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ネイルファイルの選び方!目的に合わせた種類と粗さの使い分け方

ネイルファイルは色んな種類や粗さの違いがあり、目的に合わせたファイルを正しく使うことで作業がスムーズで仕上がりも綺麗になります。

ネイルファイルを揃える時に知っておきたい、ネイル用ファイルの種類と粗さ(グリット数)の違いや、選び方を解説します!

こんな疑問を解決!

  • ファイルの選び方が分からない
  • ファイルの違いって?
  • グリットって何?
  • ジェルネイルに使うがファイルが知りたい

ネイルファイルとは?

ネイルファイルの種類と選び方

ネイルファイルは、自爪やネイルを削る「やすり」のことです。

エメリーボードやゼブラファイル、スポンジファイルなどの様々な種類があり、総称として「ネイルファイル」や「ファイル」と呼びます。

ファイルを使う際は、「ファイルの種類」と「ファイルのグリット数(粗さ)」を目的に合わせて選び、使い分ける必要があります。

ネイルファイルのグリット数(G)とは?

ネイルファイルのグリット数

グリット数(G)は数字で表記され、ファイルの目の粗さを示します

ネイルサロンやセルフネイルでは、80G(粗い)~280G(細かい)のファイルが多く使われており、数字が小さいほど目が粗く、数字が大きいほど目の細かいファイルになります。

例えば、200/240の表記はファイルの表と裏のグリット数を表します。ロゴや文字表記のある面が200G、裏面が240Gとなります。

グリット数の主な使い分け方

  • 自爪の調整:エメリー200G以上
  • ネイルオフ:ゼブラ150~180G程度
  • サンディング:スポンジ200G程度または、ゼブラ280G程度

同じグリット数でも、ファイルの種類によって削れ方が異なります。必ず目的に合わせた「ファイルの種類」と「グリット数」を選びましょう。

ファイルを使い分けることで、ネイルのオフが楽になったり、自爪の削り過ぎを防いだり、表面を滑らかに仕上げることが可能です。

反対に用途に合わないファイルを使うと、爪やネイルを傷めたり、ザラつきが残ったり、オフに時間が掛かると言ったこともあります。

下記、各種ファイルの解説でも用途に合わせたグリット数をご紹介していきます。↓

ファイルの種類と使い分け方

次に、ファイルの種類とそれぞれの用途や使い分け方についてです。

ここではネイルケアやジェルネイル等で使われる、主なネイルファイル4つを解説します。

  • ①エメリーボード
  • ②ゼブラファイル
  • ③スポンジファイル
  • ④シャイナー

①エメリーボードとは

エメリーボードの種類

正式名称はエメリーボード、一般的にはネイルファイルと呼ばれることもあります。

自爪の長さや形を整えるためのファイルです。

自爪のケアやジェルネイルにも欠かせないファイルで、ファイルが本体が薄く、やや柔軟性があるので自爪に負担を掛けずにファイリングをすることが出来ます。

エメリーボードのグリット数の選び方

エメリーボードは自爪に対して使用しますので目の細かい200G~280G程度がおすすめです。

細かすぎても少しずつしか削れず時間が掛かりますし、粗すぎると自爪に負担がかかり痛めてしまう可能性もあります。

自爪の薄い方やダメージ爪の方は280G程度、自爪が硬い厚みがある方は200G程度と使い分けると、よりスムーズに自爪を整えることができます。

爪のカットは爪切りよりもエメリーボード

「爪は、爪切りで切るよりファイルで削った方が良い」と聞いたことがある方も多いと思います。

それは、爪切りで切った時のパチンという衝撃で爪の層が割れたり、剥がれたりする為です。

特に乾燥した爪は衝撃に耐えられず二枚爪になることがあります。それを避けるためにもファイルを使うことで爪の負担を減らし整えることができます。

ですが、実際に爪切りを使わないと短くするのも時間が掛かり大変です。自爪が長い場合はある程度まで爪切りでカットし、最後にファイルで整えればOKです。両方を適切に使いましょう!

