ネイルサロン開業で失敗する原因５つ！成功する人気店の理由

『ネイルサロンを開業したいけど、上手くいくかな？』

『失敗するサロン・成功するサロンの理由って？』

ネイルサロンは参入しやすい事業ではありますが、競合も多く廃業率も高い事業です。

サロン開業前に知っておきたい失敗の原因と、成功する人気店の理由を解説します。

ネイルサロン開業で失敗する原因

①金銭的コストの負担

開業後は毎月のように一定のコスト（出費）が掛かります。

人件費、広告費、賃料、光熱費など一定のコスト負担をカバーできるほどの売上をつくる必要がありますが、思ったように売り上げが伸びず経営に失敗するサロンがほとんどです。

その為、まずは初期費用を掛け過ぎないことと、開業後の半年ほどは予備資金で補填できるほどの余力を作っておくことも大切です。

初期費用（開業費用）の相場はおよそ30万～200万程度、経営コストは毎月10万～80万程度と考えられます。(個人サロン～小規模サロンの場合)

②料金設定の失敗

ネイルサロンは参入しやすい事業でもあり価格競争も激しい業種です。

料金設定を下げ過ぎることで集客ができても売上に繋がらず経営が厳しくなることも多いです。

単価5,000円×3人/1日＝15,000円
25日営業で375,000円

単価8,000円×3人/1日＝24,000円
25日営業で600,000円

単価が数千円違うだけでも毎月の売上にも大きな差が生まれます。

集客の為に料金を低く設定するのではなく、集客の為に他店との価値に差を付ける工夫が必要です。

③集客力の低さ

集客力の低さやリピーターが増えないことも失敗の原因として多くあります。

立地の良い悪いに関わらず集客を行う必要があります。

ホットペッパーでの集客は広告費が掛かりますが一定の集客に繋がります。ただ掲載店が多くお客様は他店にも流れやすいので、その後もリピートされる工夫が大切です。

また毎月の広告費用がかさむことで経営を圧迫する原因となる為、サロン独自で集客を行えるSNSの強化も必要となります。

④ライバルとの差別化ができていない

立地の良い場所ほど競合は激しくなります。

他店とかぶらないサービスの提供や空間作り、高い技術力やクオリティの高さも欠かせません。

同じようサービスやよくあるネイルサロンではなく、他店と差別化のできる特化したサロン作りが必要です。

またはあえてライバルの少ない立地での開業も1つです。

➄接客力・技術力の不足

ネイルの施術やサロン開業を行う上で、必要な資格がありません。その為誰でも事業を始めやすいですが接客力や技術力が十分でない場合もあります。

立地がよく集客率の高いサロンでも、リピートされなければ経営を続けていくことも難しい為、まず一定のサービスを提供できる技術力と接客ノウハウを身に付ける必要があります。

最低限ネイリスト検定やジェルネイル検定の資格取得を行い、サロンワークを学べるセミナーを受講するなどネイリストとしての力を身に付けましょう。

資格の取得は短期間でコストを抑えて取得をすることも可能な為、開業前の準備の１つとして考えましょう。