セルフネイルを行う時に気を付けたいのが、ネイルの「ダスト」です。
ネイルのダストは細かく体内への吸い込みやネイルへの混ざり込み、部屋のダスト汚れが起こりやすく短時間のセルフネイルでも気になるもの。
セルフネイルを行う方に家でも実践したい、ネイルサロンで行うネイルのダスト対策方法5つをご紹介します!
目次
ネイルのダストとは?
ネイルの「ダスト」とは、ジェルネイルやアクリルネイル(スカルプ)、自爪、ネイルチップなどを削った時に出る細かな粉塵のことです。
白く細かな粉状で、作業机だけでなく床や周りの家具など部屋中に広がってしまいます。
その為ネイルサロンだけでなく、自宅でセルフネイルを行う際もダスト対策が欠かせません。
ダスト対策が欠かせない理由
ダストの対策が欠かせない理由は、以下のようなダストによるデメリットがある為です。1つずつ理由を解説していきます。
- ダストの吸い込みや皮膚への付着が起こる
- ダストが目に入る
- ネイルの仕上がりに影響する(ザラつきや凹凸)
- ネイル道具に付着して汚れる
- 部屋中にダストが舞う
ダストの吸い込みや皮膚への付着が起こる
ネイルのダストの中でも、ジェルネイルを削った時に出るダストはアクリル樹脂製のため、とても細かい粉状で舞い広がりやすくなります。
作業中は手元と顔の距離が近づくためより吸い込みやすくなりますが、ダスト自体自然な素材でできている訳ではないので、極力吸い込みたくはないですよね。
また顔や腕などにも付着してしまいます。
特にお子さんのいる家庭や、皮膚が荒れやすい方はダストが刺激になることも多いので、できるだけダスト対策を行う必要があります。
ダストが目に入る
特にマシーンを使ったオフを行う場合はダストが飛び散り目に入ることもよくあります。
ダストの中には細かな粉塵だけでなくパーツの破片など目に入ると眼球を傷付けてしまう場合も。
特に顔と手元が近いため、ダストから目元を守ることも必要です。
ネイルの仕上がりに影響する(ザラつきや凹凸)
ダストがネイルに混ざり込むと、ネイルの仕上がりにも影響します。
ジェルやマニキュアは硬化するまでべたつきがあるため、ダストはもちろん洋服の繊維など細かなゴミが混ざりやすくなります。
小さなダストでもネイルと一緒に固めてしまうと、表面の引っ掛かりや凹凸、ゆがみとして残ってしまい、つるんとした綺麗な表面に仕上がらなくなります。
いちいちダストを取り除くのも面倒ですし、塗り直しをするのも手間です。
ネイル道具に付着し汚れる
ネイルのオフやファイリングをした後はデスクや自身の衣類にもダストが付着しています。
その状態でネイルを行うと、ジェルブラシやマニキュアのハケ、ジェルの容器やフタに付着してダスト汚れが広がってしまいます。
一度ダストが付着してしまうと拭き取るのも大変ですし、ジェルを塗るたびに筆や容器に付いたダストがネイルに混ざって悪循環に。衛生的にも良くありません。
部屋中にダストが舞う
セルフで、自分のネイルオフをするだけでも大量のダストが出ます。
上記でも触れたように、ダストは軽く舞い広がりやすいので作業場所だけでなく部屋中に広がります。
特に食事をする場所やパソコンなどの電子機器の近くなど、ダストが付いて欲しくない場所ではダストを広げない為の対策が欠かせません。
セルフネイルにもおすすめ!ネイルダスト対策方法5つ
次に自宅でもできる、セルフネイルのダスト対策方法を5つ紹介していきます。
ダストを防ぎたい方はぜひ参考に取り入れてみて下さい。
- ①集塵機を使う
- ②マスクを着用する
- ③メガネを着用する
- ④長袖の衣類や手袋を着用する
- ⑤作業の後は掃除機をかける
①集塵機を使う
ネイル用の集塵機は、手元に置いて使用することで作業中に出たダストを瞬時に吸引してくれる機械です。
ダストの舞い上がりを防ぎ、デスク周りを汚さずに削ることがでネイルの後の掃除も楽になります。
その為多くのネイルサロンでは一席に一台備えているネイルには欠かせないアイテムです。
また吸い込みや体への付着も抑えられるので、セルフネイルを続ける方は1台用意しておきたいもの。
プロ用のものは吸引力が高く高価なものが多いですが、最近ではセルフネイル用もクオリティが高く数千円で揃えられる商品が多いので取り入れやすくなっています。
集塵機に迷っている方はこちら。↓集塵機の選び方やおすすめを解説しています。
参考ネイル用ダスト集塵機おすすめ5選!吸引力・静音性を比較し厳選
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②マスクを着用する
マスクの着用もダスト対策には欠かせません。
ネイリストがマスクを着用しているのは感染症対策や衛生面の理由もありますが、日々複数のお客様を担当する為大量のダストの吸い込みを防ぎ、体を守る為にマスクを着用しています。
顔への付着もある程度防ぐことができますので、セルフネイルでも必ずマスクの着用を心掛けましょう。
③メガネを着用する
特にジェルネイル等のオフを行う場合は、メガネの着用がおすすめです。
ネイルマシーンを使ってオフする場合は、よりダストが飛びやすくなりますので顔や目に入り込むことも多いです。
できるだけレンズの広いメガネを使用するか、作業用の防塵メガネを使用するのも良いでしょう。
コンタクトレンズの方は間にダストが入ると目を傷つけやすいので、メガネに変えて作業するのが良いです。
④長袖を着用する
皮膚への付着を防ぐ為には、長袖を着て作業を行いましょう。
袖周りがゆったりしたものは、作業の邪魔にもなってしまうので袖口がぴったりしたものが適切。また指先だけ出るアームカバーなどを利用するのもおすすめです。
誰かにネイルを行う時は、密着性の高いゴム手袋を着用することで手先までしっかりダストを防げます。
日本では手袋を着用するネイリストは少ないですが、海外ではダストだけでなくネイル用品の化学物質から守るためや、衛生面から手袋を着用して作業するプロも多いです。
⑤作業の後は掃除機をかける
ネイルの作業後はデスク周りだけでなく、部屋の広範囲に掃除機をかけてダストを掃除しましょう。
ネイルのオフをした後に、続けて新しいネイルを付ける場合は一度デスク周りのダストを掃除してから作業を行います。
ダストが広がったデスクの上で作業をするとジェルネイルにダストが入り込んだり、ジェルブラシやジェルの容器にダストが付着するので、一度ダストを取り除きデスクの上をリセットしてから続きのネイルを行いましょう。
まとめ
いかがでしたか?
上記5つの対策方法は、ネイルサロンでもほぼ実施されています。
セルフネイルの場合サロンにようにネイルを行う頻度は少ないですが、やはりその都度「ダストの対策」をしっかり行ってネイルを正しく楽しみたいですね。