②ゼブラファイルとは

アクリルファイルの種類

ゼブラファイルは、「アクリルファイル」や「ウォッシャブルファイル」とも呼ばれます。

ファイルに厚みがあり力が伝わりやすいので硬いアクリルネイル(スカルプ)を削る際や、ジェルネイルのオフなどネイルをしっかり削りたい時に適しています

その為、ゼブラファイルで自爪を削るのはNGです。自爪に力が加わりすぎて二枚爪や爪の割れに繋がり、爪を痛める可能性があります。

三日月形やひし形などファイルの形も様々です。用途は変わりませんので、使いやすい形を選びましょう。

ゼブラファイルのグリット数の選び方

  • スカルプを削る時は150G程度
  • ジェルネイルのオフには180程度
  • サンディングには280G以上

ジェルネイルのオフに使用する場合、ハードジェルやビルダージェルなど硬いジェルや、ジェルに厚みを出している場合は150G程度の粗目のファイルで削っても丁度良いです。

一般的なソフトジェルの場合は、粗すぎるファイルを使うと簡単に削れて自爪まで削ってしまう危険もあります。そのため180G程度で様子を見ながら削りましょう。

ゼブラファイルはサンディングに使うこともできます。エメリーボードに比べて力が加わりやすく削れやすいので、280G程度の目の細かいグリット数を選んで使いましょう。

③スポンジファイルとは

スポンジファイルの種類

スポンジファイルは、「バッファー」や「バフ」、「ソフトファイル」とも呼ばれます

スポンジ状で柔らかく、爪の凹凸を滑らかに整えたり細かく削るために使用します

ジェルネイルでは主に自爪のサンディングや、バリ取り、ネイルの凹凸を整える、爪やネイルのがさつきを取る際に使用します。

スポンジを軽く当てることで爪やネイルの引っ掛かりを無くせます。ファイルで削った後にできるバリ(削りかす)は、スポンジの角を使うと簡単に綺麗に除去できます。

またネイル表面が波打つ場合にスポンジファイルをしっかりかけると、凹凸を適度にフラットにし綺麗なフォルムに整えることができます。

また、ゼブラファイルで削った後にスポンジファイルをかけると、ファイルの削り跡やザラザラを無くして滑らかにつるんと仕上げることが出来ます

スポンジファイルのグリット数の選び方

  • 自爪サンティング:180~200G程度
  • 先端のガサガサ、バリ取り:240~280G程度
  • ジェルやスカルプ表面を滑らかにするとき:150G程度

スポンジファイルはファイル自体が柔らかいので、同じグリット数でもゼブラファイルに比べて細かく削れます。

上記の使い方以外にも、自爪やネイルの調整などいろんな場面で、多用途に使うことができます。

特にセルフジェルネイルを行う方は、100、180、220、280G程度の、異なる粗さのスポンジファイルを用意しておくと便利です。

④シャイナーとは

シャイナーの種類

シャイナーは、自爪の爪磨きに使ったり、スカルプなど人口爪の表面のツヤ出しにも使います。

シャイナーは片面ずつ仕様が違い、目の細かいやすり面で爪表面を滑らかに整え、その後にツルっとした面で磨くと艶を綺麗に出すことができます。

シャイナーのグリット数

基本的にシャイナーは艶出し(爪磨き)をするファイルなので、グリット数の種類はありません。

やすり面はスポンジファイルよりもさらに目が細かくできているのでほとんど削れません。

ですが同じ部分を何度もやすりがけすると自爪を薄くしてしまうので気を付けて扱いましょう。

ファイルは用途に合わせて正しく選んで!

いかがでしたか?

ネイルファイルは種類も多く、用途も異なるので選ぶのも大変ですよね。

始めは手元にあるファイルを使ってしまいがちですが、用途に合わせて正しく使い分けることでネイルの仕上がりや自爪の調整も綺麗に安全に行えます。

ぜひ上記を参考に、用途に合わせたファイルを揃えてみて下さいね!

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