでコーディングがなくなり剥がれやすい状態になります。
小さな衝撃でもネイルが浮いたり、隙間から水分が入りやすい為、爪トラブルに繋がることもあります。
その為、ジェルネイルを短く切った後は、長くても1週間程度を目安にサロンでのオフや付け替えを行いましょう!
短く整えて扱いやすく
ネイルが伸びてくると生活もしにくく不便に感じますよね。
「すぐに切りたーい!」と思ってしまうことも多々あるかと思います。
そんな時でも、自爪の為に爪切りではなくファイルを使って丁寧なカットを心掛けてみて下さいね!