キューティクルニッパーは製品によって刃の長さや形、素材や重さが異なり使いやすさも様々です。
特に初めてのニッパーは、何を基準に選べばいいのか選び方が分からずに迷ってしまいますよね。
そんな時に役立つキューティクルニッパーの選び方と、初心者におすすめのニッパー3選をご紹介します!
目次
キューティクルニッパーとは
キューティクルニッパーは、主にルースキューティクルや伸びた甘皮の除去、ささくれの処理に使います。
ルースキューティクルを除去することでキューティクル周りがすっきり整い、ネイルが塗布しやすくなります。
ネイルが皮膚に付着するのを防いだり、表面のがさつきが無くスムーズに塗ることができ、ネイルのリフト(浮き)防止にもつながり、セルフネイルにも欠かせないアイテムです。
キューティクルニッパーの選び方
キューティクルニッパーを選ぶ際は、4つのポイントに注目して選びましょう!
選び方のポイント4つ!
- ①刃先の長さと厚み
- ②ニッパーのスプリング
- ③ニッパーの柄の長さ・形
- ④ニッパーの素材と加工
①刃先の長さと厚み
キューティクルニッパーを選ぶ時にまず確認したいのは、刃先の長さと厚みです。
刃先が短く薄いほどニッパーが入り込みやすく細かなケアができます。ですが、慣れていないと切り過ぎてケガをすることも多いです。
初心者の方、セルフネイル用に使う方は、まずは短すぎずやや厚みのあるニッパーから使い始めるのがおすすめです。
②ニッパーのスプリング
キューティクルニッパーには、シングルスプリングとダブルスプリングがあります。
シングルスプリングは開閉が軽く、力を入れずに刃を動かせるため疲れにくく、細かなケアを行いやすいです。サロンワークでよくケアを行う方や、ニッパーに慣れている方におすすめです。
ダブルスプリングは開閉が重めで、中央でスプリングが交わる為力のバランスが取りやすくニッパーを安定して動かしやすいのが特徴です。初心者の方にもおすすめです。
③ニッパーの柄の長さ・形
ニッパーの柄の長さや形は、手の形と大きさによってフィット感が異なります。
手の小さい方は柄があまり長すぎないものが握りやすいでしょう。
柄が丸くカーブしたものはしっかり握り、安定したハンドリングをしたい方に。柄がストレートなタイプは軽く包むように持ち、小回りの利くハンドリングをしたい方に向いています。
④ニッパーの素材と加工
一般的なキューティクルニッパーはステンレス製が多く、サビに強く衛生的です。また強度があり、耐久性にも優れている為長く使用することができます。
さらにステンレスに特殊な加工をしたニッパーもあり、刃先が硬く切れ味に優れたものや、表面が艶やかなもの、滑らかな握り心地のものなどがあります。
初心者におすすめのキューティクルニッパー3選
キューティクルニッパーは安価に揃えられる物も多いですが、刃先のかみ合わせがよくない、切れ味が悪いなど品質がよくないこともあります。
下記では初めてでも扱いやすく、本格的に使えるニッパー3つを厳選しましたので、ぜひ参考にしてみて下さい!
Rozally キューティクルニッパー
セルフネイル用に造られた初心者でも扱いやすいニッパー。刃先は3~4㎜と細かい部分にも当てやすく、本格的でほど良い切れ味。
プッシャーとやすりもセットになっておりコスパよく揃えられます!
内海キューティクルニッパーC203
内海はプロ用のニッパーを作るメーカーで、ネイリストでも愛用者が多くいます。
こちらは内海のニッパーの中でも初級クラスにあたり、刃先は3㎜とシャープなタイプで十分な切れ味です。全長は100㎜ほどで握りやすい長さ。
ニッパー初心者だけどしっかりとしたプロ用を使いたい方や、これからネイル検定やネイリストを目指す方におすすめです。
シャレドワ キューティクルニッパー
シャレドワはネイル用品を幅広く扱うメーカーです。初めてのニッパーとして使いやすい4㎜の刃先。シングルスプリングでスムーズに開閉できハンドリングしやすいニッパーです。
セルフ用に手頃だけどしっかり使えて、操作しやすいニッパーを探している方におすすめ。
キューティクルニッパーの保管方法
ニッパーを使用した後はエタノールで刃先を拭いて消毒し、刃先が欠けないようキャップをして保管します。
キャップは主にシリコン製のものや、革製のものがあり刃先を衝撃から保護してくれます。
刃先は欠けたり、曲がりやすいため長く切れ味のいい刃先を保つ為にも、必ずキャップをして保管がおすすめです。
キューティクルニッパーでより綺麗に!
いかがでしたか?
キューティクルニッパーは数万円する高価なものもありますが、自分にフィットするかどうかは人それぞれです。
まずは5,000円以下のニッパーから使い始め、徐々に自分好みのニッパーを見つけていきましょう!