『専門学校とネイルスクールの違いは?』
『専門やスクール以外にも、ネイリストになる方法はあるの?』
高校生や大学生がこの先ネイリストになるための方法とは?を解説します。
それぞれのメリットやデメリットがあるので、自分に合った方法を選びネイリストを目指しましょう!
目次
学生からネイリストになる方法3つ
高校生や大学生が将来ネイリストになるには、3つの方法があります。
- ①専門学校で学ぶ
高校や大学を卒業後に、専門学校でネイリストの技術を学ぶ方法です。 - ②ネイルスクールで学ぶ
高校や大学に在学中でもネイルスクールに通え、卒業後すぐにネイルサロンへの就職を目指せます。 - ③専門・スクール以外の方法
独学、通信で学ぶ、または学ばずにサロン就職を目指す方法です。
下記では、3つの方法それぞれ特徴比較や、選び方の基準、メリット,デメリットなど詳しく解説していきますね。
①専門学校で学ぶ
高校や大学を卒業後、専門学校に進学し、ネイリストになるための勉強を行います。
美容系の専門学校では、ヘア,メイク,ウェディングなど美容職の技術を学べるコースが充実しています。その中でもネイルコースがある専門学校を選ぶ必要があります。
専門学校によって在籍する先生や学べる内容が異なるので、資料を集めてしっかり比較し判断しましょう。
専門学校選びの基準
専門学校を選ぶなら、気にしておきたい3つのポイントです。
ポイント1.講師で選ぶ
- ネイリスト協会の認定講師かどうか
認定講師なら、ネイル検定資格取得に強いです。最新の検定に沿った指導ができ、細かな検定ルールを把握しているので、資格取得率を高めます。 - サロンワーク歴のある講師か
将来ネイルサロン勤務を目指すなら、資格だけでなくサロンワークの技術や対応力、実践力を学べる先生のもと学ぶことがとても大切になります。
ポイント2.学校の教育内容で選ぶ
- ネイリスト協会認定校かどうか
講師と同様に、学校が認定校であるか?も判断のポイントです。認定校は教育内容や環境が高い水準であると認められている学校の証です。ネイル業界は変化も早いので、最新の技術に対応した教育内容を実施しているスクールで学ぶことが大切です。
ポイント3.実践授業の有・無で選ぶ
将来ネイルサロンへの就職を目指すなら、実践経験があると役立ちます。資格取得だけではなく、サロンワークの技術や流れを身に付けておくことでより即戦力として就職しやすく、就職後のネイリストの仕事を想像しやすくなります。
スチューデントサロンを設けている場合や、提携サロンでの実習がある学校だとより良いですね。
ポイント3つが整えばより良いですが、その他にも通いやすさ,学費,コース変更や追加の可否など、いろいろな面から比較し自分に合った通いやすい専門学校を選びましょう!
足りない部分があれば外部で補い学ぶこともできますし、ネイリストは就職後に学ぶ事の方が沢山あります。専門学校では基礎を学ぶ、資格取得を目指す環境として最低限の履修でも大丈夫です。
②ネイルスクールで学ぶ
ネイルスクールは専門学校と違い、民間の教育機関です。そのため個人で運営されるスクールも多いです。
多くの場合、高校や大学に在籍中でも通うことができます。もちろん学校を卒業後にネイルスクールで学ぶのことも可能です。
専門学校かネイルスクールか迷っている方は、それぞれの特徴や違いを参考にしてみて下さい。↓
専門学校とネイルスクールの違い
専門学校 | ネイルスクール | |
学費 | 2年間で約200万 (1級まで取得可) | ネイル検定1級までの場合 50~100万以内 (受講内容により様々) |
頻度 | 基本は週5日 | 週1~3日程度 |
資格 | 1級、ジェル上級まで可 | 1級、ジェル上級まで可 (別途費用で講師資格, エデュケーター資格等、取得可) |
先生 | 主に認定講師, サロンワーク経験者 | 主に認定講師, サロンワーク経験者等 |
生徒 | 主に10代20代 | 10代~40代程度 |
専門学校はこんな方に
専門学校は週5日通い、ネイル以外のヘアやメイクの履修が可能であったり、学費は高額になります。
将来、美容系に進みたいけど、ネイリストになるかどうかはまだ分からない。美容系を総合的に学びたいと思っているなら専門学校が良いでしょう。
ネイルスクールはこんな方に
ネイルスクールはネイルの資格と技術習得を専門的に学ぶことができます。学費は専門学校に比べ安く、通う頻度や資格取得級により学費が変わります。
