ネイルサロンでお仕事をする場合、サロンによってはノルマ制度があることも。
ノルマ制度は働く上で負担になることもありますが、より高い給与や待遇を得られる制度でもあります。
サロンへの就職や転職前に知っておきたいネイリストのノルマ制度について解説します!
ネイルサロンのノルマ制度とは?
ネイルサロンによって制度の内容は異なりますが、一般的なサロンでは主に2種類のノルマがあります。
- 施術売上ノルマ
- 物販売上ノルマ
どちらもネイリスト歴や経験、技術によって課せられるノルマの大きさは異なります。
ネイルサロンでのノルマとは目標値なので、ノルマが達成できないからと言ってお給料がもらえない訳ではありません。反対にノルマを達成することでインセンティブが付き、基本給にプラスされる為高いお給料を目指すことも可能です。
施術売上ノルマ
未経験の場合は始めから売り上げを作ることは難しいので、施術売上ノルマは最低限”自分の給料と同程度”とされることも多いです。給料が20万であれば、施術売上ノルマも20万円。
指名客が増え、経験が増えればノルマの値も高くなります。
上記は一例であり、ノルマの値はサロンによって大きく異なる為、必ずノルマの制度内容を確認しましょう。
物販売上ノルマ
美容商品などを置いているサロンは、物販に対するノルマを設けていることもあります。
物販ノルマのあるサロンはあまり多くありませんが、ネイルに関連するオイルや保湿クリームは施術の流れで購入に繋がることも多い為、接客や営業が得意な方は物販ノルマで給料アップを狙うこともできます。
歩合制とノルマの違い
ノルマは売上目標と言う意味で、歩合制とは異なります。
ノルマは未達成でもお給料が減ることは基本的にありませんが、歩合制は売上の何割かをお給料としてもらう為、売上が0であればお給料も0となってしまいます。(別途基本給や固定給がある場合もあります。)
ノルマを達成すればプラスαがお給料に上乗せされ、歩合制は売り上げるほどをお給料も増え高収入を目指すことができます。
未経験の場合はノルマ制度からはじめ、技術や指名客が付いてきたら歩合制で働くことでより高い収入を得やすくなります。
ノルマ制度の無いサロン
現在では、ノルマ制度の無いネイルサロンが多いです。
ノルマ制度は働く上で的確な目標となりますが、負担や重荷に感じることも多い為、勤務の継続を妨げてしまうことも。
その為、ノルマ制度を無くし働きやすさを重視するサロンも多くあります。
ネイリストは技術力だけでなく接客や経験も大切なお仕事ですので、経験を積み安定的な施術を行なえるようになるまではノルマの無い環境で、丁寧な施術を磨くことも大切ですね。
ネイルサロンの就職を決める前に
今回は一般的なネイルサロンのノルマ制度について解説いたしました。
サロンによってはノルマ制度の内容や仕組みが大きく異なることもありますので、必ず就職先を決める前にしっかりと内容を確認を行って、納得できるサロンを選んで下さいね!