ネイルの資格と技術の取得を重視し、自分のネイリスト像に合わせて学ぶ内容や先生を選択できるのがスクールです。同世代にこだわりがなければ、スクールがおすすめです。
ネイルスクール選びの基準
今は学生だけど、将来はネイリストになりたい!と決まっているなら、まずは資格取得をメインにスクールを選ぶのが良いです。
学んでいくにつれてや就職した後に、こんなネイリストになりたいな、こんな技術を身に付けたいなと、より明確なネイリスト像が出来てきます。
そうなったら、必要な技術を必要な分だけ学び、身に付けていくことができるのもスクールです!講師やスクールによって特化している技術が違うので、より深く学ぶができます。
資格取得,サロン就職を目指したスクール選び
- スクール選びのポイント1、講師
ネイリスト認定講師なら、ネイル検定資格取得に強いです。最新の検定対策ができ、細かな検定ルールを把握しているので、資格取得率を高めます。
ネイルスクールの講師はサロンワーク歴のある方がほとんどです。検定対策受講とサロンワーク技術の受講は別になっている場合が多いです。 - スクール選びのポイント2、教育内容
ネイリスト協会認定校かどうかも判断のポイントです。教育内容が高い水準であると認められている学校の証です。ネイルの技術は変化も早いので、最新の技術に対応した教育内容を実施しているスクールで学ぶことが大切です。
③専門・スクール以外の方法
専門学校やネイルスクール以外にも、ネイリストになる方法は3つあります!
- 無資格・未経験でのサロン就職
- 独学で資格・技術取得し、サロン就職
- 通信教育で資格・技術習得し、サロン就職
それぞれの良し悪しを理解して取り組めば、学費などの費用を抑えてネイリストになることも可能です!それぞれ詳しく見ていきましょう。↓
無資格・未経験でもサロンに就職する
現在、日本ではネイリストになるために必須の資格や免許はありません。あくまで技術や知識を有しているという証がネイリスト検定やジェル検定です。
検定を取得することで基礎知識や技術が学べ、就職にも有利になります。ですが中には無資格・未経験でも雇ってくれるサロンがあり、専門学校やネイルスクールに通わずにネイリストになることも可能です。
学費が掛からずにネイリストになれますが、低賃金や、研修期間が長いなど、最初の内はサロンで技術や知識を学びながら、施術以外の業務をこなしていきます。
サロン内で学べる環境が整っていることはごく稀です。またサロンによって技術や知識が偏ってしまうため、将来の為にも専門学校やネイルスクールで学び、資格取得をするのがおすすめです!
独学で学びネイリストを目指す
独学は、参考書や動画等を参考に学んでいきます。情報が少ないので、独学での検定取得や技術習得は難易度が高いです。メリットとしては、費用はかなり抑えられ、自分のペースで学ぶことができます。
デメリットは、技術に間違った癖が付きやすい、資格を取得していても講師から学んだ経歴がないと就職に不利など、技術職ならではの厳しさがあります。
通信教育で学びネイリストを目指す
通信教育は、オンラインスクールの様なもので、動画教材が充実しています。独学よりも技術を学びやすく、希望をすれば対面での講師指導も受けられるので、技術の不安や疑問も必要に応じて解決できます。
学費はネイルスクールよりも安く、約20万~70万程度(検定3級~1級程度取得まで)です。コースや通信教育機関にもより異なりますが、安く資格取得や基礎技術習得が可能です。
また、疑問を解決しやすいサポートや、作品の添削指導などもあるので、独学では不安だけど、スクールや専門学校には通えない場合や、ネイルサロンに就職できる最低限の資格取得を目指したい場合におすすめです。
サロンワーク技術やアート技術など、プラスで学びたいことが明確になってきたら、スクールを活用するなど、目的に合わせて学ぶ環境を変化させると良いです!
ネイリストを目指す方法は自分に合わせて
いかがでしたか?ネイリストになる方法は複数あり、どれをとってもメリットやデメリットがあるので、予算や自分のペースに合わせて比較判断してみて下さい。
ネイリストになるために必要な資格の取得、基礎技術の習得ができれば、専門学校、スクール、通信、独学どの方法でもOKなんです。大切なのはネイリストになった後、技術を学び続けることがネイリストの職業です。
サロンに就職後もサロンワークの技術や、接客対応など学ぶことは沢山あります。学ぶことを止めずに、日々進化していけるネイリストを目指しましょう!